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スマホ対応をしていないサイトにGoogleから警告が来る!!

検索エンジン対策セミナー参加者様のための・・・
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SEO対策サポートニュース 2015年3月23日号
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発行:社団法人 全日本SEO協会
http://www.web-planners.net
編集・執筆:鈴木将司

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このニュースはこれまでに社団法人 全日本SEO協会 主催の検索エンジン対策
セミナー・商用ホームページ運営セミナーに参加頂いた方、著書、DVDをご購入
頂いた方に無料サポートの一環としてお送りさせて頂いております。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1、スマホ対応をしていないサイトにGoogleから警告が来る!!

~ 4月21日までにスマホ対応をしないとスマホ版Googleでの順位が落ちる ~

2、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)


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1、スマホ対応をしていないサイトにGoogleから警告が来る!!

~ 4月21日までにスマホ対応をしないとスマホ版Googleでの順位が落ちる ~

Googleがウェブマスターツールを使っているユーザーに重大な警告メッセージを送るようになりました。

それは次のような警告文です・・・
「http://www.●●●.com/ でモバイル ユーザビリティ上の問題が検出されました2015年3月19日

http://www.●●●.com/ のウェブマスター様
Google のシステムは、貴サイトの 394 ページをテストし、そのうちの 100% に重大なモバイル ユーザビリティ上の問題を検出しました。
この 394 ページの問題の影響で、モバイル ユーザーは貴サイトを十分に表示して楽しむことができません。
これらのページは Google 検索でモバイル フレンドリーとは見なされないため、スマートフォン ユーザーにはそのように表示、ランク付けされます。

この問題の修正方法:
1 問題のページを特定する

サイトで検出されたモバイル フレンドリーではないページのレポートと、検出された問題を確認します。
モバイルの問題を調べる

2 モバイル フレンドリーなページの作成方法を確認する

サイトは、さまざまな技術を利用してモバイル フレンドリーにすることができます。
特に、ウェブマスター ツールで指摘されている問題について情報を確認します。
ガイドラインに従う

3 サイトのモバイル ユーザビリティ上の問題を修正するサイトがモバイルフレンドリーになるよう問題を修正します。

ご不明な点がある場合


・Wordpress、Joomlaなどのソフトウェア(CMS(コンテンツ管理システム))でサイトを作成している場合は、CMS をモバイル フレンドリーにする簡単な手順をご覧ください。
・デベロッパー サイトでモバイル フレンドリー ウェブサイトの作成方法をご確認ください。
・サポートが必要な場合は、ウェブマスター セントラル フォーラムをご利用ください(メッセージ タイプ [WNC-451500] の件である旨をお知らせください)


という内容のものです。

このメッセージは数カ月前から一部のウェブマスターだけに届けれておりましたがより大規模に今回この警告メッセージを発するようになりました。

4月21日までにモバイル対応しなくてはならないという仕事が突然発生して多くの企業が今その対応に追われています。

この事は2月27日にGoogleがGoogleウェブマスターブログ
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html
で発表した時以来のことですが、今回の個別にサイト運営者に警告文を発するという
ことにより加速するようになりました。

すでにモバイル対応していると思っている方でも、例えばPCサイトのページが100ページあり、モバイルサイトを20ページくらいしか作らないという部分的にスマホサイトを作っても不十分です。

今回Googleが私達に求めているのは「全てのページをスマホ化」することです。
PCサイトに100ページあるのに、重要ページだけをスマホ化するというのでは駄目です。

何故ならGoogleの検索エンジンはPC版Googleであれ、スマホ版Googleであれトップページや重要ページだけを検索結果に表示するのではなく、ありとあらゆるページを表示するページ検索エンジンだからです。

読者の皆様はこのことを確認して至急すべてのページをスマホ化することを始めて下さい。
そうしないとスマホ版Googleでの御社のサイトの検索順位が落ちて、スマホユーザーからのアクセスが減ります。

そしてそのことは近い将来御社のサイトのアクセスが減ったとGoogleが判断してPC版Googleでの検索順位も下げることが予測されます。

全ページスマホ対応するにはGoogleが最も推奨するレスポンシブウェブデザインに今のPCサイトをすることです。そうすればスマホで見た時に自動的にスマホ用のレイアウトに変形します。
これは最も長期的には安上がりです。

それが無理な場合は、WordPressなどのCMSでPCサイトを運営している方は、動的配信(ダイナミックサービング)でサイトを作り直すことでも十分です。

問題が誰がスマホ対応の作業をするかですが選択肢は

(1)スマホ化の技術がある企業にレスポンシブウェブで全ページを作り直してもらう
(2)自社でスマホ化の技術を学ぶ全てを自社で行う
(3)レスポンシブウェブのテンプレートを入手してそこにこれまで自社PCサイトに掲載してきた文字と画像をコピペして自社で全ページをスマホ化する

信頼できて料金も良心的なウェブ制作会社を知っている場合はすぐにお問い合わせをして下さい。

あるいはそうしたところを見つけ出して見積依頼をして下さい。

他社に発注するのではなく、自社でレスポンシブウェブページを作りたい方は今回、全日本SEO協会では2つの解決策を提供しています。

1つは(2)自社でスマホ化の技術を学ぶ全てを自社で行う
というものに対してで具体的に2日間の集中講座を開いてレスポンシブウェブ講座を2012年から努めている中村和義先生の講座です。
https://www.web-planners.net/nintei/responsivewebdesign_school.html

2つ目は(3)レスポンシブウェブのテンプレートを入手してそこにこれまで自社PCサイトに掲載してきた文字と画像をコピペして自社で全ページをスマホ化するというものに対する解決策で、全日本SEO協会のCコース会員になると入手できる30種類のレスポンシブウェブデザインテンプレートです。

すでに多くの会員さんが利用してレスポンシブウェブサイトを自力で作っています。 http://www.ajsa-members.com/seo-tool/webdesign/

自社の現状にあったやり方で少しでも早く全ページスマホ対応して4月21日以降スマホユーザーのアクセスを減らさないように対策をとって下さい。

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2、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

今日、突然グーグルの検索順位が下がりました。
昨日まで「補聴器」の検索で、google.comでは4ページ目中程、google.co.jpでは5ページ目の7番目でした。
しかし今日はgoogle.comで10ページ目、google.co.jpで12ページ目になってしまいました。
これはペナルティーなのでしょうか、それともコンテンツによる順位低下なのでしょうか。
そして、もしペナルティーならその内容はどうすれば知ることが出来、直すにはどうすべきでしょうか。

タイトルは「補聴器の夢・ホワイトイヤー 高度 重度 感音性難聴も|補聴器類専門店 ラージ」。
URLは「http://large.rgr.jp/H-aid/WHTG/」です。

内容の変更は9月のはじめに「音ファイル」を追加したことくらいです。
この追加は、お客様に聴いて欲しいのが一番ですが、滞留時間の増加による好ましい影響も期待しました。

A>>>

ありがとうございます。
ページを拝見しましたが、補聴 という言葉のかきすぎの可能性があります。
このページにどのくらい書いているかをブラウザでCrt+Fで補聴を入れて計測したら43回書いており、近接がページの中間あたりにあります。

ページの中間から、後半に書けて補聴という言葉を10回くらい減らしてみてください。
その他のSUBページの方もランダムに5ページくらい選んで調べてみましたが補聴の書きすぎはありません。

これら内部の調整をしても順位が上がらなかったら最後に考えられるのはリンクの問題です。

SEO目的だけのために集めたリンクがあったらそれらの削除依頼をしてなるべく多く削除してもらってください。

最近ではGoogleウェブマスターツールに届けられる手動によるリンクに対するペナルティーという警告が無くてもSEO目的のリンクが原因でペナルティーを与えられて順位を落とされる事例が増えてします。

そしてその場合、SEO目的のリンクを削除すると順位が回復します。

順番としては・・・

(1)ご自分が別ドメインで作った衛星サイト、専門サイト、無料ブログがあり、それらからリンクを張っている場合「補聴器」という言葉だけだったり、「補聴器 販売」などというように会社名、または店名以外でのそうしたSEO目的を匂わせるリンクは現在Googleの世界では禁止事項になっているのでそれらを見つけたらすぐに削除して下さい。
ただし、文言の変更は効果がありません。リンクそのものを削除して下さい。

(2)他人からそうした「補聴器」という言葉だけだったり、「補聴器 販売」というSEO目的を匂わせるリンクを張ってもらっている場合はそれらを削除してもらうように連絡をなさって下さい。

以上ですが可能なところからお始め下さい。

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

いつもお世話になっております。
以前から何度もセミナーに出席させていただいております。以前多くのサテライトを作ってリンクを張っていましたが、今は有用なサイト以外は整理しました。

それでもまだメインサイト以外に3サイトあります。
私が出席した最後のセミナーでは、サテライトはこのまま残して、メインサイトのボリュームを上げて、内容を充実させたほうがいいとお話されていたと思いますが、それは今でも同じでしょうか。

目標キーワードはそれぞれ違うのですが、メインサイトにまとめてページ数を増やしたほうが有利でしょうか。
最近目まぐるしく変わっていますので、お教えいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

A>>>

ご質問ありがとうございます。

はい。今でも同じでございます。
サテライトサイトを充実させるよりも、メインサイトのコンテンツを充実させる事を最優先にして下さい。

そして、新規コンテンツをメインサイトに追加したら必ずFacebook、ツイッター、Google+などのソーシャルメディアで情報を更新した事を簡単な紹介文で良いので紹介の投稿をして下さい。
現在のGoogleでは過去のミニ検索エンジンに登録すること以上にそうしたソーシャルメディアから紹介されているかを重要視します。

これは新しい外部対策の手段になってきています。
ぜひお試し下さい。

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