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SEOキーワードの見つけ方とその使い方

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最終更新日:2021年8月6日

キーワードの見つけ方のポイント


集客に効果的なキーワードの見つけ方はたくさんありますが、注意しなければならないのは「キーワードは一時的に頑張って、儲かるものをいくつか見つけた時点で終わり」というものではないということです。 

集客に効果的なキーワードというのは、常に変化しているものです。 

見込み客の発想はずっと同じというわけではなく、時代や流行などに左右され変化していくものです。 

そして、世の中の移り変わりというのは、常に激しいものです。 

見込み客の発想や世の中の流れによって、上位表示を目指すべき目標キーワードは変わっていきます。 

ですから、キーワードは見込み客の発想や世の中の移り変わりによって変化していくという点を忘れずに、儲かるキーワードを常に見つける努力を続けなければなりません。 

効果的なキーワードを探す際には、あなた一人だけで探すよりも、利害関係のない人に協力してもらうことが有効な場合があります。 一人ではなく、ペアやグループでキーワードを探すことによって、あなた一人だけのときには考えつかなかったような新鮮なキーワードを見つけることが出来るかもしれないのです。 

効果的なキーワードは変化していくのだということを認識して、ときには、儲かるキーワードを数人で探すことが有効なキーワードを探すポイントだと思います。

Webサイト運営、SEO対策、共にチームの力で問題解決を目指して下さい。そうすることにより多面的な対策が可能になり、成功するための原動力を持つことが出来るようになります。



類似するキーワードを探す術

simi.png

類似するキーワードを探す方法は?


Googleキーワードプランナーを使うと、指定したキーワードを用いた検索の組み合わせや、関連する他の単語を調べられます。


これらの結果は、検素数の多さなどを考慮した順に提示されるので、類似キーワードの決定の参考に役立ちます。


「セミナー」というキーワードの検索バリエーションとして、「セミナー情報」や「無料セミナー」などが表示されています。


gkp.png

Googleキーワードプランナーの他には、Google検索でキーワードを入力すると関連キーワードが表示され提案されますが、そのデータを抜き取るキーワードサジェストツールが便利です。

・Keyword Tool

http://keywordtool.io/


[特徴] 高速で、大量のデータが取得できる。Google以外の検索エンジンのデータも取得できて世界の言語にも対応している最もおすすめのツール。データはクリップボードにコピーしてエクセルやメモ帳等に貼り付けることが出来る


・グーグルサジェスト キーワード一括DLツール

http://www.gskw.net/


[特徴] 使いやすいがダウンロード速度が遅く、データが取得できないことがある。CSVデータをダウンロードできるところが便利。


・goodkeyword

http://goodkeyword.net/


[特徴] 高速でGoogle以外の検索エンジンのデータも取得できる。その他、ヤフー知恵袋の検索結果も取得できる


辞書的に関連した単語は、類語辞典を使うことでも調べられます。類語辞典は、Web上の無料検索サイトを活用しましよう。Yahoo!辞書は似たような単語としてどんな単語があるのか、思いつかないときに利用すると便利です。


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5W1Hで見つけるキーワード

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キーワードを見つけるには、商品ジャンルやサービスジャンル、問題や悩み系キーワード、欲望系キーワードなどから探す方法があります。


しかし、もっとたくさんのキーワードを比較的体系的に探したいと考えている場合には、5W1Hの形式で考える手法がぴったりです。


1.誰が(Who)

2.何を(What)

3.どこで(Where)

4.いつ(When)

5.誰のために (ここではWhyではなく「Whom」になります)

6.どんな(How)


という5W1Hの形式で考えることにより、キーワードを見つけやすくなるのです。


たとえば、「父はゴルフのために、10月に軽井沢へ車で出かけることになっている」といった文章を見てみましょう。


5W1Hを使えば、この文章の中から「父」「ゴルフ」「軽井沢」「10月」「車」というキーワードを簡単に見つけることが出来ます。


順番は、上記のものに限る必要はありません。


5W1Hが入っていれば、どんな順番でもキーワードを抜き出すことが出来ます。


これは非常に簡単な方法でありながら、キーワードをたくさん見つけることが出来る方法です。


この方法をSEO対策に活かすことによって、キーワードが簡単に見つかるようになります。


《5W1Hの例》


1.誰が(Who)

物の名前や地域名以外の人に関するキーワードで


レディーガガ DVD 通販」

AKB48 CD 中古」

松本清張 文庫」

セレブ マンション」

団塊 起業 事例」

主婦 人気 温泉」

大学生 下宿 物件情報」

高校生 人気 靴」


など集団の呼び名などもある。


2.何を(What)

「何」というのが検索キーワードでも最も人気のあるキーワード。

例えばあなたがトヨタの中古車を検索エンジンで探そうとするときは


トヨタ 中古車

トヨタ 中古車 販売」

トヨタ 中古車 販売店 大阪市」


さらに欲しい車種が明確ならば


トヨタ プリウス 中古車販売店


のようにさがしている何かを表現するもので品詞でいえば名詞。


3.どこで(Where)

場所に関する言葉。


「歯科医院 赤坂

「歯医者 赤坂

「痛くない歯医者 赤坂駅

東京都港区 痛くない歯科医院」

「家具店 船橋市

船橋 ソファベッド販売」


国名、都道府県、市町村区、盛り場名、駅名などの地域名。


4.いつ(When)

冬用 下着」

七五三 お祝い」

お香典返し ギフトカタログ」

卒業旅行 LA」

父の日 プレゼント 通販」

定年後 資産運用 相談」

お正月 グルメ お取り寄せ」

クリスマスイブ ホテル 予約 東京」

ゴールデンウィーク 格安 ハワイ旅行」

朝食用 XXXX」

ディナー用 XXXX」

おやつ XXXX」


5.誰のために (ここではWhyではなく「Whom」になります)

「誰・誰が(Who)」と似た形で「誰・誰が(Who)」に?用や?のためのを追加したパターン等キーワード。


女性専用 XXXX」

男性用 XXXXX」

子供用 XXXXX」

外国人用 XXXXX」

医師用 XXXXX」

看護婦用 XXXXX」

学生用 XXXXX」

プログラマー用 XXXXX」

熟年夫婦のためのXXXXX」

独身者のためのXXXXX」

社長のためのXXXXX」

新入社員のためのXXXXX」


6.どんな(How)

おいしいXXXXX」

甘いXXXXX」

綺麗なXXXXX」

高画質XXXXX」

高品質XXXXX」

低価格XXXXX」

格安XXXXX」

激安XXXXX」

新鮮なXXXXX」

安全なXXXXX」

精密XXXXX」

というような主に名詞である「何(What)」を修飾する形容詞や形容詞的なものがほとんど。



よく、上位表示を目指すキーワードを見つける手法としてGoogleキーワードプランナーを使ってGoogle上で検索ユーザーがどのようなキーワードで検索しているかを調査する方法があります。


確かにこれは便利な手法です。しかし2つの限界があります。それは・・・


(1)過去に検索されたキーワードしか表示されない

→ これは当たり前のことですが、Googleキーワードプランナーで見ることが出来るキーワードは過去検索されたものだけです。ということは、未来の検索キーワードは含まれていません。過去検索されたキーワードは誰でもGoogleキーワードプランナーを使えば見れるということは、あなただけではなく、あなたの競合他社も見れる、あるいは見ているはずです。それだけでは競合他社とほとんど差はつきません。差をつけるには未来を予測することです。5W1Hで「発想する」ということは過去に無い未来のキーワードを予想することになり、予想出来るキーワードは理論的には無限です。


(2)すべての過去の検索キーワードが表示されるわけではない

→ これも当たり前のことですが、Googleは過去に検索された検索キーワード全てをGoogleキーワードプランナーで見せてはくれません。そのようなことをしていたらコストがたくさんかかり無料では提供できなくなります。過去の膨大なデータを見せるにはそれなりの料金をGoogleキーワードプランナーのユーザーに請求しなくてはなりません。そしてそうしたサービスは現在Googleは提供していません。というこというはGoogleキーワードプランナーで表示されるキーワードは全体のごく僅かな量でしか無いのでそこに限界が生じます。


という点です。


以上ですが過去にとらわれず未来の可能性を拓くためにも5W1Hで集客に繋がりそうなキーワードを予測、予想することを忘れないで下さい。


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悩み系キーワード

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検索キーワードにはさまざまな分類が考えられますが、商品やサービスジャンルのキーワードのほかに、悩み系のキーワードも考えられます。


育毛剤販売サイトの場合「育毛」「育毛剤」などはとちらかと言えば、商品の購入を前提とした前向きなキーワードとして捉えることができます。


一方で「脱毛症」「抜け毛」「薄毛」「増毛」などの場合、頭髪の問題や髪の悩みを想起させるキーワードと言えるかもしれません。


悩み系のキーワードを入力する人はいわゆる見込み客といえます。商品購入に積極的な人が連想するキーワード、今すぐ「現状の悩みを何とかしたい」という人が連想するキーワードの両方を想定することが大事です。


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キーワードの組み合わせをExcelの関数で手間と時間を削減

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たいていの場合、ミドルワードやスモールワードは、ビッグーワードを軸にして単語を追加して作成する。それには、1つの単語に対していくつもの単語のパターンを掛け合わていくという作業が必要になってきます。


しかし、単語の組み合わせは膨大な数にのぼるので、ひとつひとつ手作業でキーワードを作成するのは非常に手間と時間がかかります。そんな手間のかかる作業を簡単にできる方法があります。


この問題は、Excelの「CONCATENATE関数」(コンキャティネイト関数)を使えば簡単に解決可能です。CONCATENATE関数は複数のセルの内容をつなげる関数です。組み合わせたいキーワードをExcelのシート上に並べて入力して、CONCATENATE関数の引数に指定しましょう。


その際、引数と引数の間に半角のスペースを入れれば、すぐにコピーして使えるキーワードが完成します。複数の単語の語順は、すべての順番を網羅するようにキーワードを作成しましょう。「部分一致」で登録しておけば大丈夫だと考えるかもしれないが、語順によってもコンバージョンの数値や競合広告の多さが変わる場合があるからです。


たとえば、3語のキーワードを組み合わせるだけでも、膨大な量のキーワードが作成されます。ただし、作成したすべてのキーワードがすべて検素数が多いとはかぎらず、ほとんど検索されないキーワードも大量に作成されることになります。


その場合、あとから検索数の少ないキーワードを見直して整理しましょう。成果の低いキーワードが放置されると、広告グループ全体の品質への評価を下げることにつながってしまうからです。


または、最初から2語の組み合わせのみに注力して、無駄なキーワードを少なくする方法もあります。しかし、コンバージョンのあるキーワードを見逃してしまう可能性もあるので、できれば3語の組み合わせのキーワードを作成するようにしましょう。


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ニッチなキーワードでロングテールを狙う

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検索キーワードを調査する際に、Googleキーワードプランナーなどを利用することがあると思います。


このようなツールを利用すると、ビッグキーワードに付随して表示される様々なキーワードがあります。


【Googleキーワードプランナーで表示されるビッグキーワードに関連する様々なキーワードの例】


この付随して表示されるキーワードであるスモールキーワードというのは、ロングテールを狙う上で非常に重要なものです。


ロングテールとは、大ヒットすることがないマニアックでニッチな商品でもたくさんの種類を売れば大ヒット商品と同じくらい売上に貢献するという意味のビジネス用語です。


世界の通販事業で成功しているAmazonのような非常に多くの商品を販売している企業はこのロングテール商法でたくさんの売上を積み上げています。


この概念はSEOでも応用されているものです。例えば、「インプラント」という検索数が多い人気キーワードで上位表示出来なくても、それに付随する関連キーワードである「インプラント 費用」、「インプラント デメリット」、「インプラント 川越市」などの検索数が少ないニッチキーワードで上位表示出来れば「インプラント」というビッグワードで上位表示したときと同じくらいのアクセス数を稼げる可能性があります。


このロングテールという概念、ロングテールの積み重ねが大きな成功を生むという概念はビジネスだけでなく、SEOを行う上で重要性を増しています。


こういったニッチであるが、確実にユーザーがいるという市場を狙うためにロングテール理論に基づいてたくさんのスモールキーワードをGoogleキーワードプランナーなどで発見して、1つ1つをテーマにしたページを丁寧に作っていく姿勢がSEOの成功をおさめる上で大切です。


ロングテールのスモールキーワードは複数の単語の組み合わせだけとは限りません。


例えば、「チオクリーン」という新機能繊維がありますが、これはある繊維の業界に詳しい人でないと知らない言葉です。


こういったタイプの言葉もロングテールのスモールキーワードだと言えます。


この種のロングテールキーワードは確かに検索数は少ないです。しかし、そうしたキーワードで検索したということは事前にその情報をキャッチしている人だということです。


そして事前にその情報をキャッチしたということは購入直前の「今すぐ客」の可能性が高いということも言えるはずです。


ロングテールのキーワードを馬鹿にせず上位表示を目指して下さい。競合他社が馬鹿にしている検索数が少ないキーワードは競争率が高く無いことがほとんどです。ちょっとした解説ページを作るだけで上位表示するかも知れません。


文字数は500文字から1200文字程度の範囲で初心者にもわかりやすいように解説する文章を書けば上位表示の可能性のある立派なページです。


勝てるゲームには必ず勝って下さい。そしてそれを積み重ねることによって大きなゲーム、つまりビッグキーワードで勝つための体力を獲得出来るようになります。


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Q: 競合他社で主要キーワード「 業種名+地域名」で検索したらかなり上位に来るサイトがあります。


タイトルタグ記述例

検索エンジンは、タイトルタグに書かれている言葉をページのテーマだと考えます。
ですから、検索エンジンで上位表示を狙っている場合は、タイトルタグに目標キーワードを記述することが重要になってきます。
そこで、タイトルタグにどのように目標キーワードを記述すれば良いのか、例を挙げていきたいと思います。
たとえば、「お問い合わせについて」というページに書くタイトルタグです。
普通なら、「お問い合わせ」とだけ書いて終わりにしてしまいますが、「お問い合わせ」という言葉と一緒に、あなたの目標キーワードを記述する必要があります。
あなたの目標キーワードが「化粧品」や「コスメ」なら、タイトルタグに「化粧品」や「コスメ」という言葉を入れ込むのです。
「お問い合わせ|化粧品|コスメ」といった具合です。
このようにタイトルタグに目標キーワードを含めると、上位表示されやすくなります。
もちろん、全ページのタイトルタグに意識的にキーワードを入れ込んでいく必要があります。
資料請求申し込みページなら、「資料請求」とだけ書くのではなく、あなたが上位表示を狙っているキーワードを忘れずに書き込んでください。
上位表示を狙っているなら、面倒でも全てのページのタイトルタグに目標キーワードを記述していきましょう。

表記ゆれ、誤変換にも目を付ける

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ユーザーがキーワードを入力する際に、必ずしも正確な名称を入力しているとは限りません。


略称、別名、ひらがな、カタカナ、アルファベット、送り仮名違いといったものから、変換ミスや入力間違いも含めるとそのバリエーションは膨大な量になります。


《キーワードのバリエーションの例》

●短縮

スマートフォン : スマホ 

ネットゲーム : ネトゲー

2ちゃんねる : 2ch (ほぼ同じ)

パソコン : PC (ほぼ同じ)


●打ち間違い

フコイダン : フコダイン

ダイヤモンド : ダイアモンド (ほぼ同じ)


●ひらがな、カタカナ、漢字

かばん : カバン : 鞄 (同じ)

なんば : ナンバ : 難波 (ほぼ同じ)


●外国語

固有名詞はほとんど翻訳される。


例:

Michael Jackson = マイケルジャクソン

Nagoya = 名古屋


一般名詞のほとんどは翻訳されないが一部翻訳されるものもある

例:tablet  =/= タブレット (ほとんど同じ)



こうしたキーワードも積極的に登録していきましょう。こうしたキーワードは正規のキーワードに比べて競合する広告やオーガニックの検索結果も少なく、ひとり勝ちできる可能性があります。


特に、アクセス解析などで頻出する間違いのキーワードは必ず追加しておきましょう。


AdWords、スポンサードサーチともに部分一致に設定していればある程度の表記ゆれは自動的に対応してくれますが、どのようなキーワードがどう対応されるのかの詳細はわかりません。


すべてのキーワードのバリエーションを網羅するのが理想ですが、一先ずご自身が考えられる限りのバリエーションを登録しておくようにしましょう。



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