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トップページの目標キーワードが複数あると順位が上がりにくくなる!?

2015年03月17日
この数日で何社かのセミナー受講者様や会員様の状況を見て共通の問題点がありました。


それはトップページを2つ以上の異なったキーワードで上位表示しようとする方が多いという点です。


トップページの目標キーワードは通常1つなのが理想で、そうすることにより検索順位が上がりやすくなります。
このミスには2つのパターンがあります:


1、異なったキーワードを狙うミス


例えば鈴木歯科医院というサイトのトップページで


歯科医院 港区


だけを狙うのは良いのですが


歯科医院 港区


だけではなく、


矯正歯科 港区


も狙うと


歯科医院





矯正歯科


は全く意味の違う言葉ですので2つ以上の異なった目標キーワードとなり検索順位があがりにくくなります。
どちらかを捨てる必要があります。


ただし、捨てっぱなしではなくサイトにある他のページ(SUBページ)で矯正歯科についてのページがあったらそのページを


矯正歯科 港区


で上位表示を目指すために最適化をすれば良いです。


2、複数の地域を同時に狙うミス


次に多いミスがトップページを異なった地域キーワードで上位表示しようとする事です。


トップページを


歯科医院 港区


だけで上位表示を目指すのは良いのですが、


歯科医院 中央区


でも上位表示しようとするのは複数キーワードを狙うことになり順位が上がりづらくなってしまいます。


この場合も、トップページは


歯科医院 港区


だけで上位表示を目指すことにして、そのサイトに「中央区からお越し頂いた患者様のご相談例」または「中央区からお越し頂いた患者様の声」という地域を中央区だけに絞ったページを作成してそのページを


歯科医院 中央区


で狙うことが正しい方法です。


さらに言えば、そもそもトップページを


歯科医院 港区


だけで無く


歯科医院 中央区


でも上位表示しようとするのは論理的な矛盾があります。


本来トップページを何らかの地域名で上位表示を目指す場合はその事業体の所在がある地域名のみを狙わなくてはなりません。


港区にある歯科医院の場合は


歯科医院 港区


だとか、


港区 歯科医院


を狙うべきですが、所在地でも無い隣の区である 中央区 という地域名も同じサイトのトップページで狙うというのはやりすぎです。


そのような無理な事がまかり通れば人様に迷惑をかけることになります。


歯が痛くて困っている人、仕事で忙しくて歯医者を探すのにたくさんの時間をかけることが出来ない人に対してその人がいる地域から遠い歯科医院のサイトを強引に見せても迷惑なだけです。


SEO成功の近道の1つは、こうした売り手都合を通そうとするのではなく、いつも受けてである検索者都合でサイト内の各ページに目標キーワードを設定することです。


無理なく、最短で上位表示してその後も安定的にそれをキープしたい方はこうした視点で自社の目標キーワードを見なおしてみてください。

福岡のSEOセミナーで頂いたご質問「過去にSEO目的で集めたリンクは削除したほうが良いのか?」

2015年03月15日
本日、福岡で2つのSEO対策セミナー:

上位表示を実現するキーワードの書き方セミナー
https://www.web-planners.net/keywordkakikata.html

ゼロから学べる最新! Google上位表示12の絶対法則セミナー
https://www.web-planners.net/webplanners_semi_housoku.html
を開催しました。

それらのセミナーが終わった後、重要なご質問を受講者の方からいただきました。

それは「過去にSEO目的で集めたリンクは削除したほうが良いのか?」というご質問です。

リンク対策に対するGoogleの監視が強まるなかで最近何度も頂くのがこのご質問です。

私がその方にお伝えしたことは・・・・

1、現在の検索順位が良い場合はそのままにしておく。
理由は、それらのリンクのおかげで順位が上がっている可能性があるので、それらのリンクを削除すれば数ヶ月から半年くらいにかけて徐々に検索順位が落ちてしまう可能性があるからです。

2、現在の検索順位が以前に比べて7位から40位くらいの範囲で落ちている場合は、それらのSEO目的のために集めたリンクのせいで検索順位が落ちている可能性があります。

その場合は先ず自社サイトにキーワードを書きすぎていないか、あるいは類似コンテンツがたくさんないかを確認して少しでもそうしたことが見つかったら早急に修正することを先ず行う。

そして1ヶ月から3ヶ月経過しても順位が回復しなかったらサイトの内部に問題が無いので、他に考えられるのは外部の要因である過去に行ってきたリンク対策が原因の可能性が高くなります。

その場合は、過去に行ってきたSEO目的のリンクを削除してもらう必要があります。

自分が作った他のドメイン名のサイトからリンクを張っている場合はそれらのリンクを自分ですぐに削除するべきです。
ただし、SEO目的のために作ったサイトからのリンクではなく、ネットユーザーにきちんと見てもらっているノーマルなサイトからのリンクは外す必要はありません。

ただし、ノーマルなサイトからのリンクは通常問題はありませんが、そのリンクの張り方がSEO目的だと思わせるようなリンクだとそれは悪質なリンクとGoogleに判断される事があります。つまりリンクを張るときのテキストリンクが例えば「インプラント 横浜」だとか、「交通事故 弁護士 福岡」というわざとらしい単語の羅列による文言でリンクを張ると、いくらノーマルなサイトからのリンクでもGoogleはSEO目的のリンクだと判断して、リンクを張られているサイトに対してペナルティーを与えて検索順位を落とすことが有りえます。

次に他人のサイトからリンクを張ってもらっている時ですが、それもSEO目的のリンク(ノーマルなサイトからのリンクではない。またはわざとらしい単語の羅列による文言でのリンクのいずれかあるいは両方)だと思ったらそれらはリンク削除依頼をしてリンクを削除してもらって下さい。

ただし、その時に間違えてSEO目的ではないノーマルなリンクも削除してもらったら検索順位にマイナスになってしまうので、くれぐれもSEO目的のリンクだけを削除してもらってください。

このように過去に獲得したリンクを削除するべきかどうかの判断は:

1、現在の検索順位が良い場合はそのままにしておく。

2、現在の検索順位が以前に比べて7位から40位くらいの範囲で落ちている場合は、それらのSEO目的のために集めたリンクのせいで検索順位が落ちている可能性があるのでノーマルなサイトからノーマルな形でリンクを張ってもらっているかどうかを確認する

という2つのステップで判断、対処するようにしてください。

そして問題はその後どうするかです。

悪いリンクを削除してそのままにしている方が最近増えています。

それでは検索順位が一時的に改善したとしても、その後検索順位は上がりづらくなり、むしろ徐々に落ちていってしまいます。

何故なら今でも「安全で効果のあるリンク」は獲得しなくてはいけないからです。

それでは「安全で効果のあるリンク」とは何でしょうか?

それはそのリンクをクリックして自社サイトに来てもらえるリンクを張ってもらう事です。

つまりただ機械的にリンクを張ってもらうだけではダメなのです。

リンクを張る人が「このリンクをクリックしてもらいリンク先のウェブページを訪問して欲しい」という願いを込めてリンクを張ることが必要なのです。

そうすることによりネットユーザーがそのリンクをクリックしてリンク先のサイトを訪問したということをGoogleはクッキー技術によって把握するからです。(ただし全てのアクセスをGoogleは把握することは出来ませんが全体的傾向を把握して検索順位算定にそうしたネットユーザーの行動を加味していることが発表されています)

ということで今必要なリンク対策というのは紹介をするためのリンク、送客するためのリンクなのです。

ではどうすればそうした高品質なリンクを獲得することが出来るのでしょうか?

その答えは「紹介してもらえるようなコンテンツを自社サイトにアップする」というコンテンツの問題に帰結します。

私がこれまで出会った人たちの中でSEO対策で非常に大きな成果を上げている人たちがいますが、彼らは表面的にはリンク対策が上手で検索順位を上げているように見えたのですが、実はそれ以上にコンテンツを作ることが上手な人達でした。

リンク集めが上手な人 = コンテンツ作りが上手な人

なのです。

折にふれて私は彼らの事を思い出します。

彼ら優秀なコンテンツ職人達のことを。




こうしたリンク対策について解説したセミナー動画があります。
安全なリンクと危険なリンクの見分け方、そして安全なリンクの具体的な集め方を詳しく解説しています。

予告編がこちらにあります ↓




このセミナー動画のオンライン版・DVD版は
https://www.web-planners.net/video/link.html
で販売しています。

ほんの数分のYoutube動画でも、数が増えるにつれて他社の追随を許さない重要なデジタル資産になる

2015年03月13日
今日は長年契約いただいているクライアント様を訪問しました。

そこでとても驚いたのは3ヶ月ごしで提案してきたYoutube動画がたくさん作られすでにYoutubeにアップされていたことでした。

1つ当たりの動画の長さは3分前後でそこは教育関連なので例文を講師が読み上げてその背景にパワーポイントでシンプルな解説をするものになっています。

Youtube内にあるその動画のページからは詳しく解説したSUBページにリンクが張られていました。

決して派手な動画ではありませんが、確実に学習者の役に立つものになるはずです。

そしてその動画のタイトルに含めた複合キーワードですでにGoogleのウェブ検索で上位表示されていました。

今は小さな一歩かもしれませんが、数が増えるにつれて他社の追随を許さない重要なデジタル資産になり多くの見込み客を獲得するはずです。

動画マーケティング、そしてそれを内包するデジタルマーケティングは決して一朝一夕ではたくさんの新規客を集めることはないでしょう。しかし見込み客が何を求め探しているかを仮説を立ててそのニーズを満たすちょっとしたプレゼントを作る第一歩を踏み出すべきです。


こうしたYoutube動画を使った集客について解説したセミナー動画があります。


企業がどのようにして最短で新規客獲得効果の高い動画を作れるのかその方法を詳しく解説しています。

予告編がこちらにあります ↓



このセミナー動画のオンライン版・DVD版は
https://www.web-planners.net/video/video-youtube-seo.html
で販売しています。

質問レベルの高さ

2015年03月11日
昨日、名古屋で
『ゼロから学べる最新! Google上位表示12の絶対法則』セミナー
https://www.web-planners.net/webplanners_semi_housoku.html
を開催させていただきました。


そこで感じたのは受講者の皆さんの意識の高さとセミナー中やセミナー後のご質問のレベルの高さです。


何がレベルの高さかというと、それはGoogleをいかに欺くかというご質問は1つもなく、どうすればGoogleの向こう側にいる見込み客やネットユーザーのために役立つコンテンツを提供できるかという今求められるGoogle上位表示のための意識です。


私の説明が至らずに文字を増やせば良いというニュアンスで説明した後には「画像はどうすれば良いのか?」という鋭いご質問をいただきました。


自分ではお伝えしたつもりでしたが、未だ私自身の意識が低いため文字を増やすことは重要ですがそれと比例して文字の内容をひと目で表現するためのビジュアルエイドが必要だとか、サイト閲覧者を退屈させないためのイラストや写真が必要ということがしっかりと伝わっておらず反省しました。


こうした意識レベルの高い皆様とお会いすることにより自分自身をアップデートすることが出来ました。ありがとうございます。


おかげさまで会場はほとんど満員で暖房を消したほど熱気につつまれていました。このセミナーの前後に開催された他のセミナーやSEOカンファレンスを含めて述べ7時間も会場で勉強していた方もいらした程です。


私はシリコンバレーのGoogle社のエンジニアさんたちに伝えたいです。
「日本のSEO実践者のレベルは高まっている」という事を。

『上位表示を実現するキーワードの書き方』セミナーを本日初めて開催しました

2015年03月06日
本日12:50分から大阪本部で新しいセミナーの
『上位表示を実現するキーワードの書き方』セミナー
https://www.web-planners.net/keywordkakikata.html
を開催させていただきました。


新セミナーなので非常に緊張しましたが、受講者の皆さんのお陰で無事終了しました。


初回のセミナーではいつも足りない部分が出てきたり、時間が足りなくなることが多いのですが何とかお伝えしたいことをお伝えできたと思います。


このセミナーの目標は・・・


1、検索キーワードの構造とパターンをあらゆる角度から研究し・・・


2、それをページ内、サイト内、テキストリンク内のどこにどのように書き込めば・・・


Googleで上位表示するのかを知り、セミナー終了後にすぐに実践できるようになる。


というものです。


これまでセミナーを受講していただいた方の中でとても多く頂くご質問は:


「キーワードを XXXXX にどのように書けば良いのか?」


というキーワードの書き方についてのご質問でした。


ですので今回は素直に何をどのようにすれば上位表示するのかを上位表示サイトのデータをお見せしながら過去半年間で気がついたGoogle検索結果の傾向とクライアント企業の方が何をどのように書いてどうなったかという事もまとめてセミナー資料に書かせていただきました。


今は確かにコンテンツマーケティング、コンテンツSEOの時代だと思います。


しかし、盲点となるのはそこに上位表示を目指すキーワードがどのように書かれているかという事です。
このセミナーでは具体的に自社の目標キーワードのどの部分がメインキーワードで、どこがミドルキーワード、サブキーワードかを決めてそれぞれのキーワードを何回まで書くと上位表示するのか数字をズバリお伝えしています。
絶対数だけではなく、それぞれの比率、パーセントも上位表示サイトを分析してわかってきました。


不利なキーワードの書き方をすれば上位表示するどころか、検索順位ダウンの原因にすらなることがありますし、少なすぎると圧倒的な上位表示を長期間することは難しくなります。


白か黒かのどちらかではなく、答えはその中間にあるはずです。
それを受講者の皆様と一緒に見極めることができればと思います。


来週から名古屋、福岡、東京と各地で同じセミナーを開催させていただきますが、説明をもっともっと上手く出来るようにがんばりたいと思います。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

 鈴木将司

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