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ヤフーのインデックスアップデート分析結果報告

検索エンジン対策セミナー参加者様のための・・・
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SEO対策サポートニュース 2009年7月4日号
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発行:社団法人 全日本SEO協会 (旧 セミナーチャンネル)
http://www.web-planners.net
編集・執筆:鈴木将司

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このニュースはこれまでにセミナーチャンネル/メディアネットジャパン主催 の検索エンジン対策セミナー・商用ホームページ運営セミナーに参加頂いた方、 著書、DVDをご購入頂いた方に無料サポートの一環としてお送りさせて頂いて おります。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1、ヤフーのインデックスアップデート分析結果報告
- 2つの変動の分析と対策 -

2、ヤフーカテゴリから次々に削除されるサイト
- ヤフーカテゴリの審査基準が厳しくなった! -

3、新しい監修書の発売「ネットで買わせる技術」
- 実務家が結集したノウハウ書 -

3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)


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1、ヤフーのインデックスアップデート分析結果報告
- 2つの変動の分析と対策 -

長期間報告が出来ないままで申し訳ありません。
ヤフーの2回に渡るインデックスアップデートの分析結果と対策がわかりました
のでご報告します。

●5月21日のインデックスアップデート
5月21日に検索結果の変動が起きましたがこの時はどのようなサイトの順位が上
がったのかというと被リンク(あなたのサイトへの外部サイトからのリンク)を増
やしたところではなく、ページの内部要素(タイトルタグ、メタタグ、本文に書
いている文字、キーワード出現頻度)の大きな見直しをしたところでした。

一例を上げると、ある何度の高いビッグキーワードで長期間上位表示していな
かったサイトがヤフーで1ページ目に戻りました。このサイトはサイトのトップ
ページのキーワード出現頻度は4.5%-6%の正常な頻度でしたが、トップページ以
外のSUBページの出現頻度は5%以上書いてありました。その結果検索順位が1ペー
ジ目から5、6ページ目まで落ちてしまいました。対策として
http://www.keyword-kaiseki.jp/
を使って出現頻度を計測してSUBページでの出現頻度を4%未満に削減して検索順
位が上がるのをずっとまっていました。数カ月待っても一向に順位はあがりませ
んでしたが、この5月21日のインデックスアップデートで見事1ページ目の6位に
復活しました。
この方のケースだけでなく同じ症状の人たちが同じ対策をした結果、この5月21
日のインデックスアップデートで1ページ目に順位が戻ったのです。

次の例は、ジャストテキストマッチを徹底したサイトの順位が上がった例です。
先程5月21日のインデックスアップデートではページの内部要素(タイトルタグ、
メタタグ、本文に書いている文字、キーワード出現頻度)を改善したサイトの順
位が上がったといいましたが、内部要素にはもう一つ重要なポイントがありま
す。それはあなたが狙っているキーワードがそのままあなたのページに書かれて
いるかという「ジャストテキストマッチ」の徹底というテクニックです。

例えばあなたがコーヒーというキーワードで上位表示をするためにSEO対策をが
んばっても、実際にあなたのページに書いている言葉がブレンドコーヒーとばか
り書いてあったら検索エンジンロボットはあなたのページのテーマはブレンド
コーヒーだと認識してしまい、ブレンドコーヒーというキーワードでは上位表示
できるようになっても、コーヒーという言葉では順位が上がるどころか、ヤフー
のインデックスアップデートがある度に順位がどんどん落ちてゆくのです。
対策としてはブレンドコーヒーというキーワードを コーヒー に書き換えるか、
せめてブレンドとコーヒーの間に「の」という助詞をいれるか、半角スペースを
いれるか、コーヒーという書いている部分だけ太字にしたり色をつけてみてコー
ヒーというきーわーどが目立つように書き換えることです。

●6月 3日のインデックスアップデート
はリンク元の精査があったと分析されています。
どういうことかというとヤフーのロボット検索エンジンのYSTはリンク目的のた
めにだけ作られたサイトからあなたのサイトにリンクをしてもあなたのサイトの
順位があがらないように努力をしています。理由は、本来被リンク(あなたのサ
イトへの外部サイトからのリンク)の数や質を検索順位算定の評価基準にいれて
いるのはあなたのサイトに人気があればたくさんの他の人たちが運営しているサ
イトやブログからリンクをしてもらっているというあなたのサイトの人気度の指
標としてからです。

ただ単にいいかげんなサイトからリンクをはってもらうだけであなたのサイトの
検索順位があがってしまうのではヤフーの検索順位はめちゃくちゃになってしま
います。

いいかげんなサイトとは何か?誰もありがたがってみるようなものではなく、た
だ単にリンクを販売するだけに作られたサイトのことです。

もしあなたがそうしたところから現在リンクを買っていて思ったより効果がない
と思っているならば、今がその広告をやめる時です。

広告をやめたら順位がさがると恐れる必要はありません。

何故ならいずれにしても、そうしたリンク目的だけでコンテンツが一切増えてい
ない、オリジナルコンテンツが無い、その結果、誰にも利用されていないサイト
はヤフーやグーグルはどんどん見破ってリンク元としての価値をあたえなくなっ
てきているからです。

ですので、今後広告を買って検索順位をあげている方、あげようとしている方は
より厳しい基準でリンク元を精査してください。

その基準とはもう一度いいますが社会に少しでもメリットのあるサイトかという
厳しい基準です。

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2、ヤフーカテゴリから次々に削除されるサイト
- ヤフーカテゴリの審査基準が厳しくなった! -

前回のSEO対策サポートニュースを配信させていただいた後、次々にヤフーに関
する問題の相談が舞い込みましたが、その中でも非常に残念で悲しいものはクラ
イアント企業のサイトがヤフーカテゴリから次々に削除されてしまい、その結果
ヤフーでの検索順位が5位から10位くらい落ちてしまったことです。

何の事前通告もなしに突然ヤフーカテゴリから1個のサイトだけでなく、5個、10
個という単位で次々に削除されてしまったのです。
彼らのほとんどは現在、何故ヤフーカテゴリから削除されたのか原因をしっかり
と突き止めて、サイトを直して再申請した結果どんどん登録されてヤフーでの検
索順位も戻ってきています。

もう一つの問題もヤフーカテゴリに関して起きてきました。それは複数のサイト
を作ってヤフーカテゴリに登録すると検索順位アップに貢献しますが、最近は
益々複数のサイトをカテゴリに登録することが困難になってきているという問題
です。

私が講師を務めるセミナーでこの「何故ヤフーカテゴリに登録したのに突然削除
されるのか?」「削除されないためにはどうした対策が必要なのか?」「どうすれ
ばヤフーカテゴリにたくさんのサイトを1つの企業が登録することに成功できる
のか?」というをたくさんの事例に基づいて解説しています。

そのセミナーは
https://www.web-planners.net/webplanners_semi_yahoo_01.html
 『ヤフーカテゴリ緊急対策』セミナー(前編・後編)
です。まだ受講なさっていないかたはぜひ受講してヤフーカテゴリに関する現状
入手できる最新の情報を取得して下さい。
東京、大阪だけでなく、名古屋、福岡でも開催します。

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3、新しい監修書の発売「ネットで買わせる技術」
- 実務家が結集したノウハウ書 -

山村 敦 著、作野裕樹、芳川 充、藤瀬かおり共著 鈴木将司 監修によるホーム
ページでの成約率をあげるための本が発売開始されました。

「ネット集客の達人」「ウェブ制作の達人」「SEO対策の達人」「購買心理マス
ター」業界最強4人が、「ネットショップ」「サービス事業」「ブログ」「携帯
サイト」それぞれのウェブに隠された成功ノウハウを実例画像を基に初心者にも
わかりやすいように解説しています。コストもほとんどかからないでリスクなし
のノウハウを公開しています。

現在アマゾンキャンペーン中でたくさんの特典があります。
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特典3 著者による直接コンサルティング

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4、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)


Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

大阪にて、セミナーを受講しました。セミナー・また後の9月に無料コンサル
ティングも受けさせて頂き、大変感謝しております。

その際に、「専門サイトを増やす」という事を、アドバイス頂き、この度やっと
一つ目ができました。

それらのリンクの仕方について質問です。複数のサブサイトの全てのページか
ら、メインサイトのトップページへ、目標キーワードでリンクすれば良かったで
しょうか?
メインサイトの全ページからも、各サブサイトのトップページへリンク設定した
方が良いのでしょうか?

コンサルティングの際にこの点だけ、聞き忘れていました。お忙しい中恐縮です
が、お時間ある際で構いませんので、お返事頂けますよう、御願い申し上げま
す。
(京都府在住 匿名希望)

A>>>
先日は無料コンサルティングをご利用していただきありがとうございました。

複数のサブサイトの全ページから、メインサイトのトップページにリンクしなく
ても良いです。
複数のサブサイトのトップページからは最大5件までリンクし、その他のSUBペー
ジからもリンク集は除いて最大5件までリンクするのがリンクの価値を下げない
最近の最新テクニックになっております。リンク集からは外部のサイトに20件か
ら50件くらいしても、その他のSUBページからは最大5件くらいの外部リンクにし
てください。

そのように最近はページから外部のサイトにリンクをする件数を絞る時代ですの
で、全ページからメインサイトのトップページへリンクしてしまうともったいな
ので気をつけて下さい。

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

セミナーでいつもお世話になっております。
質問ですが、
最近の検索エンジンでは相互リンクに対し、フィルターをかける傾向があり、相
互リンクでは、望むドメイン強化が達成できないようになってきた、という話を
聞いたのですが、そのようなことはありますでしょうか。
どうぞ宜しくお願い致します。
(匿名希望)

A>>>

おっしゃるように相互リンクしかしてなければ最近では上位表示の効果はヤフー
ではでません。
しかしそのことは相互リンク自体に効果がないという意味ではありません。相互
リンク以外にも小さい検索エンジンに登録することや、ご自分で作った別のドメ
インのサイトやブログからリンクするという事なども同時にやったほうが良いで
す。

「相互リンクに対し、フィルターをかける傾向があり、相互リンクでは、望むド
メイン強化が達成できない」というようなことを誰が言っているかを考えてみて
ください。
その多くはSEOサービス業者です。SEOサービス業者はクライアント企業にリンク
をする事がそのメインの業務ですから、どんなときでも、いつでも相互リンクは
効果がないと言い続けるものです。

ではどうすれば真実を知ることが出来るのでしょうか?

それはご自分でたくさんのサイトをつくり、それらのリンク元をヤフーで

link:http://・・・・・

というように調べて実際に相互リンク集からのリンクがリンク元検索結果にでて
くるのかを調べることです。

さらにはライバルサイトのリンク元も同じやり方で調べてみることです。

そうすればそうしたうわさのような話には一切流されないで真実を知ることが出
来ます。

SEO対策の研究はSEOサービス業者でなくとも一般企業様、個人様でも十分出来ま
すのでどうかチャレンジしてください。

(この夏募集開始する全日本SEO協会の協会員様
http://www.zennihon-seo.org/about/tokuten.html
には信じられないくらいたくさんのSEOソフトを無償で提供して、個人でもSEO業
者に負けないSEO対策がスピーディーに出来るようになることを徹底いたします
のでどうか期待してください)

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

弊社では、PCサイトとモバイルサイトの両方を運営しております。御社セミ
ナーで教えていただいた通り、ドメインは別ドメインを利用し、相互リンクもし
ております。

先日、あるSEO業者さんより別ドメインではなくPCサイトのサブドメインを
使えば、PCのリンクもそのまま受け継げるから、順位が上がるとの営業を受け
ました。

これは、本当でしょうか?
(匿名希望)

A>>>

ヤフーモバイルに関しては私の知る限りそのようなことはありません。

ただ、ドメインの信頼性を大きな評価基準にするGoogleに関しては長い運用歴の
ある古いドメインをつかってサブドメインを設定してそこでモバイルサイトをつ
かうことは有効な手段であることが考えられます。

しかし、考えてみるとサブドメインは結局は1つのドメインのサブの存在でしか
ないので、サブドメインさいとからメインドメインサイトにリンクしたり、メイ
ンドメインサイトからサブドメインサイトにリンクをしてもそれらは結局同じ企
業のサイト内リンクとしてしか扱われなくなるときがGoogleモバイルにくるはず
です。
ですので、私ならモバイルサイトを作るときは必ず新しいドメインを取得してそ
れで開いて、短期的な効果ではなく、中長期的な効果を目指しますのでこちらの
意見もぜひ参考にして下さい。

いずれにせよ、積極的にモバイルサイトを作ることはすばらしいことですのでこ
れからもどんどんモバイルサイトを増やしていってください。

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