SEO用語解説 - し
死筋商品の排除とは
あなたのショップには、商品がたくさんあるでしょうか?
もし、商品がたくさんある場合、その商品はすべて売れている商品ですか?
ショップに売れている商品がたくさんあることは良いことです。
売れる商品がたくさんあれば、売上も伸びていきます。
しかし、売れない商品ばかりがたくさんあるというのは、大きな問題です。
売れない商品ばかりが並んでいるネットショップというのは、中途半端なネットショップであるという傾向があります。
商品を購入するなら、少しでも良いショップから購入したいと誰でも思うはずです。
中途半端なネットショップから、商品を購入したいという人はいないでしょう。
たとえ、売れている商品が1つあっても、その商品が売れていそうにない商品に囲まれていたら、売れている商品の魅力は失われてしまうものです。
ネットショップにある売れない商品という腐ったりんごは、取り除くことが大切です。
売れない商品を排除していくことは、小売業界では死筋商品の排除と言います。
この死筋商品の排除を行うことで、売れない商品にかかる経費の負担などをなくすことが出来ます。
この考え方を徹底した成長した企業が日本のコンビニのトップ企業、セブンイレブンジャパンです。
セブンイレブンにいくと頻繁に新しい商品が陳列されていますが、新商品を陳列するスペースは売れなくなってきている死に筋商品を排除したスペースです。
売れない商品を排除する死筋商品の排除を行うことは、売上を増やすことに繋がるのです。
よくネットショップ運営者が犯すミスが、売れ行きが悪い商品を売ろうとしてトップページやその他のページの画面上のほうの目立つ部分からバナー画像などでリンクを張るというものがあります。
これは一見、合理的な判断に見えますが、これまで売れ行きの悪かった商品の露出を画像リンクによって増やしても、そもそもその商品を欲しがる人が少ないことがほとんどなのでその商品の売上が増えることはほとんどありません。
もし増えたとしても、今現在売れ行きのよい商品、つまり売れ筋商品を販売しているページへの露出を増やしたほうがより多くの売上が立つ可能性のほうが高いのが現実です。
つまり、売れているものはもっと売れて、売れていないものは結局は売れないということがほとんどなのです。
こうした理由からネットショップ運営者は死に筋商品と売れ筋商品をいつも見極める努力をして、死に筋商品の迅速な排除と、売れ筋商品への時間とお金の投資を徹底すべきです。
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