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米国Yahoo!と米国Googleの提携が切れた!!(2)

検索エンジン対策セミナー参加者様のための・・・
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SEO対策サポートニュース 【第5号】
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発行:(社)全日本SEO協会
http://www.zennihon-seo.org
編集・執筆:鈴木将司

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このニュースはこれまでに(社)全日本SEO協会主催の検索エンジン対策セ ミナー・商用ホームページ運営セミナーに参加頂いた方に無料サポートの一 環としてお送りさせて頂いております。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1、サポートニュースへの励ましありがとうございます。

2、米国Yahoo!と米国Googleの提携が切れた!!(2)

3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)


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1、サポートニュースへの励ましありがとうございます。

お蔭様でこの号でサポートニュースが5号となりましたが、メール、個別面談、顧問先訪問の際、多くの方に励ましていただいています。
セミナーでお会いできた皆さんが目の前にいらっしゃると思い、そして、最近寒いですが、大変な中がんばっていらっしゃると想像しながら書かせて頂きますので宜しくお願いします。相互サポートの精神に感謝します。

2、米国Yahoo!と米国Googleの提携が切れた!!(2) ━━━━━━━━━━━━━━

前回のサポートニュースで申し上げたように2月18日に米国ヤフーのサイトから米国Googleが消えました。かねてから予測されていた米国ヤフーが米国Googleのページ検索をつかわなくなったのです。
http://www.yahoo.com

http://search.yahoo.com

「dvd player」
という英語キーワードで検索すると検索結果下には Googleという文字がきえており、検索結果も米国Googleとは違っています。
検索エンジン将来予測と対処策セミナーでも申し上げましたが、今後は、ヤフー対策、Google対策、MSN対策の3つの対策をやはりする必要性が強まってきました。
なぜなら、売り上げの8割はヤフートップページ(純粋なヤフーの検索結果だけでなく、該当しなかったときはグーグルのデータが表示されるのでヤフー100%ではありませんが)から、その次はグーグルトップページ、3つめは通常MSNサーチだからです。
今回はMSNの動向についてご報告させていただきます。

MSN - マクロソフトネットワーク。元は、ニフティーやAOLのようにインターネットが普及する前からパソコン通信を主催していました。私がオーストラリアで教師をしていたとき初めてふれたのがWindows95から申し込んだマクロソフトネットワークだったので強く印象に残っています。資本力と、ウインドウズ同梱という優位性を生かして今日ではポータルサイトとして生き延びているだけでなく、インターネット接続プロバイダーとしても世界でトップスリーに入っています。数年前ラスベガスで働いていたときに見て驚きましたが、パソコンが何故か数百ドルと安く売っていて驚いてよく見ると、マクロソフトネットワークのインターネット接続数年間の契約をしなくてはならないという付帯条件が付いたものがいたるところで販売されておりました。商売がアグレッシブなマイクロソフト的なやり方だなと苦笑いしました。
米国版
http://www.msn.com
オーストラリア版
http://ninemsn.com.au
などをはじめ日本版
http://www.msn.co.jp
を含めて31ヶ国のバージョンが世界で展開されています。
そしてそれら全てに検索エンジン機能がついています。このMSNの検索エンジンがMSNサーチです。
米国では今年一月それまでディレクトリー検索(カテゴリー検索)で提携してきたBT Looksmart社との提携を打ち切り話題になりました。

さて、それではどうすればわれわれ日本人は日本語版のMSNサーチで自社サイトを掲載、さらには上位に掲載できるのかですが、現在のところはっきりとした対策がとりずらいのが現実です。
ためしに
http://www.msn.co.jp
で「英会話スクール 大阪」
とキーワード検索してみて下さい。
3つの序列がみてとれます。
最初の検索結果ページの一番上に現れるのが
「スポンサー サイト」→ オーバーチュアのテキスト広告
2番目が
「MSN サーチのサイト 」→ BT Looksmart社のディレクトリーのデータ
3番目が
「Web ページ」→ InktomiとBT Looksmart社のページ検索のデータ(ディレクトリーのデータとは違う)
です。
この序列はヤフージャパンとそっくりです。
1番目の「スポンサー サイト」はお金さえ払えば掲載される部分ですが安易なだけにほとんどの人たちにとって広告費用を回収するのは困難です。玄人向きです。多くの初心者のみなさんが損をしてきたのを見てきました。

次号では2番目の「MSN サーチのサイト」と3番目の「Web ページ」について書かせて頂きます。ご質問、ご意見ございましたらぜひ
https://www.web-planners.net/webplanners_question.html
までお寄せ下さい。

3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)  ━━━━━━━━━━━━━━━━


Q>>>
大阪でのセミナー、ありがとうございました。自分の進んでいる方向性がそれほど大きく間違ってはいないということを確認でき、HP作りに自信が持てました。先日のセミナー内容を活かしてHP:
http://www.soba-kurumaya.com
を作り替えてみたのですが、各ページの上下・左側に置いたメニュー(特に左側のメニュー)は少しウルサイ?と思うことがあるのですが、この程度の「同じテキストの繰り返し」は大丈夫でしょうか?また、画像とそのすぐしたに置いたテキストが同じリンク先なのですが画像とテキストを別々に分けてリンクをしてあります。その方がリンク数が増えると思ったのですが、あるページを見ると画像とテキストをひとまとめにしてリンクしてありました。どちらがいいのでしょう?お忙しいところ申し訳ありません。よろしくお願いいたします。(長野県 くるまや本店)

A>>>
この程度の「同じテキストの繰り返し」は大丈夫です。ただし、これ以上は同じ「そば」という文字を繰り返さずに、「蕎麦」とか「麺」なども混ぜていったほうが良いです。将来さらに厳しくなったときのためです。
「あるページを見ると画像とテキストをひとまとめにしてリンクしてありました。どちらがいいのでしょう?」とありますが、分けたほうが良いと思いますが、重大な違いはありません。

前回の大阪での個別面談の時に拝見したサイトの10倍すばらしいです。
下條さんのお店は誇り高い名門店なのですから、これからもリアルな店舗をビジュアルに、ガーンとインパクトを与えながら、せっかく来訪してくれた人たちと売り買いはもちろん、その日の売り買いだけでない関係を築けるようさらに頑張って下さい。本当にすばらしいです。

Q>>>
先日はセミナーでお世話になりました。 私のサイトではなく、私の所属している本部のサイトについての質問で恐縮なのですが、私が理事会で2つ以上のサイト運営の有効性を提案したのですが、その時に「それならばひとつのドメインを二つに割って二つのサイトを運営すればいいだろうと」といわれてしまい、一つのドメインを二つに割るより、異なる二つの独自ドメインを利用したほうが有効であるというその有効性を説明できませんでした。ですから、その有効性、特にプログラム上の有効性、有利性などがありましたら、ご教示いただけませんでしょうか。(東京都 大田様)

A>>>
ドメインは1つより2つのほうが有利です。
A.com と B.com を持っていればA.com からB.comからリンクなさればそれは他人からB.comがリンクされたとGoogleが思うからです。
でもやはりA.comにページランクがない場合は意味はありません。
太田さん、がんばってその人たちを説得して下さい。ドメインを2つ持つということは会社を二つ持つほどのインパクトがネット上ではあるとお伝え下さい。
Googleの検索順位をあやつっている達人たちの多くが複数、それも何十というドメインネームを駆使して複数サイトを運営しているという事実がはっきりとわかっています。

Q>>>
貴社セミナーおよび無料相談では色々と参考になるお話が伺え大変役立っています。兼ねてからやらなくてはと思っていたフレームをなくすレイアウトにすることとタイトルからキーワードの羅列をなくして重要キーワードを2個程含む短いタイトルにすることを思い切って実行したところ、おかげさまで地域と業種名(2、3種類の表現で)を複合したキーワードでのgoogle検索で一位から三位に表示されるようになりました。複数サイトを増やしたり検索エンジンに手作業でコツコツ登録していったことが、このことによって一気に成果に結びついたような感じがします。
一つ質問なのですが、トップページを3、4日にわたって毎日修正を加えていったところ順位が2段階で上がっていきました。トップページを頻繁に更新することは上位表示と関連がありますか?新しいサイト、あるいはメンテナンスを行っているサイトである、ということに意味があるのでしょうか?(埼玉県 A様)

A>>>
Google上位達成おめでとうございます!久しぶりに拝見しましたが、本当にSEO的にも、商用ホームページとしてもすばらしいですね。はっとしました。トップページがしっかりとテキスト主体のメニューでありながら人々のあかるい姿も随所にあり、情熱も伝わりさすがにいくつものサイトをヤフーに登録なさった方です。
ご質問ですがトップページを頻繁に更新することは上位表示と関連ありません。しかし、見る人たちにとって非常に重要なことなので、頻繁に更新すべきです。

Q>>>
オースチンアップデートでGoogle検索に有力なキーワードで表示されなくなってしまいました。アクセス数が約1/5に落ち込み、修正をしましたが、いまだに上位に来るキーワードがほとんどありません。今のところYahooには登録していないのですが、回復しないようならサーバー、サイト名をかえてやり直そうかとも考えております。今のままYahooに登録して続けるのが良いのか、新しく立ち上げるのが良いのかアドバイスをお願いします。(東京都 匿名)

A>>>
目標キーワードが書いていないので、こちらで確認できませんが、現在は戻っているはずです。なぜなら、特にページを拝見してもやりすぎはなく、落ち度は無いからです。
申し訳ありませんが、再度目標キーワードを教えて下さい。

それとヤフー登録についてですが、売り上げの8割はYahoo JAPANトップページ経由からくるのが当たり前のことですので(日本のYahooはGoogleとも提携しているので)ヤフーにディレクトリー登録するというのはGoogle上位表示以上に重要なことです。
これは、断言します。
とにかく、これほどすばらしいネットショップを運営なさっているのですからもっと自信を持って攻めに転じて下さい。攻めている間に他のことも良くなってきます。

Q>>>
企業で複数サイトとを運営する場合、別サーバーにしなければいけないのでしょうか?。ドメインも別にしなければいけませんか?

A>>>
その必要はありません。ヤフーもグーグルも別々のサイトとして認めてくれます。
内容次第です。それぞれが重複がすくなくそれぞれ別のテーマを扱っている限りOKです。(ただし、別の回答でも書きましたとおり、Googleの検索結果をほとんど自由にあやつれるGoogleの達人の多くは無意識、意識してか、複数ドメインはもっているという事実はあります)

Q>>>
おかげさまでキーワード「□□□□□□」で2位に復活致しました。
今後は相互リンクを続け1位を目指して行こうと思っております。

ミラーサイトを作成しようと思うのですが、トップページだけを別のURLにして、
そこからのリンクは既存のページにリンクするという方法でもいいのでしょうか?
それともページ全体を別のURLにする必要があるのでしょうか?(匿名 K様)

A>>>
回復なさって本当によかったです。貴社の努力の賜物だと思います。
ペナルティーはありませんが、ほとんど効果がありません。
ですので、どうかそれぞれのサイトは内容を変えていって下さい。
そして、そのキーワードで1位から10位を独占する気で頑張って下さい。
それと前からいいたかったのですが、どうかそのキーワードだけにこだわらずに、少なくとも10くらいのキーワードで1位を目指して下さい。できるものと信じております。


以上今号でのQ&Aです。あと3ついただきましたが、来週の号で回答させて下さい。宜しくお願いします。

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