HOME -> 「SEO対策サポートニュース」バックナンバー -> 【重要】今月7月24日がSSL導入期限!

【重要】今月7月24日がSSL導入期限!

検索エンジン対策セミナー参加者様のための・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
SEO対策サポートニュース 2018年7月9日号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         発行:一般社団法人 全日本SEO協会
         https://www.web-planners.net
         編集・執筆:鈴木将司
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このニュースはこれまでに一般社団法人 全日本SEO協会 主催の検索エンジン対策
セミナー・商用ホームページ運営セミナーに参加頂いた方、著書、DVDをご購入
頂いた方に無料サポートの一環としてお送りさせて頂いております。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1、【重要】今月7月24日がSSL導入期限!
~ Chrome画面上部に「このページは保護されていません」が表示される日が来る ~

2、『7つの必勝テンプレートで最短上位表示を狙う』セミナーを全国4箇所で開催
~ 上位表示サイトを徹底分析して分かったSEOに強いページ設計術 ~

3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1、【重要】今月7月24日がSSL導入期限!
~ Chrome画面上部に「このページは保護されていません」が表示される日が来る ~

今年2月に「ついにGoogleが全ページSSL化していないサイトは「保護されていません」とChromeに表示することを決定」
https://www.web-planners.net/blog/archives/000280.html
でご報告したように、今月7月にサイト上のあらゆるページがSSL化されていない場合、それらのページをChromeブラウザ上で見たユーザーの画面上部に「このページは保護されていません」が表示される日が来ます。

問題は7月のいつにそれが起きるかですが、Chrome公式サイトの
https://www.chromestatus.com/features/schedule
に発表されているChromeの新バージョンChrome 68に切り替わる日は7月24日だということがわかりました。

Chromeブラウザは日本で最もユーザー数が多いブラウザのためこの影響は少なくないはずです。
「このページは保護されていません」というニュアンスの表示がPC版Chromeの一番右上に表示されることにより不安感を覚えるユーザーがサイトから離脱することはあまり無いと思います。

しかし、現時点でもSSL化されていないページには「!」というマークが表示され、その部分をクリックすると「このサイトへの接続は保護されていません:このサイトでは機密情報(パスワード、クレジットカードなど)を入力しないでください。悪意のあるユーザーに情報を盗まれる可能性があります」とかなり強いトーンで警告を発しています。

パスワードを入力しなければユーザー登録によって成り立っているビジネスは影響を被るでしょうし、クレジットカード入力がされなくなればオンライン決済により売上を増やしてきた企業はお金の流れが悪化して業績に悪影響を及ぼすはずです。

この他にもSEOに直接的な悪影響が及ぼされる可能性があります。それはGoogleがこれまでも過去数年にわたって段階的にサイトをSSL化(暗号化)していないサイトに警告を発してきたからです。
HTTPSをランキングシグナルに使用します(2014年8月7日)
https://webmaster-ja.googleblog.com/2014/08/https-as-ranking-signal.html

HTTPSページが優先的にインデックスに登録されるようになります(2015年12月18日)
https://webmaster-ja.googleblog.com/2015/12/indexing-https-pages-by-default.html

ChromeのHTTP接続におけるセキュリティ強化に向けて(2017年7月21日)
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/07/next-steps-toward-more-connection.html

SSLは今日無料でも導入できますので、自社が運営する全てのサイトの全てのサイトに導入していない方は今月7月24日までに完全に導入すべきです。

無料SSLについては「SSL導入前に注意すべきことは?」
https://www.web-planners.net/blog/archives/000257.html
に詳細があります。

ただ、不思議なことにこれまで私の周りではSSLを導入したあとに明らかにそれが原因でGoogleの検索順位が上がったことは見たことも聞いたこともありません。

しかし、SSLにしてから検索順位が落ちたという話は頻繁に聞きます。

その理由は、SSLを導入する前のURL
(例)
http://www.suzuki.com
にアクセスした時に

SSLを導入した後のURL
https://www.suzuki.com
に自動転送をし忘れている場合です。

トップページだけではなく、下層にあるページのURL
(例)
http://www.suzuki.com/shouhin0059.html
にアクセスした時に

SSLを導入した後のURL
https://www.suzuki.com/shouhin0059.html
に自動転送をし忘れることも許されません。

SSLを導入するときはかならずこの自動転送を忘れないでください。

SSLを導入するのは面倒ですし、サイト上にFacebookのいいねボタンの数を表示している場合はURLがhttpからhttpsに変わるため数値はゼロからのスタートになってしまいモチベーションに響くこともあります。

しかし、現在のWebを取り巻く環境は個人情報保護強化一色といってよいほどですのでネットでビジネスをする者としては義務として行うべきです。

今日もニュースサイトには「日本企業初の「GDPR」違反の可能性、プリンスホテルなど」
https://diamond.jp/articles/-/174282


というようにEU政府が施行した個人情報保護規制のGDPRに日本の企業が始めて違反され高額な罰金を取られる可能性が生じたそうです。
この記事によると「注意したいのは、GDPRはデータ侵害の発覚をもって即、制裁金を科すという類いの法律ではないことだ。監督機関がより重視するのは、GDPR対策への姿勢で、取り扱う個人情報の中身や個々の企業の事情に見合ったセキュリティー対策をしっかりとその組織が行っていたのかといった、取り組みのプロセスだ。」ということです。

社会的に見た時にやるべきことを事前にやっていないということが発覚すると大変なことになるようです。

やるべきことが明らかだと社会が認識しているときは、かならずそれをやらなくてはならない。それが新しいネットを使ったビジネスの常識になりました。これからもこうした動きから目を離したり、実施すべきであり、出来たことを実施せずに事件を起こす事は許されません。これが新しいネットを使ったビジネスを営む企業や人が守るべきルールです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2、『7つの必勝テンプレートで最短上位表示を狙う』セミナーを全国4箇所で開催
~ 上位表示サイトを徹底分析して分かったSEOに強いページ設計術 ~

先週の金曜日に名古屋で最新のセミナー「7つの必勝テンプレートで最短上位表示を狙う」を開催しました。

強風にもかかわらずほとんどの方が欠席せずに受講していただきました。

このセミナーのテーマは今のSEOで勝ち抜くための究極のテーマです。

それは「SEOは業種によってやり方が変わってきており、自分の業種や狙っているキーワードに適したSEOをしないと勝てない」という問題です。

このセミナーではズバリ、業種毎、キーワード毎に7種類の上位表示しやすいページ設計法、サイト設計法を解説します。

単なる小手先のテクニック、長持ちしない表面的なものではなく、検索ユーザーのニーズを満たすための普遍的な法則に沿ったWebページの作り方を解説します。

自社サイトの上位表示をするためのノウハウを知り何の迷いもなく、最短での上位表示を目指したい方はご参加下さい。

セミナーの詳細はこちらをご覧ください
https://www.web-planners.net/hisshou-template.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)

Q:歯科医院の経営者が変わります。名前ととメインも変わります。
現在のサイトのSEO対策は継承できる方法はあるでしょうか。
(匿名希望)

A:サイトのテーマは歯科医院なので継承することにより有利なスタートを切れるはずです。
順位も恐らく最初からこれまでと類似した順位のはずです。

後は、新しい方のやる気次第なので、ユーザーに有益なお役立ちコンテンツを追加していけば良いと思います。


≫「SEO対策サポートニュース」バックナンバー一覧に戻る