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Googleショックの対処方法(3)

検索エンジン対策セミナー参加者様のための・・・
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SEO対策サポートニュース 【第3号】
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発行:(社)全日本SEO協会
http://www.zennihon-seo.org
編集・執筆:鈴木将司

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このニュースはこれまでに(社)全日本SEO協会主催の検索エンジン対策セ ミナー・商用ホームページ運営セミナーに参加頂いた方に無料サポートの一 環としてお送りさせて頂いております。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)

2、Googleショックの対処方法(3)


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1、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A) ━━━━━━━━━━━━━━━━
[今回はQ&Aからはじめませて頂きます。たくさんのご質問本当に有難うございます]

> セミナー後の面談後色々工夫した結果、下記の重要キーワードで、ほぼトップページの上位にランクされるまで、なりましたが、ここ1~2週間でランクが下がってしまいましたので報告致します。
> ●『千葉市 ホテル』で、8/12から11/23まで1ページ3番目、11/28まで1p-2(以下,1ページの2番目を意味します)が、1/1に1p-6に,1/25に1p-10に,2/2現在、1p-9となっています。最近順位が下がって来ています。
> ちなみに、総ワード2079語で、順番に出現頻度は
> ホテル78語-3.75%
> 幕張78-3.75%
> 千葉67-3.22%
> 研修64-3.08%
> 施設39-1.88%
> 幕張メッセ38-1.83%
> 市28-1.2%
> 以下略、となっています。
> 出現頻度としては適正だと考えますが如何なものでしょう?にもかかわらず順位が下がるのは?
> ●キーワード解析の結果、上記ワードよりも現在『ホテル+幕張』が重要です。11/23に1p-3にいましたが、1/25に1p-5に順位が下がりました。出現頻度は上記のとおりです。
> ●もう一つ重要なワード『千葉市+研修施設』は、7/8に1p-8、8/12に1p-2、9/5には,1p-1のトップポジション11/18まで維持、1/1に1p-4に下がりました。現在1p-3ですが、この原因として、
> A:http://www.so-gi.jp/kenshu/chiba.htm が、
> B:http://www.kenshu.info/ のページのランクを上げるためにリンクされた事が原因と思われます。特に、AはBを指示する為のリンク集であり、大元のホームhttp://www.so-gi.jp/ からリンクがなく単にBのリンクポピュラリティをあげる為のダミーページと思われます。Aのhttp://www.so-gi.jp は葬儀のページで、研修には全く関係ないページです。このような行為をスパムと言うのではないでしょうか?削除する方法はないものですか?
> ●11月頃、当ページのページランクが5/10でしたが、いつのまにか4/10に下がってしまっています。これも今回の件に影響されているのでしょうか?
(千葉県 田原様)

http://www.mapleinn.co.jp  のトップページにはサイト内リンクだけでなく、
「お役立ちリンク集」など外部リンクもたくさんあり両方合わせると相当な数になります。
リンクは外部、内部両方あわせてどんなに多くとも99個以内にしたほうが安全です。
Googleがそのページを重要なページではないと勘違いする可能性があります。(そのように設定されている可能性があるといわれています)
さらに、「お役立ちリンク集」はlinks.htmlなどというように、別ページ移したほうが良いです。
また、外部リンク元ですが
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=link:http%3A%2F%2Fwww%2Emapleinn%2Eco%2Ejp
というようにリンク元ページがまだまだ少ないので、積極的に相互リンクなどをはたらきかけて下さい。
その際は、必ず重要キーワードをタイトルに入れて下さい。(メイプルインという言葉だけでリンクされても効果は薄くなってきております)
ページランクが5/104/10に下がってしまったとありますが、一部の方たちが同じ状況だということが分かってきました。(10人に1人の割合)引き続き、他サイトからのリンク、それも目標キーワードのはいった言葉でリンクされることが重要です。

> ご丁寧にお返事をいただき誠にありがとうございます。
> あと、最近、florida updateと言われるgoogleのフィルター(?)
> により、商用サイトなどはどんどんランクが落とされて
> いるようですが、その辺りはどうなのでしょうか?
> 今までの方法では、意味がなくなってくると
> 思われます。
> 間もなく、現在利用しておりますツールの期限が
> 切れるので、継続しようかどうか迷っておりました。
> 少なくとも、ひたすらサーチエンジンに登録を
> 続けるのはどうかと思い、有効であるならば、
> 是非ともお話をお伺いしたいと考えておりました。
> いかがでしょうか?
(N.I様)

一部メルマガや海外サイトでなどでそうしたことが言われておりますが、正式発表がGoogle社からあったわけでもなく、仮説でありますので、全てを信じないほうが良いと思います。
Googleのフィルターを見た人もいません。
さらに今後の展望ですが商用サイトは上位表示しないようにすればショッピングユーザーにとってあまり役にたたない検索エンジンに墜落して、これまで海外、国内の多くの没落していった検索エンジンと同じ末路をたどる可能性がありますが、これまでGoogle社の動きを見る限り、そうしたことは一時的にしたとしても、中長期的には避けると思います。特にヤフー社がGoogle社との提携をきるときが迫りつつあると予測される現在、Google社にとって、そうした商用サイトいじめはマイナスとなります。
「ひたすらサーチエンジンに登録を続ける」とありますが、一括登録ソフトのようなものでしたら、多くの人たちが集中的に使っている恐れがあるので、検索サイト運営者はそれに大して自衛手段をとるのが常なので、「Googleページランク即効アップセミナー」でも申し上げているように極力自力で有効な検索エンジンリンク集や無料リンク集、ページランクの高いところをリスト化して利用したほうが得策です。


> 鈴木さんにお礼が言いたい気持ちです。
> 今年度は1億円確実となりました。
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> メルマガにもありましたように、不思議な現象があります。
> シンプルなページが上位になっているのはなぜかと思います。ページランクも高くないのに・・
> 「位相差顕微鏡」でやると私のサイトがそのシンプルなページより上位に表示されていないのが疑問です。
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> それと、競合相手が必ず、上位に掲載されるように被リンクをそのサイト内にたくさんもっているのは、どういう仕組みなのでしょうか?
> テックジャムという会社で被リンクが.phtmlという末尾になっています。
> 「騒音計」とやるとこの会社が上位に出ます。うちは4-5番目です。
> ------------------------------------
> SEOからSEMだというので今年からアズワードの広告もはじめました。
> そのセミナーはないのでしょうか?
> 広告の効果は、あります。
> ------------------------------------
(神奈川県 佐藤商事様)

「位相差顕微鏡」で検索すると今日現在1位の
http://www.ptech.jp/neo3/
さんのリンク元
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&q=link:http%3A%2F%2Fwww%2Eptech%2Ejp%2Fneo3%2F
をGoogleで調べると
http://www.ptech.jp/other/chiwawa/
から
■デジタル位相差顕微鏡「P-Scope(ピースコープ)」のページはこちら
などとキーワードでリンクされておりますが、こうした目標キーワードのはいった言葉で他のドメインのページからリンクされるのが非常に有効です。
「競合相手が必ず、上位に掲載されるように被リンクをそのサイト内にたくさんもっているのは、どういう仕組みなのでしょうか?」というご質問ですが、リンク元に自社ドメインにあるページがたくさん表示されるのは、全頁から他のページにたくさんメニューとしてリンクをしている場合です。
また、多くのSEO業者やSEOでやっているところを観察しますと自社でいくつもドメイン名を持っているという傾向があります。当社も10個近くドメインはありますし、最近では顧問先にも1商品1ドメイン、または、1事業、1ドメインをお持ちになるよう推奨しています。
それでも、やはり常日頃、地道に自社で相互リンク依頼をしたり、HTML末尾のページランクの高い自動リンク集や掲示板に忍耐強く登録している人たちが多いということがわかっております。
「SEOからSEM」とよく言われますが、ネット広告である限りリスクが非常にありますのであまりおすすめできません。別の言い方をすればギャンブル性が高いということです。但し、いくつか例外はあります。
当社顧問先でも何件かは成果を挙げて費用を回収するだけでなく、利益を上げているところは増えてきておりますが、毎週のセミナーでアンケートにSEMセミナーにご関心があられるか調査をして要望を強いと分かりましたら当社でもセミナーを開催させて頂きます。
いずれにしましても、貴社はさらに売り上げを上げていただくためにも、地道に1商材あたり1ドメインでテーマサイトをどんどんお作りになっていかれることを祈っております。佐藤さんの行動力、実行力、企画力がある限り、業績は伸びますでのどうか頑張って下さい。

>  今回お聞きしたいことは、独自ドメインのHPがもう一つあり、現在公開しています。http://www.e-seitai.org/
です。
>  少し内容というか構成を変えて作ってあるのですが、基本的な文章の内容などはほとんど変わっていません。
>  こちらのHPの意図はキーワード「整体」で上位に来ることを目的にしています。
>  http://www8.ocn.ne.jp/~kins7m7/
のほうはキーワード「治療院」で上位表示されることを目的にしていて、Googleでいつも12位から16位の間にいます。
>  ところが「太田均整治療院」で検索すると、http://www.e-seitai.org/
は検索されてきません。i-mode版も作成してありますが同様です。
>  自分なりに分析してみましたが、どうも類似HPということで最初の検索にはヒットしてこないようです。
>  ここでお聞きしたのは、HPのトップページをまったく異なったものに仕上げないと検索エンジンに反映されないのかということです。またどの程度まで異なったものに仕上げれば検索エンジンに反映されるのか、その辺もおわかりになりましたら、ご教示ください。

お察しのとおりです。
あまりにも似通ったサイトのため、
http://www.e-seitai.org
がミラーサイトとGoogleに認識されてしまっている可能性がほぼ確実です。
当社、当社関連サイトもよくそうしたことがあります。
解決策としては:
みかけも、内容も大幅に変えて両方とも別のサイトとしてリニューアルする
のが一番です。Google対策に近道はほとんどなくなってきました。
リニューアルなされば努力は報われますのでどうか頑張って下さい。
(東京都 太田均整治療院様)

> ヤフーの検索結果について質問があります。
> キーワードで検索すると、
>
> ●スポンサーサイト
> ●Yahoo!登録サイトとの一致
> ●ページとの一致
>
> の順に表示されると思いますが、
> 「Yahoo!登録サイトとの一致」の部分に
> 複数のカテゴリで表示されている企業があります。
>
> クリックするとすべて同じURLのページに行きます。
>
> サイトの推薦をすると、同じURLだと
> 「すでに登録済みです」と推薦できないのですが、なにか方法があるのでしょうか?
> わかりにくい質問ですいませんが
(匿名)

ご質問の意味ですが、「すでにAというカテゴリーで登録されている場合、あらたにBというカテゴリーをヤフーさんが追加してくれるか?」という意味だと思いますが、
その場合、カテゴリーの追加はほとんど無理です。相当な正当性がないと難しいので、別テーマでミニサイトをつくってそれをヤフー登録申請することを絶えず推奨させていただいております。


> 昨年、福岡のセミナーでお世話になった■■■■■です。
> 一つお聞きしたいことがありますので、よろしくお願いします。
> 最近のグーグルのアルゴリズム変更で、代替テキスト(セミナーで
> 言われていた「ぽよぽよ」)にキーワードを入れることが
> 無意味になった、という噂を耳にしたのですが、
> その真偽のほどは、いかがなんでしょうか。
> 詳細をご存知でしたら、教えてください。
> よろしくお願いします。

ご無沙汰しております。ご質問有難うございます。
全面的には代替テキストは無意味にはなっておりません。
リンク画像のaltが有効で、リンクのない単なる画像ファイルに代替テキストをいれても認識されないようになってきました。

2、Googleショックの対処方法(3)
今回は、皆様より頂いたご質問から回答させて頂きましたが、貴重なご質問を通じて多くのことがわかってきました。
結論として他サイトからのリンク、それも目標キーワードのはいった言葉でリンクされることが重要だということです。これは前号でも申し上げました。

さらに、ミラーサイトに対してGoogleは非常に厳しくなってきました。
Googleショックで被害をうけられた方は:

(1)まずは、全頁を再調整する(今回と過去2回のサポートニュースで申し上げたことをご参考に)
(2)そして、恒常的なリンク依頼の実行
(3)これまで以上に複数サイトを立ち上げてゆくことに努力する


重要なのはGoogleショックで被害を受けたキーワードとそのサイトを修正すると同時に新しいキーワードを探したり、ヤフー登録の努力をしたり、今後どこがどうなろうと、有名検索サイトをがどんなことをしようと、貴社サイトは売り上げを減らさないというリスク分散をするということです。

こうして書いていますと、他人事のように聴こえるかもしれませんが、私自身も一部サイトで被害にあり、対策をする立場にあります。

セミナーにご参加頂いた立場、開催させていただいた立場という接点を通じて今後ともどうかみんな一緒に、将来どんなことが起こっても必ず解決することを祈っております。
皆様の状況が必ず良くなると思っておりますのでどうか当面大変なときが続くと思いますが、お互いにがんばりアクセス、売り上げ達成を通じてそれぞれのお客様にプラスになるようがんばりましょう。
重ね重ね、貴重なお時間を割いてご質問頂いたこと感謝申し上げます。

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