今回、この講習に参加させていただいた目的は、これまでWebディレクション業務の仕事をしてきたなかで、制作後最終的にSEOの分野はSEOの会社へ発注するという流れに多く不満を感じたことがきっかけでした。
私としては、クライアントからWebサイトを制作させて頂くのであれば、制作させて頂いたサイトがどのように検索順位にいるのか？検索されているのか？を最後まで責任を持って制作にあたりたかったのです。

特に今はスピードが重要視される時代です。
昔のように、企業でサイトの制作のプロジェクトが立ち上がり、１ヶ月から２ヶ月の時間を掛けてサイトを世の中にリリースする時代では無いと考えています。

これからはWebサイトのコンセプトが決まれば、早期にキーワードなどを決定し、すぐにドメインと取得、WordPressなどのCMSを使い１日から２日以内にWebサイトをサーバにアップロードします。例え正式なサイトオープンが１ヶ月後だとしても、コンテンツの内容が揃っていなくても、ご案内のページだけでも先にアップロードするべきだと考えています。
Webサイトのアップロード遅くなれば遅くなるほど検索効果的にもマイナスだと考えるからです。

これまでのWeb制作のフローは、クライアントからWebサイトの制作プロジェクトが立ち上がり→Web制作会社に発注→サイトのデザインを含めたコンセプト・コンテンツの打ち合わせ→制作→修正→SEO会社が参加して検索最適化の方法を指摘→修正→完成→アップロードでした。

今回学ばせて頂いた知識を活かし、今後はWebサイトの制作に合わせてSEOコンサルティングの業務も同時に発注を受けることにより、これまでのSEO会社へ外注していたコストをダウンすることが可能となり、制作の打ち合わせ段階から、検索最適化を含めた制作の打ち合わせが出来るようになり良質なコンテンツの制作と、業務の幅を広げることが出来ると考えております。

「良く検索される」、「検索結果が上位に上がる」などWebサイトについて考察してみると、Webサイトがいかに魅力的なのか？またどれだけ専門的でその内容が豊富なのか？とう言うことが重要な要素に繋がるのではないかと考えます。
以前のように、作為的に業者などの力を借りて被リンクを集めるものとは大きく違い、広く支持されるサイト作りが基本だと感じました。
魅力ある、内容の濃いサイトであれば、当然ユーザーから広く支持され、アクセス率も被リンク率も当然のように多くなってくると思われるからです。
SEOコンサルタントとしては、いかにクライアントのサイトを魅力あるコンテンツに溢れた内容のサイトへと導けるのか？また、限られた時間内でいかに効率良くご指導出来るのかが必須の要素（条件）であると考えられます。
クライアントが超一流の大企業ならともかく、一般的な企業あるならば、サイトのスタート時点から１００点以上の形でスタートできるわけでもないことが想像されます。
そこで私たちSEOコンサルタントがクライアントから必要とされるチャンスが生まれるのだと思います。鈴木先生の教えていただいた作為的でないテクニックで今後は未知のクライアント様へ貢献していきたいと考えております。

第3回目のコンサルティング実習で、大まかにコンサルティングの流れを再確認させていただいて、全体的なコンサルティングのやり方が理解出来ました。
当然すぐに実践とは行きませんが、グループ会社のWebサイトなどに今回教えていただいたテクニックを反映して、より多くの経験を積みながらコンサルティングとしての自信を確立していきたいと考えております。

日々変化のある業界です。毎日常にアンテナの感度を上げながら、一流のコンサルティングと、集客力のあるコンサルタントを目指して参りたいと思います。3ヶ月の長い間の講習ありがとうございました。

講師からのコメント：
過去３回の授業を表面の情報を理解するだけではなく、非常に深く考え、どうすれば現実に活用できるかを考えぬいたことがわかる優れた感想です。
特にスクールの主眼である一流のSEOコンサルタント、Webコンサルタントになるための視点をしっかりと持っています。実践していけば必ずご成功なさる方だと確信しました。お会いできてよかったです。