認定SEOコンサルタント養成スクール募集案内
「講座に参加させて頂き、多くの事例や、具体的な方法論を得ることで、自分の得た知識に対し自信を持つ事ができるようになった」
東京校 第5期卒業生
認定SEOコンサルタント養成講座にて、鈴木先生から、実際のクライアント様との経験から得られた貴重なデータや、実際の施策から得られた考察、更には認定コンサルタントの方々より寄せられた、多岐にわたる様々な情報に触れる機会を得る事ができ、貴重な時間であったと過去3回の講座を振り返り、非常に満足しております。
ご指導頂き、誠にありがとうございました。改めてお礼申し上げます。
以下、今回の卒業課題として、認定SEOコンサルタント養成講座にて学んだ事及び、今後の自身の課題を記載させて頂きます。
【 認定SEOコンサルタント養成講座にて学んだ事と得られた事 】
■独学であったことから、認定コンサルタントとしての自信
Google以外、誰も具体的な正解を知る事はなく、仮説と検証から得られた情報より、具体的な方法論を見出すSEO。一見そんな抽象的な知識に見えながら、インターネットの普及に伴い、インターネットマーケティングの一角として欠かす事のできない重要な要素として認知され、直接的な収益を生み出す具体的な手段として多くの経営者に注目されている技術であると言う二面性が、私がSEOに関心を持ったきっかけであり、また、SEO業界に転職した最も大きな理由でもありました。
書籍やインターネット上の情報を基に、独学で知識を高める様努めて参りましたが、やはり、具体的な方法論を知る術は無く、また独学であるが故、自身が蓄積してきた知識が有効な方法であるのか、それとも有効ではないのかの判断がつかず、クライアントに対しても、そして社内においても、自身の知識を基に、対策方法を考え、伝える事へのリスクを常々感じておりましたが、認定SEOコンサルタント養成講座に参加させて頂き、多くの事例や、具体的な方法論を得ることで、自分の得た知識に対し自信を持つ事ができるようになった事が、極めて大きな収穫であったと痛感しております。
特に、コンサルティングとは、クライアントを教育・指導し成功へ導くビジネスであると捉えておりますが、やはりベースとなるのは「人間関係の構築」であると考えると、自身の知識に対する自信は必要不可欠なものであると思います。Give&Takeを成立させるうえでも、自信を持ってクライアントに対し有益な情報や方法論を提示できなくては、人間関係の構築はおろか、教育・指導して行くことはできないと考えます。認定SEOコンサルタント養成講座に参加させて頂き、学んだことや、得られたものは数多くありますが、この自信が得られた事は私の今後において極めて重要なポイントであったと考えます。
■コンサルタントとしての視点と自覚
当初、認定SEOコンサルタント養成講座に参加するにあたり、自身の意識を振り返ると、コンサルタントとしての視点を持っておらず、SEOを学ぶ1人のプレイヤーとしての視点であったことを1回目の講座受講後の課題にて、鈴木先生からのご指導により自覚する事ができました。プレイヤーと、コンサルタントの視点・意識の違いは非常に大きいと実感し、プレイヤーのように自己完結する知識技術の習得ではなく、自身の得た知識を、クライアントへ提供し、如何にビジネスとして継続・活用するかという視点を学べたことは非常に大きく、SEOだけにとどまらず、ビジネス的な側面からも吸収できることが多かったと考えております。また、プレイヤー視点であったことを早い段階でご指摘いただくことで、コンサルタントとしての自覚と、今後の課題を見つける事が出来ました。■自社の現状分析と、今後の課題の明確化
認定SEOコンサルタント養成講座に参加することにより、SEOについての具体的な知識・ノウハウだけでなく、コンサルティングに関する視点を学ぶことができた事を通し、自社の商品・提供サービスにおける課題を客観的な視点から見つける事ができました。(具体的な自社の改善方法・計画は以下に記載します)。
現状の自社の提供サービスは成果報酬SEOサービスではありますが、クライアント様サイトの内部施策に関し深く関与する事無く、ほぼ外部施策(リンク供給)を中心としたサー ビスの提供を主としており、現状においては、比較的に多くの案件において成果達成しておりますが、やはり現状のGoogleの評価基準の変化と、今後のGoogleの変化を考慮して行くことで、既存の提供サービスや手法に依存する事無く変化していかなくてはならない事を強く感じました。
また、契約しているクライアントの中には、内部施策が不十分であり、また内部施策に対し協力的では無いクライアントも多く、結果を出す事が出来ない案件も多数見られています。契約を結んでいるが故、弊社としては対策のためコストを投下するも、現状のGoogleの評価基準を考慮すると、外部対策だけに依存したそれらサイトにおいては、成果を達成する事ができず、未課金のままとなってしまっているなど、悪循環が発生してしまっている事も問題の一つとなります。
これら悪循環の原因の1つに、社内SEO営業チームのSEOに関する知識レベルの乏しさや、クライアントへの説明力不足であると考えられます。
認定SEOコンサルタント養成講座にて得られた知識は、社外のクライアントに対してだけに提供するものではなく、自身が社内において各部署と連携し、各部署のSEOに関する知識レベル向上の為に社内コンサルタントとしての活動を行う事により、自社全体のサービスレベルが向上し、また前述のような社内的な悪循環を改善する事が出来るものと考えられるようになりました。
■情報選別能力を高める核となる考え方と知識
インターネット上は情報過多であり、情報は簡単に入手できるものの、その正確性や、有効性について判断する事は難しく、SEOコンサルタントとしては、情報選別能力こそ重要な能力の1つである事を実感しました。
情報選別能力を高めるには、軸となる自身の考えをしっかりと持つこと。そして、その自身の考えをフィルターとし、流入してくる情報を選別する事だと考えます。この、情報選別能力の核となる考えや知識を、認定SEOコンサルタント養成講座でインストールできた事は非常に大きく、今後の情報収集の判断指標として非常に役立つと考えております。
特に、昨今のGoogleの評価基準の変化と、Google自身が展開するウェブマスターとの心理戦(直近においてはペンギンアップデートをはじめとする外部リンクの撲滅キャンペーン)など、Googleから発信される情報だけに依存しても、SEOには勝てないと考えます。
現状のGoogle の評価基準や発言の意図を冷静に分析把握し、客観的な視点から有効な手法を考える事が重要であると考えます。
【 今後の課題 】
■【個人】SEOコンサルティング経験を積む
認定SEOコンサルタント養成講座にて、様々な知識や、ノウハウを学びましたが、やはり今現状では知識までであり、実際に知識を活用し、知識の活用方法を体得しなくては、技術にまで昇華させる事は難しいかと思います。実践においては、例外的に発生するような問題、クライアントに対し説明することが難解な事例に遭遇する事が多々あると思いますが、そのような状況下において得られる経験こそ、知識に枝葉をつけ、技術へと昇華させるものであると考えます。
幸いにも、現職においてSEOに関わり、日々難解な事例を見ておりますが、それらをクライアントが納得するよう説明する説明力と、クライアント目線でのケア、絶対的な信頼の獲得を手にする為には、コンサルティング経験を積み重ねることこそ重要であると考えております。
■【個人】多種多様な業界の独自性や特徴について知識を深める
インターネットマーケティングに関する知識や、SEOだけでなく、コンサルタントとして活動するに当たっては、様々な業界の様々なニーズに対応する必要性が発生するため、各業界に対する知識や、マーケティングの独自性を理解し、効果が望めるワードなどを収集、知識を深める事が望まれると考えます。また、この各業界に関しての情報収集においては、直接的なクライアントからの情報収集ほど重要な情報源はなく、鈴木先生同様に、各クライアントから得られた情報を自身のデータとして記録していくことが望まれます。
自身の知識をクライアントへ提供し、自身の今後につながる情報をクライアントより吸収する。コンサルティングという立ち位置から、提供・提案することのみに視点が向いてしまいがちですが、クライアントからも学ぶ姿勢を常に持つことが重要であると考えています。
■【個人】ネットワーク・コネクションを持つ
クライアントに対して提案できる幅を広げる為や、クライアントのSEOの成果達成の為、また、総合的なサポートレベルを向上させる上でも、WEBマーケティング及び、WEB制作に関する様々な業種のプロフェッショナルとネットワーク・コネクションを構築していく必要性があると考えます。
現在、自社のネットワークは会社間でのネットワークはあるものの、やはり自らも積極的にコネクションを持ち、クライアントに対し提案できるような、信頼・信用できる外注先や、コネクションを作っていく必要性があると思います。
コンサルタントとして、会社を信頼して貰う前に、私自身の対応力・提案力により、クライアントの満足度を変化させる事が出来ると考えます。
■【会社】自社におけるSEOの普及活動
前述のとおり、客観的に自社のSEOにおける知識レベルを考慮するに、営業部の知識不足・説明力不足が見受けられ、受注後における多くの悪循環を招いているものと判断されます。
今後、課題になるであろうポイントとしては、いかに社内において、特に営業サイドの内部対策の知識レベルを上げ、クライアントに対し的確な指示・情報提供を含めたアプローチが行えるかが重要となってくると判断しております。認定SEOコンサルタント受講以降、自身としては、営業部へのSEOの普及活動を実施し、それぞれの対応力・営業力の向上を目的とした社内勉強会を定期的に実施する事を計画しております。
自社のサービスの提供フローを考慮しますと、営業サイドの、対応力向上は、受注するクライアント様の意識レベルも向上させ、相対的に成果に現われるものと考えております。
■【会社】リンク施策に依存したビジネスからの脱却
今後の弊社のサービス展開において、いままでのようなリンク提供を中心としたサービス展開に依存する事無く、コンサルティング的要素を強めていくことは事業を成長させることに必須であると捉えております。取り掛としては、まず既存クライアント様へ、新しいSEOプランの提案を行い、内部施策をパッケージとしたSEOサービスの提供を呼びかける事が重要であると考えます。
特に、パンダアップデートや、ペンギンアップデートなど実施されて以降、クライアントの多くで、被リンクに対する意識が変わってきており、” 被リンク = 危険 ”という意識が漂い始めている中で、内部対策に対し具体的な知識を持つ事は、クライアントにサービスを継続してもらう上での重要なポイントとも成り、また、信頼・信用を獲得するために最も優れた切り口であると考えます。
また、リンク対策を敬遠したり、慎重になるWEBマスターが少なからず増えている中で、内部施策に関するコンサルティングと、リンク提供をはじめとする外部施策を、バランス良く提供する事ができれば、弊社の提供するサービスは、内部施策だけを実施するだけのコンサルティングに比べ、比較的に早い段階での成果達成が望む事ができ、現段階では利があると考えます。
【 今後の懸念点と質問 】
■SEO業界・SEOサービスの今後について
今後更にインターネット利用者が増えることにより、WEBサイトからの集客・インターネットマーケティングが現在よりも重要視され、より一般的な集客手段として、大手企業・中小企業だけでなく、個人レベルにまで広がりを見せる事は容易に推測できますが、個人的な見解と予測としては、Googleは検索ランキングをより高いレベルでパーソナライズ化して行くのではないかと考えております。
検索ユーザー個人個人の、趣味趣向、興味関心、過去の検索履歴に併せた検索結果を作り上げる事は、広告主のニーズを満たすことにもつながり、Googleの広告収益の向上につながる方法の1つであると考えますし、パーソナライズ化が進むことにより、検索ランキングの結果が多様化し、SEO自体のサービス提供が困難になることが想像されます。
上記は、私の想像ではありますが、現在弊社が提供しているような検索エンジンランキングでの順位だけを対象とした成果報酬SEOサービスの需要は低下し、SEOを含む、WEBマーケティング全般のコンサルティング需要が高まりを見せると考えております。
私としては、上記のような推測の基、現在自社の提供サービスである成果報酬SEOだけに依存することなく、今回の認定SEOコンサルタント養成講座の出席をきっかけに、既存クライアントへのコンサルティングを提案して行こうと考えております。
今後のSEO業界・SEOサービスについて、鈴木先生の見解があれば、ご教示頂けると大変参考になります。
講師からのコメント:
おっしゃるようにSEO対策だけでは顧客は満足しません。あらゆる集客の手段を提案して成功に導く必要があります。
ただ、それでも最もクライアントの信頼を勝ち取りやすいのはSEO対策です。検索順位がパーソナライズしたときは、グーグルからの1日の流入というアクセスを指標にしたほうがよいです。それで課金することもアクセス解析ログがあれば可能です。すでにそうしたことに取り組んで商品化している卒業生もいます。
非常に謙虚な姿勢でスクールを受講して大変だったとおもいます。しかし、その素晴らしい姿勢の賜物として、期待された成果をあげたことがわかります。
それは単なるプレーヤー視点ではなく、プレーヤーを育てることができるコンサルタント視点とビジネス視点です。
また、従来のリンク対策主義ではもはやSEO対策は成功できないが、それでもリンク対策は建物でいえば基礎であるというその微妙な重要性もわかっているようです。安心しました。
そして情報の選別についても非常に深く考えているところがすごいです。
これからはその持ち前の謙虚さで活躍することを信じています。