SEO用語解説 - B
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どのブラウザで自サイトを確認すれば良いのか?ブラウザの世界シェアから考える
執筆:一般社団法人全日本SEO協会代表理事 鈴木将司
作成:2022年3月29日
あなたはどのブラウザで自分のサイト確認をしていますか?
何も意識せずにWindowsを立ち上げるとデスクトップにアイコンのある「Internet Explorer」や「Microsoft Edge」を使ってはい無いでしょうか?
SEOで勝ち抜くため、成果を上げるためにはブラウザ選びも重要です。
自サイトの確認にはGoogle Chromeを優先的に使うべき
書籍やセミナーなどでブラウザという言葉を聞くかもしれませんが、それは「閲覧するもの」という意味です。何を閲覧するのかというと「Webサイトを閲覧するもの」という意味です。 それがブラウザの意味と歴史的な背景です。
その中でもWEBブラウザの代表格といえば「Internet Explorer」や「Microsoft Edge」を思い浮かべる人も多いと思います。
特に会社のPCなどで多く使われていたことから、未だにこれを使い続ける人も多いです。
私はこれをデスクトップから消しました。なぜ消したかというと、多くのユーザーがいつも使っているブラウザを中心に使わないとユーザーの気持ちが分からないからです。
「Internet Explorer」だけを使ってサイトを確認するのはやめましょう。
2022年2月現在のWebブラウザのシェア率を見てみましょう。
「2022年2月現在のブラウザの世界シェア」はウェブ上に載っている情報ですが、スタットカウンター(statcounter)というサイトがあります。
そこでほとんどリアルタイムにどのようなブラウザが人気なのかというのを発表しています。
【2022年2月現在のブラウザの世界シェア(PC版、スマートフォン版等全てのデバイス合計)】
1位 Chrome 64.3 %
2位 Safari 18.96 3%
3位 Firefox 3.71 %
4位 Edge 3.7 %
5位 Samsung Internet 3.04 %
6位 Opera 2.25 %
7位 その他 4.04%
一番人気のあるブラウザは「Chrome」です。世界で64.3%のシェアがあります。このように世界の多くの人がChromeを使用しています。日本にスポットを当てても大差ありません。 Chromeの環境下で多くの人がWebを閲覧していることを考えると、仕事でWebに携わる方は、自サイトの確認でGoogle Chromeを優先的に使うべきです。
《Chromeのブラウザ画面》
自サイト確認は1つのブラウザに絞らない
サイト確認においてGoogle Chromeの優位性を理解して頂いたところですが、それだけを気をつけていればいいというわけではありません。
ブラウザの世界シェア、2番目に人気のブラウザ「FireFox」があります。 私もインストールしていますが、このFireFoxはNetscape Navigatorが先祖なのです。Netscape Navigatorの色々なエンジン、描画エンジンなどを利用して作ったものになっています。
必ずお仕事でウェブに携わる方はサイト確認の際はいつもChromeを1番優先的に使ってください。そして2番目にはFireFoxを使いましょう。
《FireFoxのブラウザ画面》
・スマホユーザー・Macユーザー向けのサイト確認
今度は「Safari」というブラウザがあります。 私も数年前からMacを使っていますが、Macのデフォルトのブラウザは「Safari」です。 「Safari」について、もう一つ気にしておきたいことはスマートフォンについてです。今はスマートフォンが普及し多くの人がスマートフォンでWEB閲覧をします。実際のスマートフォンからのWeb閲覧率は全体の6割とも言われています。そのスマートフォンユーザーのおよそ半分の50%がiPhoneを使用しています。
iPhoneのデフォルトブラウザも「Safari」なので、モバイル向けのWebページやコンテンツを提供する場合は、自サイト確認には「Safari」も視野に入れる必要性があります。
また、パソコン市場もAppleのiPhoneの人気からMacも大きく人気を高めてきました。iPhone/Macの人気拡大によって「Safari」のシェア率が高まっています。自分のターゲット層に合わせてブラウザの選択が必要になるということです。
つまり今日のモバイル時代に対応するためには、やはりスマホユーザーの気持ちが分からないといけないので、モバイル環境においてはサイト確認に「Safari」も使うようにしてください。
《PC版Safariのブラウザ画面》
《スマートフォン版Safariのブラウザ画面》
時代は常に変革している
10年前でしたら自サイトの確認には「InternetExplorer」が正解でした。なぜかというと10年前のブラウザのシェアは「InternetExplorer」一強の時代だったからです。
【2010年のWEBブラウザのシェア率】
1位 InternetExplorer 58.2%
2位 Firefox 22.7%
3位 Chrome 9.2%
4位 Safari 5.5%
5位 Opera 2.2%
時代が進むにつれユーザーの求める機能やサービスが大きく変わりました。それに合わせて、Webに携わるものは使用するブラウザも時代に合わせてアップデートしていくことが大切です。
さすがに現在において「Internet Explorer」を使っている方はMicrosoftのサポートも終了したこともあって減少しています。
《Internet Explorerのサポート終了の告知ページ》
しかし、使い慣れた「Internet Explorer」を使い続けている人も多いのが実情なのです。この感覚でWebに関する仕事は絶対にしないでください。 2022年2月現在のブラウザ世界シェアから見ると優先順位は下がっていますが、代わりにMicrosoftが比較的最近リリースした「Microsoft Edge」というブラウザがあります。
Windowsのデフォルトブラウザになっている「Microsoft Egde」については、普段仕事で使用しているブラウザが「Egde」の方が多いので、たまに使うのは良いでしょう。一部のユーザーやWeb開発者の方も利用しているので、それを使うのも重要なことです。
《Microsoft Egdeのダウンロードページ》
ブラウザのシェア率はスッタットカウンター(statcounter)というサイトでリアルタイムな状況を確認することができますし、自分のサイトに訪れるユーザーの傾向はGoogleアナリティクスというGoogleが提供するサービスを使って無料で確認することができます。
新しいイノベーションが巻き起こり時代は日々変わっていきます。常にブラウザのシェア率を意識してみてください。
まとめ:自サイトを観てくれるユーザーのことを考えてブラウザを選択する
自サイトの確認として、現在においては「Google Chrome」を使うことがベストな選択と言えます。それに加えて自サイトを閲覧するユーザーを考えてブラウザを選ぶようにすると良いと思います。
また、どのブラウザがどのくらい古いか、歴史があるかということに重点を置くのではなく、『今この時点で最も多くのユーザーが使っているブラウザは何か?』というのをいつも意識して、それを使ってウェブでの情報発信などをしてください。それもある意味SEOで勝ち抜くための成果を上げるために重要なことなのです。
- 今世界では何のブラウザのシェア率が高いのか
- 自分のサイトにはPC・スマートフォンどちらの閲覧割合が多いのか
などを意識してください。
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