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何故YSTのインデックス更新は遅くなってきているのか?

検索エンジン対策セミナー参加者様のための・・・
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SEO対策サポートニュース 2009年12月27日号
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発行:社団法人 全日本SEO協会 (旧 セミナーチャンネル)
http://www.web-planners.net
編集・執筆:鈴木将司

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このニュースはこれまでに全日本SEO協会/セミナーチャンネル主催の検索エン ジン対策セミナー・商用ホームページ運営セミナーに参加頂いた方、著書、DVD をご購入頂いた方に無料サポートの一環としてお送りさせて頂いております。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1、何故YSTのインデックス更新は遅くなってきているのか?
- 35日おきから3カ月おきになった本当に理由 -

2、全日本SEO協会 会員募集を12月より開始!
- 被リンクを瞬時に増やすSEOソフト「登録エージェント」 -

3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)


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1、何故YSTのインデックス更新は遅くなってきているのか?
- 35日おきから3カ月おきになった本当に理由 -

本年中は大変お世話になりました。今年最後のSEO対策サポートニュースを配信
させていただきます。

5カ月近くSEO対策サポートニュースを配信することが出来ずに申し訳ありません。
この5カ月間、SEO対策サポートニュースの記事を書かせていただこうとする度に
大きな変動が起き、消えたサイトの順位を復活するために日々研究をしてきまし
た。しかし順位が復活してこれで大丈夫だと安心する度に、アルゴリム更新やイ
ンデックス更新が起き、それに対応しているうちに5カ月がとてつもなく早いス
ピードで過ぎてしまいました。

今後は何が起きても以前のように定期的にSEO対策サポートニュースを配信させ
ていただきますのでどうかよろしくお願い申し上げます。

これまではどちらかというと小さな変動が35日起きにおきていたり、大きな変動
があっても原因を突き止めるのは比較的短期間ですみました。

しかし、2009年後期は原因を突き止めるのに時間がこれまで以上にかかり、一度
これが対策だと思って順位を復旧させてもより大きなアルゴリム更新がされてま
た順位が落ちるということが続きました。

2009年も終わりに近づいた今、やっと落ち着いて最新のヤフーYST対策の状況を
ご報告できるようになりました。

そのご報告というのはまさに、この小さな変動が35日おきに起こるのではなく、
大きな変動が3カ月おきに起きるという現象の理由についてです。

大きな変動が3カ月おきに起きるというのはヤフーは2009年の後半は6月、9月、
12月とインデックスやアルゴリム更新が3カ月に一回の頻度になってきたというの
は何故かという疑問です。

ヤフージャパンは2010年から2011年の間にこれまでのYSTを閉鎖してマイクロ
ソフト社のBingになるのでやる気がなくなってきただとか、スタッフがいなくな
ってきたためにインデックスやアルゴリズムの更新頻度が長くなってきたという
考えがあります。

一見この考えは当を得ているようにも思いますが、本当にそうなのでしょうか?
ヤフージャパンの検索エンジンは検索結果にYSTの自然検索結果だけでなくその
最も目立つ位置にPPC広告を表示しています。万一、自然検索の検索結果にスパ
ムをしているサイトばかりが表示されてしまったら、ヤフージャパンを検索エン
ジンとして利用しているユーザーは益々GoogleやBingのほうに流れてしまうはず
です。自分が望む正確な検索順位でなければもっと使い安い検索エンジンを使う
までの話です。ヤフーのPPC広告はビッグビジネスです。

検索エンジンユーザーの客離れを引き起こしてしまえばPPC広告のクリッ
クは減ってしまい売上に大きな打撃を与えることになるはずです。そうでなく
とも日本ではGoogleが最近TV CMを流したり、PPC広告の割引券をDMや提携企業
を通じてばらまいてこれまでにない営業活動、PR活動の強化を行っているので
す。

ではインデックスやアルゴリズムの更新頻度が長くなってきたのは何故かとい
うと一つの推測ですが、私の意見ではこれまで35日で済ましていたスパムサイ
トのチェックをこれまでに無いくらい徹底しているので時間がかかるというこ
とです。

これを裏付ける現象として2009年後期から類似したページが検索結果に表示さ
れなくなってしまったり、類似しているサイトを持っている企業のサイトが突
然ヤフーの検索結果から消えてしまいその後一切上位表示しなくなってきたと
いうことがあります。

実はこのことこそが私が7月から毎日毎日取り組んできて研究でした。どういう
わけか、何をどうやっても、一部のクライアント企業のサイトの検索順位が突
然消えてしまい戻ってこないのです。これまでセミナーで皆様にご報告したヤフ
ーから消される14の理由の1つ1つをチェックして消去法で確認してサイトを修
正してもどうしても治らないサイトがあるのです。

おかしいと思い、彼らの共通点を洗ってみたら一つの大きな共通点が浮かび上
がったのです。それは上位表示を目指す本命のサイトが目指している目標キー
ワードと同じものを、他のドメインのサイトでも目指しているとペナルティー
を受けて検索結果から消されたり、30から40位くらい順位が一気に落ちてしま
いそのままになってしまうのです。

読者の皆さんの中で何をどうやっても検索順位が30-40位くらいで固定してし
まった、あるいは検索結果に出てこなくなったという方はこの点を確認して、
本命サイトとテーマが似ている類似サイトを全て閉鎖するか、それはもったい
ないので、完全に異なったキーワードでの上位表示を目指すように内容を全て
書き換えて下さい。

これまでのところこのやり方で検索順位は復活しています。

大変だと思いますが、どうか思い切って断行してください。
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2、全日本SEO協会 会員募集を12月より開始!
- 被リンクを瞬時に増やすSEOソフト「登録エージェント」 -

12月より全日本SEO協会 会員募集を:
http://www.zennihon-seo.org/annai/ippan.html
で開始しました。

2008年秋から開発を始めた6つのSEOソフトの完成は遅れに遅れました。
非常に多くの皆さんから「まだ会員募集はしないのか?」「遅すぎる!!」と何度
もご連絡をいただきましたが、会員特典のSEOソフト5つの完成が遅れてしまい
当初予定よりも丸一年遅れる結果となりました。理由は私、鈴木将司と複数の
プログラム開発会社の皆さん
と激論を交わし、初心者でもわかりやすい直感的な操作の追求、他のSEOソフ
トにはない日本で唯一の機能を追求したためです。

しかし、私の至らぬところをカバーしてくれた多くの開発会社の皆さんのご尽
力のおかげで先行して試験運用していただいている100社近くの企業の方には
「こういうソフトを探していた・・・」「信じられない生産性のソフトで驚い
た・・・」などとすでに愛用していただき、自社のSEO対策ばかりでなく、ク
ライアント企業様のSEO対策に日々使って頂いています。

そして募集開始から2週間で130名近くのかたに入会していただきすでにソフト
のご利用や月刊ニュースレターをご利用いただいております。

特に1900個以上のヨミサーチからテーマが一致したヨミサーチを瞬時に検索し
て、一気に登録申し込みが出来、かつ無審査でリンクされる「登録エージェント」
の威力に驚いていただいております。

これまで面倒だったブログや衛星サイトの被リンクを例えば100件獲得するの
に200分以上かかっていたものをたったの2分で出来るのです。

また本命のサイトの中で上位表示を目指すロングテールの複合キーワードに対
応した1つ1つのページをこのようなスピードで登録して直ぐにリンクされるの
で実際に次々に上位表示を達成しているという声もいただくようになりました。

登録エージェントの詳細は
http://www.zennihon-seo.org/annai/ippan.html
にありますのでまだご利用になっていない方はぜひご覧ください。

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3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

> セミナーでいつもお世話になっております。
> 質問ですが、
> 最近の検索エンジンでは相互リンクに対し、フィルターをかける傾向があり
、相互リンクでは、望むドメイン強化が達成できないようになってきた、とい
う話を聞いたのですが、そのようなことはありますでしょうか。
> どうぞ宜しくお願い致します。
(匿名希望)

A>>>

こうしたことをおっしゃっている方がいることは知っています。

確かに、2、3年前のようにすぐに効果が出ることは中々なくなってきたのは事
実です。
しかし、適切なやり方をする限り、昔も、今も相互リンクはヤフー、Google、
Bing共に被リンクを増やす有効な手段です。

適切な相互リンクにはたくさんのチェック項目がありますが大きくいうと2つ
の重要ポイントがあります。

それは:

1、極力、運営者の社名や氏名が明確に書かれている生きたネットショップや
個人サイトと相互リンクをすること
・・・生きたというのはサイトを見たときに更新されている気配があるサイト
のことです。

運営者の社名や氏名が明確に書かれているというのも、SEO目的だけに作った
サイトではなく、サイト本来の目的である事業や情報提供の活動をしていて
おり、まさに検索エンジン会社はこうしたサイトを高く評価して上位表示を
させようとしているので、そうしたところからのリンクが必要なのです。

2、サイトのコンテンツがほとんど相互リンク集にならないようにリンク集以
外の独自コンテンツがサイトの総ページ数の50%以上あること

の2つです。

(相互リンクの適切な方法の詳細は著書の
http://www.amazon.co.jp/dp/4798113212
やヤフー対策のセミナーで説明させていただいています)

恐らく、その方たちは相互リンクのやり方が適切でないためにそう思ってしま
っているのだと思います。

御社はこの2つの基準をまず満たすようにこころがけて引き続き相互リンクをや
っていただきたいです。

そうでないとやった企業との距離は益々離れていくので将来大変なことになる
はずです。

私から1つ約束をします。それは相互リンクが本当に害になるようでしたら、必
ずSEO対策サポートニュースやセミナー、著書などありとあらゆる場所で必ず真
っ先にご報告をします。

ネット上の知らない他人からの情報ではなく、ご自分の目を信じてやり抜いて
下さい。

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

> 先日はすばらしいセミナーと無料コンサルティングをありがとうございまし
た。
> 教えていただいた通りにしたところ、いくつかのスモールキーワードではあ
っけないほど簡単に上位表示ができました。ありがとうございます。
> ところが、トップページで狙っているキーワードでは、相変わらず500位
以内に入ってきません。コンサルティングで先生におうかがいしたところ、ネ
ットショップサービスの共通ドメインのせいではないかとおっしゃっておられ
ました。私もそういうことなのかとあきらめかけていましたが、ひとつ思い当
たることがあります。私のサイトではアクセサリーを販売しておりますが、ほ
とんど同じ商品説明のぺージがいくつかあるのです。たとえば、全く同じデザ
インでピアスとイヤリングがあり、それぞれの商品説明のページは、写真が違
うのと「ピアス」「イヤリング」という言葉が違うだけです。これはミラーペ
ージと判断されているのでしょうか?このようなほぼ同じ商品が10点くらいは
あります。
> もしもこれがミラーページと判断されるのでしたら、とっても困ってしまう
のですが、先生のご見解をお伺いできましたら幸いです。
> よろしくお願いいたします。
> (お忙しい中リンクもたくさんお願いしてしまって申し訳ありませんでした。
おかげさまでリンクをお願いしたサブページはあっという間に上位になり、助
かっています。本当にありがとうございました。)
(諸橋様)
http://accessoriesmasa.ocnk.net/

A>>>

状況教えていただきありがとうございました。
サイトを再度拝見しましたが、共通部分がページ間でまだ多いので次の事をな
さって下さい。

1、フッターにある 『お買い物方法について』 にはたくさんの文字があり、
これらは他のページにもある共有エリアなので1枚の画像にしてALTには何もい
れないでください。

2、ここの商品紹介コメントは他のページのそれと重複しないように200文字く
らいの重複しないコメントを追加してください。

3、左側のサイドメニューの項目が縦に非常に長く、たくさんの文字があり、
それらもほとんどのページに共有されてしまっています。この問題を避けるの
は項目を今の3分の1くらいに減らすか、いっその事、項目はボタン画像にして
ALTには何も書かないようにすれば全ページの重複文字は一挙に減ります。

これをやってから様子をみてください。重複部分が激減して、それぞれのペー
ジ、ページに独自コンテンツが増えて順位は元の位置に戻るかそれに近い順位
になるはずです。

大変だと思いますが、他社で実証されており成功しているテクニックですので
必ずお試しください。

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

『ヤフーカテゴリ緊急対策』セミナーを受けてまいりました。当方は、特殊ジ
ャンル(各種療法・鍼灸)に属するため、いつヤフーカテゴリから削除されて
もおかしくない状態です。もし、ヤフーカテゴリから削除された場合、検索順
位が何位になるかを知る方法はありますか?
御社のメールマガジンだったと思いますが、「フレッシュアイの順位に注目す
るように」と伺ったことがあり、頻繁にフレッシュアイの順位をチェックして
いますが、ヤフーとほぼ同じ順位です(アルゴリズムのバージョンアップ時や
Index Update時などでも同様)。他に知る方法があったら教えて下さい。
(匿名扱いにさせていただきました)

A>>>

いつもご相談いただきありがとうございます。
以前はフレッシュアイでそれが出来ましたが今日ではおっしゃるようにヤフー
の検索結果と同じです。
ですのでそれを簡単にすることは出来なくなりました。

しかし、私のクライアント企業の経験の範囲では大体6位から10位落ちるくら
いです。

ただ、削除されてしまっても、その後SEO対策を徹底することによってほとん
どの方が元の順位がそれに近い順位に返り咲いています。
そして彼らをみていると「ヤフーカテゴリから削除されてむしろすっきりした
。今後はヤフーカテゴリのスタッフにどう思われるかを気にしなくてすむので
本当の意味での自由を手にすることができた」という趣旨の事をおっしゃって
いる方が何人もいらっしゃいます。

私は各種療法・鍼灸の方で自社のサイトのSEO対策を数年以上一所懸命やって
いる方には最近ではヤフーカテゴリに登録されてひいきされるメリットよりも
自由にコンテンツを書いたり、ヤフーカテゴリから削除されたことによって危
機意識を強めてこれまでの何倍もがんばって順位を回復する方をむしろ、本音
の部分では願っています。

ただ、それと100%矛盾するのですが、ヤフーカテゴリから削除されてショック
を受けて傷ついて欲しくないという願いもあります。
正直、その2つの矛盾した心理がいつも私の中で衝突しております。

とにかく、何がどうなっても今後もご相談ください。
これまでどおり、最新の情報をユーザーに提供するのだという姿勢でがんばっ
てください。

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