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「ウェブマーケティングの企画立案作業の面白さが見えて来ました」

東京校 第1期卒業生

◎授業を通じて気づいたこと

実は2年ほど前に、鈴木先生の「ヤフー!グーグル SEO対策テクニック」を購入しており、これをある担当者にポンと手渡し、「これでちゃんとやっといて」と任せ切りにしていました。でもその後も何ら実践に移されることなく、弊社のSEOへの取り組みはそのままになっていました。またその事実を私自身が意識することもありませんでした。自分が思わないことは社員はもっと思わない。ですので、SEOの存在はありませんでした。

今回私が直接セミナーに申し込み、日帰り出張でバタバタとご迷惑をかけつつ受講したのは、クライアントの要望の強さもさることながら、自分らがウェブサイトをなんら使いこなせていないという負い目からでした。

綺麗には出来上がるけど、成果を産まない。クライアントが使いこなせず、放置されている「作品」が増え、そしてそれらのいくつかが消えていったことに、自分らがクライアントに貢献出来ていないことを痛感させられました。

クライアントに貢献できない企業は存続できない。そのことはよく理解できていたため、何とかしないといけないという危機感だけはありました。

今回自分自身が参加し、学び、実践してみて思ったことは、現在のネットマーケティングは実践した者のみにしか理解出来ない領域が大きく、わかったつもりで通説を語っているのと、実際に自分で検証した者とのあいだでは大きな隔たりがあるということでした。

今回のテキストの冒頭に力説されていたように、
 ・最新の情報
 ・人を動かすことの重要性
 ・実践重視
 ・情報ネットワークを持つこと
の意味は、参加してよくわかったように思います。

また自分でキーワードを決め、検索したり、被リンクを調べたりする中で、「ではこれは?」「なぜこうなのか?」などと疑問が次々とわき、さらに調べていくことは非常に楽しいことでした。反面、慣れない自分にとっては非常に集中力を必要とし、ある程度まとまった時間を確保して一心不乱に行わないと成果が上がらず、学習時間の設定にやや苦労しました。スミマセン言い訳です(苦笑)。しかしわからなかったことが徐々に見えてくることは楽しい上に、自社の業績につながるとあって、これだけをやっていたいという衝動もあります。

ありがたかったのは、鈴木先生の講義のライブ感が素晴らしく、4時間が毎回あっという間でした。それなりにうまい方のセミナーに参加してきましたが、それでも4時間は結構疲れます。たぶん一方的に受けているのではなく、対話をしているような形式だったから疲れ知らずだったのだと思います。自分もこういうセミナーができるようになりたいと思います。資料だけくれればそれでいい、と思えるセミナーも多い中で、このたびはセミナーの意義を再確認しました。ありがとうございます。

◎新しく学んだこと

大きく分けて3つあります。

1 SEOの実践的な理論
2 検証と実践を繰り返すワークスタイル
3 収益を産み出していくプロセス例

1 SEOの実践的な理論

検索キーワードとSEOおよびサイトプランニング、内部要因、外部要因。学習テーマは大きくはこの3つだったと思います。

特に私には第一回の目標設定が非常に参考になりました。

SEOをとらえどころのないサーチエンジン攻略法と誤解していたのですが、クライアントの事業をよく理解し、それに合わせた大目標、中目標、小目標を設定し、さらに末端のサブページにまで目標キーワードを設定していくという作業は目からウロコでした。また第二回、第三回で知るわけですが、そのサブページにも一つ一つブログやサテライトサイトからリンクを張り、またサテライトサイトもしっかり更新をしていくという、なんときめ細かい管理であることか。月に1、2件のニュースもあげられないサイト運営者はとっとと辞めてしまうべきだと、自戒した講義でした。

そこで述べられていたプランニングも、あとからの実践編も、曖昧さのない具体的アドバイスで、これも実践者、検証者の迫力を感じました。やる事はとても地道で、とくに各ページのキーワードと順位を記録していく管理簿の存在は自分にとっての一番の驚きです。あの管理簿のサンプル、可能ならぜひまたみたいです。

2 検証と実践を繰り返すワークスタイル

プロジェクタで映しだされていた実在するホームページを教材に、実際その場で検索してみせ、被リンクや検索順位、表示ページの内容などをどんどん見ての進行でした。ソースコードをぱっぱと見て、次の検証に入る。たぶん日頃されていることなので、その手続を目の当たりに出来るオープンさは他に変えがたいものです。

綺麗にまとめられたプレゼン資料を追っていくよりも、実際のオペレーションを見ることが何よりでした。はじめはどこをみていいやらついていけてない自分がおりましたが、第三回ともなると、何をするか予想ができるようになり、宿題であーでもないこーでもないと、自分で実践してみた成果が出ていることを実感しました。

さらに被リンクを獲得するアイデア集は、あの手この手ともいえるものでしたが、それだけいろいろ思いつく必死さを私も持つべきです。

3 収益を産み出していくプロセス例

第三回の集客のプロセス、試行錯誤の歴史は非常に価値の高い講義だったと思います。

どうやって集客し、どうお金を生むか。この掴みどころがなく、通常クローズされている情報をオープンにされ、参考事例として紹介していただくなど、聞いたことがありません。しかしこの情報が自分にとっての来年への戦略立案にどれだけプラスになったかしれません。こんな考え方、こんな行動があるのか、と自分と比較し、いろいろと考えさせられました。考えるとキリが無くなり、あちこちに思いが飛ぶのですが、それほどに示唆にとんだものです。

ウェブマーケティングだ、SEOだといっても、それは商売繁盛のためであり、それは自分の商売でもありますので、収益というものにフォーカスしない技術論、精神論は当日だけの満足、使いなかった時間投資ということになっていまいます。

今回のセミナーは技術講習ではなく、経営者、ビジネスマンのためのウェブサイトを通じた実践経営セミナーであったと信じており、すべての会社社長、ウェブマーケティング業務担当者にそう受け取っていただきたいと感じました。
おかげさまで、来年、そして3年後への考えの下地ができたように思います。

自分自身の課題

3回の講義で自分のSEO、ウェブ集客への本当の取り組みはようやく始まったといえます。体系的な実践理論をたった3日で受講できたのはありがたかったです。
今後はテキストにある内容を一つ一つ、自社のサイト群、クライアントのサイトの日々適用し、成果をあげて確かめていかなければなりません。

形で出てないで語るのは単なる受け売りでしかありません。
そのため、まず多くの実践を積みたいと思います。

実践を通じたからこそ自信を持って言えるわけですから。

私の地元のウェブマーケティング力の遅れは売る気の欠如にもよるのではないかと思います。今回の学習の中で出てきた現在のSEOへの取り組みは、最初、そこまでやる?と思った様々なテクニックですが、そこまでやらないと勝ち残っていけないインターネット上の競争の激しさ、そしてインターネット上で企業の勝敗が決る時代になりつつあることを教えてもらえたと思います。

私は地元への奉仕の心を持っているつもりですので、アメリカや東京で起きている見えない競争が近い将来地元でも激しくなることを理解させ、多くの勝者をつくっていけるように取り組みたいです。私も経営者の端くれですので、経営者の悩みの一端は理解しているつもりです。ですので、その悩みをホームページでどれだけ軽減できるか、それらの話をウェブを苦手とする人にも理解できるよう言葉を選んで伝え、経営者層が大きく変わるような地元に変えていきたい。本をポンと渡しただけだった頃の自分と同じレベルの人を放置してはいけないと思っています。必要なことは分かっているけれども社内の仕組みができていない社長さんたちと話していきたいです。

まだ自社サイトが改修前なので、全日本SEO協会からリンクされると恥ずかしいと思いつつ、自分の目標をたて、自分がリーダーに立って自社のウェブ集客を一つの完成に近づけたいと思います。これは実践経営セミナーだったという理解から。

2011年の目標は、 検索キーワード「●●●●● ホームページ制作」で1位をとること。

戦略立案とはただ空想の時間を費やすのではなく、今回のレポート作成時の頭のように、どこからどうつながっていくのかを詳細にイメージし、すべてがつながったとき、戦略と呼べるのだろうと思います。

一見単純な作業が、大きな蜘蛛の糸の要の部分かもしれないということを知ると、このウェブマーケティングの企画立案作業の面白さが見えてきます。
貴重な経験でした。ありがとうございました。
今後ともよろしくご指導ください。

講師からのコメント:
自分のことばかり考えているのではなく、常にクライアント、社会の役に立ちたいという清らかな精神に満ちている素晴らし感想です。今後もそのお考えで守るべき人たちを守り、豊かになるべく人たちを豊かにしてあげられる力をつけて下さい。そして周りの人たちを幸せにしてあげてください。

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