SEO用語解説 - ふ
ブラックハットSEOとホワイトハットSEO
SEO対策にお金でリンクを購入しサイトの検索順位を上げるという手法がありますが、このようなSEO対策のことをブラックハットSEOと呼びます。
ブラックハットSEOには、ロボット検索エンジンを欺くためにページに様々な文字を書くような手法もあります。
ブラックハットSE0とは、スパム的なSEO対策の手法だと言えます。
ブラックハットSEOに対して、ホワイトハットSEOがあります。
質の良いコンテンツを作ることで、他のサイト管理者に評価をしてもらい、その結果リンクしてもらうというSEO対策の手法です。もっとも正統なSEO対策の手法です。
理想的なのはホワイトハットSEOを実践することでしょう。
しかし、現実はそう甘くはありません。
誰もがホワイトハットSEOで成功できるのならば、ブラックハットSEOなど存在するはずがないのです。
ホワイトハットSEOだけで成功できる人は多くありません。
多くの才能と強い意志がなければいけませんし、ホワイトハットSEOだけでやっていける個人や企業は一握りの存在だと言えるのです。
ではどうすれば良いのでしょうか?それはまず厳密なホワイトハットSEOの意味を知ることです。
ホワイトハットSEOの本質は「検索ユーザーが求めるコンテンツを予測して、それを制作し、サイトにアップする」というコンテンツSEOです。
このことを実現するには次のステップを踏む必要があります:
(1)検索ユーザーのニーズを調査する
→ Google上でどのようなキーワードの検索が多いかを知るためのGoogleキーワードプランナーを使ったり、複合キーワードを調査するキーワードサジェストツールを使うことが一般的です。
これらを使えば検索ユーザーが検索している多種多様なキーワードを知ることが可能です。
しかし、このデータだけを見ていてもニーズ調査は不十分です。ニーズ調査を徹底するためにはこれまでどのような質問が自社サイトに寄せられてきたかを集計することです。そうすることにより自社の商品を購入してくれた人、くれそうな人が探している情報が見えてきます。
(2)ニーズ調査に基づいたコンテンツを制作する
→ ニーズ調査によってどのようなコンテンツを作ればよいのかがわかってきたら、次は実際にそれをテーマにしたコンテンツを制作する必要があります。Webページにはテキスト(文字)だけではなく、画像、動画、プログラムなどなるべく多種多様な要素を含めるようにしてユーザーに気に入ってもらえるコンテンツ作りを目指して下さい。
(3)そのコンテンツを速やかにサイトに追加する
→ 毎月1回まとめて数ページをサイトにアップするのではなく、1つのページが完成したら、その都度サイトにアップして更新頻度を高めるようにして下さい。
(4)追加したら即座にPR活動を実施して訪問者を増やす
→ サイトにコンテンツを追加しても、すぐにユーザーは見に来てくれません。その期間を短縮するにはFacebook、Twitter等のソーシャルメディアで告知をすることが効果的です。
その他、新規性があるとっておきのページを作った時はプレスリリース代行サービスを利用すれば数十のニュースサイトにその情報がアップされて、リンクも張ってくれるようになります。
この4つのステップがホワイトハットSEOの基本的な流れです。
この4つを如何に丁寧に、そしてスピーディーに回せていけるかがSEOの成否を決めることになります。
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