(3)安全なリンクとは何か?
今回はリンクプログラムについての3つ目の注意事項である:
・アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト 投稿キャンペーン。
と
・自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。
について考えてみたいとおもいます。
まず、
・アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト 投稿キャンペーン。
について考えてみましょう。
アンカーテキストリンクというのはリンクテキストのことです。
リンクテキストに上位表示したい目標キーワードを含めると上位表示に貢献します。
例えば他人のサイトからリンクをしてもらう時に「鈴木食品」という言葉でリンクを張ってもらうよりも「おいしい冷凍食品」という言葉でリンクを張ってもらった方が「おいしい 冷凍食品」や「冷凍食品」で上位表示されやすくなります。
しかし、効果があるからといって大量にそうした言葉、つまりアンカーテキストリンクにキーワードを含めたリンクを張ってもらうとGoogleのガイドライン違反になり、Googleから手動によるリンクに関するペナルティーを与えられて検索順位が上がるどころか、下がる結果になります。
こうしたリンクが一件もあってはならないという意味ではありません。
100件リンクがあった場合、そのうち1割くらいそうしたリンクがあっても問題はありませんし、上位表示効果が出ます。
重要なのは残り9割くらいが単純な会社名でのリンクや、http:// というURLをテキストに含めたリンクなら大きな効果が出ないのでGoogleはペナルティーを与えることはありませんし、リンクを張ってもらっている限りリンクテキストに目標キーワードが含まれていなくてもGoogleが高く評価するサイトからのリンクなら大きな効果があります。
(Googleが高く評価するサイトというのは releted:http://www.ドメイン.com でグーグルで検索したときに関連ページが出てくるサイトまたはページです。またはページランクが0でもついているページランク圏外ではないページです)※注:ページランクは2014年10月以降更新されておらず今後は更新されないだろうとGoogleのスタッフが非公式に発表しています。
次に「大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト 投稿キャンペーン」というのはどういう意味かというとアーティクルというのは記事という意味ですので、たくさんの人達にお金を払ったり、便宜を供与して自社サイトにリンクを張ってもらうことは違反だということです。
例えば、既存客500人に「うちのサイトにリンクを張ると100円差し上げます」だとか、「うちのサイトにリンクをQUOカード500円を抽選で10名の方にプレゼントします」または、「うちのサイトにリンクを楽天ポイントXXXを差し上げます」というようなキャンペーンをGoogleに知られるほど大規模に行うことはよくないという意味です。
次に
・自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。
というガイドラインは何を意味するかというと、「ソフトウェアを使うと自動的に自社サイトへのリンクが増えてゆくもの」等があります。
これは現在では禁止事項ですので、自動的に次々にリンクを増やすシステムを使うことは許されません。
急激にリンクが増えたのに、リンク先のサイトのアクセス数が増えていないかどうかをGoogleがチェックしていますのでこうしたリンクを増やさないようにして下さい。
新時代のリンク対策は数ではなく質です。
ただし、そうしたリンクは中々集まるものではありません。人脈や企業の取引先など実際に関係性があるところから先ずリンクを張ってもらうようにして下さい。
最も手っ取り早い方法が取引先のためにお客様の声を書いてそこからリンクを張ってもらうことです。
そのリンクが何故とても良いのかというと取引先のサイトに訪問したビジターが「どんなところがお客様の声を書いているのだろう?」と気になってリンクをクリックしてくれるからです。
こうした一定数のビジターがクリックしてくることが期待出来るリンクをいかに集められるかが今後の勝敗の分かれ道になります。
その他集め易いリンクとしては事例、インタビューに協力してリンクを張ってもらうこと、デザイン見本サイトに登録してウェブデザインのインスピレーションを得ようとするデザイナーさんたちに見に来てもらうことです。
ぜひ出来そうなところから着手して下さい。