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わずか60件表示に!Googleは検索結果に表示するサイトの数を絞るようになってきている
2024年01月27日

SEOの世界は常に変化しています。近年、Googleは検索結果に表示するサイトの数を絞り込む方向に動いています。以前は検索結果に表示されていたサイトが表示されないケースが急増しています。これは、検索エンジンの精度を向上させ、ユーザーにより関連性の高い情報を提供するための一環です。今回は、最近のGoogleの検索結果における表示件数の減少について解説します。
「社会保険労務士 大阪」のケース
例えば、「社会保険労務士 大阪」という検索キーワードを例に挙げてみましょう。一見すると、検索結果に表示たくさんのページが表示されるように見えますが、実際にはそうではありません。
検索結果ページの下の方までスクロールして確認すると、たったの60サイトで行き止まりになります。

それ以上サイトを見るには「もっと見る」というリンクをクリックしなくてはなりません。

「もっと見る」というリンクをクリックしていくと19ページ目で行き止まりになります。

私のように「もっと見る」というリンクを19回もクリックすれば「社会保険労務士 大阪」の検索結果は248件、つまり248サイトということになります。以前のGoogleなら数千サイトは見れましたが、現在では248サイトにまで減っています。しかも、ほとんどのユーザーはわざわざ私がしたように「もっと見る」というリンクを何回もクリックしないでしょうから、事実上「社会保険労務士 大阪」で検索するほとんどのユーザーは60サイトしか見ないでしょう。
同じような実験を「USBケーブル」、「Tシャツ 通販」、「脱毛 口コミ」、「糖尿病 原因」、「KPIとは」でもしてみましたが、結果は次のようになりました。
「USBケーブル」
60サイト もっと見るを含めると合計186サイト
「Tシャツ 通販」
60サイト もっと見るを含めると合計223サイト
「脱毛 口コミ」
60サイト もっと見るを含めると合計129サイト
「糖尿病 原因」
60サイト もっと見るを含めると合計300サイト
「KPIとは」
60サイト もっと見るを含めると合計348サイト
PC版ChromeブラウザでGoogle検索をノーマルモードで行った結果ですが、驚いたことにどのキーワードも60サイトしか表示されません。そして「もっと見る」というリンクをクリックしても129から最大でも348サイトまでしか表示されませんでした。
過去と現在のGoogleの検索エンジン
このように過去のGoogleは何千ものサイトを表示する情報量が豊富な検索エンジンでしたが、現在では基本的に60サイトまでを表示して、どうしてもそれ以上見たいというユーザーが「もっと見る」というリンクをクリックしても100から300サイトくらいまでしか見せてはくれない検索エンジンになってしまいました。
昔のGoogleは全文検索エンジンとして、インターネット上のほぼすべてのページを検索結果に表示することが可能でした。しかし、現在ではページ数が多すぎるため、Googleは実質的にまとめサイトのような形式を取るのようになったのです。このことは、関連性が低い、または少しでも怪しいサイトを検索結果から積極的に除外していることを示しており、ユーザー体験の質を向上させる方向にGoogleが舵を切ったためのものだと考えられます。
Googleの検索結果絞り込み:ユーザーにとってのメリットとデメリット
このようなGoogleによる検索結果情報の絞り込みという戦略は、ユーザーの検索体験に大きな影響を与えているはずです。そして、それにはメリットとデメリットの両面が存在します。

メリットは情報の質の向上と効率的な検索
最大のメリットは、情報の質の向上です。Googleが絞り込んだ検索結果には、より関連性の高い、信頼できるウェブサイトが優先的に表示されます。これにより、ユーザーは関連性の低い、あるいは不正確な情報を見る手間を省けます。例えば、医療情報を検索する際、質の高い、専門的な情報源からのみ情報を得られることは、ユーザーにとって大きな安心感をもたらします。
また、効率的な検索が可能になります。以前は何千もの検索結果を手作業でフィルタリングする必要がありましたが、絞り込みにより、最も適切な情報が初めの60サイトに集中して表示されるため、ユーザーは必要な情報を迅速に見つけ出すことができます。
デメリットは情報の多様性の喪失と表現の自由への影響
一方で、デメリットも無視できません。最も大きな問題は、情報の多様性の喪失です。Googleが「関連性が高い」と判断する基準は不透明であり、結果として多様な視点や意見が検索結果から排除される可能性があります。特に特定のトピックに関して、多様な視点や情報源からの情報が必要な場合、この絞り込みは問題となる可能性があります。
さらに、表現の自由への影響も懸念されます。特定のウェブサイトや情報がGoogleのアルゴリズムによって排除されることで、情報の提供者が独自の声を失うリスクがあります。特に新興のウェブサイトや小規模なブログが影響を受けやすく、インターネットの情報源としての多様性が損なわれる可能性があります。
こうした状況を受けて、すでに一部のインターネットユーザーは、Googleほど情報の選別が厳しくないDuckDuckGoや、Brave Searchという情報を絞り込んでいない検索エンジンを使うようになってきています。

《参考サイト》 DuckDuckGo Brave Search
バランスの重要性
検索結果の絞り込みにおいては、質の向上と情報の多様性のバランスが非常に重要です。ユーザーにとっては、正確で信頼できる情報を迅速に得ることができる一方で、異なる意見や新しい情報源に触れる機会が制限されることになります。このバランスをどのように取るかが、検索エンジン会社にとってその価値を決める重要なポイントであるはずです。
Googleの検索結果絞り込み:サイト運営者への影響
Googleの検索結果の絞り込みは、ウェブサイトの可視性、トラフィック、そしてSEO戦略に直接影響を及ぼすため、そのメリットとデメリットを理解することが不可欠です。

メリット「 質の高いコンテンツの価値が増加」
まず、メリットの面では、質の高いコンテンツの価値が増加します。Googleが関連性の高い情報を優先することで、専門的で信頼性の高いコンテンツを持つウェブサイトは、検索結果においてより高い位置に表示される可能性が高まります。これにより、コンテンツの質に注力しているサイト運営者は、検索エンジンによるトラフィックの増加を期待できます。
また、この変化はサイト運営者にとって、自身のウェブサイトのコンテンツ品質を高める機会となります。質の高いコンテンツを提供することで、ユーザーからの信頼を得ることができ、結果的にリピーターの増加やブランドの信頼性向上につながります。
デメリット「競争の激化と中小規模サイトへの影響」
一方で、デメリットも存在します。特に、競争の激化は大きな問題です。Googleの検索結果が絞り込まれることで、限られた数のサイトのみが上位表示されるため、競争はより厳しいものとなります。大手サイトや既に高い権威を持つサイトとの競争に勝つためには、中小規模のサイト運営者はさらに質の高いコンテンツを作成し、独自の価値を提供する必要があります。
さらに、新しいウェブサイトや規模が小さいサイトにとっては、この変化は大きな試練になります。これらのサイトが検索結果での可視性を獲得するためには、SEO戦略をより緻密に練る必要があります。新規サイトが上位表示を獲得するためのハードルは高まり、時間とリソースを要するプロセスとなるでしょう。
変化への適応
このような状況では、サイト運営者は検索エンジンの変化に適応する必要があります。これには、キーワードの選定からコンテンツの質、ユーザー体験の改善、技術的なSEOの最適化に至るまで、多方面の取り組みが求められます。また、ソーシャルメディアや他のマーケティングチャネルを利用したトラフィックの獲得も重要です。
Googleの検索結果の絞り込みは、サイト運営者にとって機会と試練の両方をもたらします。質の高いコンテンツへの投資は、長期的なトラフィック増とブランドの信頼性の向上をもたらしますが、それには戦略的な取り組みと持続的な努力が必要です。サイト運営者はこの新しい環境に柔軟に対応し、継続的に自サイトを改善していく必要があります。
ページを増やすだでなく、質が高いページを着実に増やす
この変化は、ウェブサイト運営者やSEO専門家にとって重要な意味を持ちます。もはや、単にページ数を増やすだけで上位表示が得られる時代ではなく、Googleは関連性の高い、質の良いコンテンツを重視しています。したがって、多くのページを作成するよりも、質の高いコンテンツを提供し、その内容が検索キーワードとしっかり関連していることがより重要になっています。
また、過去に作成したウェブページの品質をチェックして、現在の基準に照らし合わせて古い部分は新しいものに差し替え、足りないものは新たに追加していく必要があります。
質が高いだけでなく、検索キーワードと関連性が高いページを作る
コアアップデート等のGoogleが近年繰り返し実施したアップデートは、SEO戦略において質の重要性を強調しています。これは、ウェブサイト運営者やSEO専門家にとって新たな試練を意味しており、質の高いコンテンツと検索キーワードの関連性が、上位表示の鍵となります。「質の高いコンテンツ」だけでなく、「検索キーワードとしっかり関連しているコンテンツ」を作らなければなりません。具体例を考えてみましょう。
質の高いコンテンツの具体例
質の高いコンテンツは、主に次のような特徴を持っています:
1. 専門的かつ信頼できる情報
例えば、医療関連のウェブサイトでは、医師や専門家による詳細な解説や最新の研究結果を提供することが重要です。このような専門性の高い情報は、読者の信頼を得やすく、Googleによる評価も高まります。
2. ユーザーに価値を提供するコンテンツ
ユーザーが実際に役立つ情報や解決策を提供するコンテンツです。例えば、家庭菜園に関するウェブサイトであれば、季節ごとの植物の育て方、病害虫の対処法など具体的な指南を提供します。
3. 独自性と創造性
他のサイトとは異なるユニークな視点や新しい情報を提供することも重要です。たとえば、旅行に関するブログであれば、一般的な観光地ではなく、隠れた名所や独自の旅行のコツを紹介することができます。
検索キーワードと関連性が高いコンテンツの具体例
一方、検索キーワードと関連性が高いコンテンツには、次のような特徴があります:
1. 検索キーワードに対する直接的な回答
ユーザーが「ベストなコーヒーメーカー」と検索した場合、このキーワードに関連するコンテンツでは、さまざまなタイプのコーヒーメーカーの比較、選び方、使用方法などを詳しく説明して、どれがベストなコーヒーメーカーなのかという答えを伝えなくてはなりません。
2. 検索キーワードの意図を理解する
「ダイエット方法」という検索キーワードに対しては、ただ単にダイエット方法を列挙するだけでなく、ユーザーがそのキーワードで検索することにより、具体的に何を知りたいのかを予測してコンテンツ化する必要があります。それが効果的なダイエットの科学的根拠や健康的な食生活の提案だとしたら、それらをしっかりとページ内で説明しなくてはなりません。
3. 長いフレーズの検索キーワードの活用
特定のニッチなトピックに焦点を当てたコンテンツも価値があります。例えば、「初心者向けの山登り装備ガイド」など、特定のグループをターゲットにした詳細な情報を提供することで、より関連性の高いトラフィックを引き寄せることができます。
このように、質の高いコンテンツと検索キーワードとの関連性は、現代のSEO戦略において不可欠です。ウェブサイト運営者は、読者にとって価値ある情報を提供し、その内容が検索キーワードと緊密に関連していることを確実にする必要があります。このようなアプローチにより、Googleの検索結果で上位表示されるようになり可視性を高めることができるでしょう。
コンテンツの鮮度を高めることが上位表示にプラスに働く
2024年01月20日

コンテンツの新鮮さはGoogleの上位表示において極めて重要な要素です。
インターネット上の情報の鮮度は、その情報の価値を左右する重要な要素です。特に検索エンジンにおいては、情報の新しさが上位表示に大きく影響します。一般的に、2年以上前の情報はGoogleの検索結果の上位に表示されにくい傾向があることに私はある時気が付きました。私は一人のインターネットユーザーとして、情報を検索する際には、その情報が古いのか、新しいのかを非常に重視しています。
何故なら、古い情報の多くは現在の検索ユーザーにとっては役に立たないことが多くなってきているからです。
例えば、ディズニーランドのアトラクションにどのようなものがあるのかを知りたい人が2年前の情報を見たいでしょうか?2年もすると人気の無いアトラクションは閉鎖されて、新しいアトラクションが開設されているのではないでしょうか?このことは観光情報だけでなく、物販やあらゆるサービスにおいても言えます。
誰も古い型落ちの商品や、コロナ禍が終わった後の飲食店のメニューの情報を見たいはずがありません。古いスタイルの洋服は流行遅れでしょうし、コロナ禍の時代は通常の時期と違ったメニューが提供されていたはずです。これらの情報を今の検索ユーザーが見る意味はありません。たった2年の時間が経過しただけでも、かなりのことが変化してしまう、そういう時代に私達は生きているのです。

私も一人の検索ユーザーとして検索をする際には、今私がこの記事を書いているのが2024年1月ですが、最終更新日が前の年の2023年のページは見たいと思いますが、それ以前の2022年や2021年と記載されているページは、ほとんど目を通さないことにしています。一方で、最近の日付、例えば2024年1月や2023年の日付が記されたサイトは積極的に閲覧します。
私はクライアントのサイトの検索順位を高めるアドバイスをするためにほぼ毎日新しいウェブサイトを見ています。そして初めて見るウェブサイトを訪れる際も、私はまずそのサイトの最終更新日を確認します。多くのサイトやブログでは、ページの上のほうに最終更新日が明記されていますし、されていないとしても、Googleの検索結果ページ上にそのサイトをGoogleが見た日付が表示されています。これらの日付がサイトの信頼性を判断する上での重要な手がかりになります。

おもしろことに、古い日付が表記されているページは検索の下のほうに表示され、新しい日付が表記されているページが検索の上位に表示されているということを最近頻繁に見かけます。
Googleは明らかに古いページよりも、新しいページを上位表示させるようになってきています。このような情報の鮮度に対するGoogleによる配慮は、私たちユーザーの検索行動によって形作られています。Googleなどの検索エンジンは、古い情報が検索結果から消えるようなアップデートを公式に発表することはありませんが、結果として古い情報は表示されにくくなっています。これは、ユーザーが最新の情報を求めているという実態を反映したものと言えるでしょう。
これはどのようにして実現されるのかと言うと、Googleの特許情報にそのヒントがあります。Googleが公開している特許情報の1つに「暗黙のユーザーフィードバックに基づく検索結果の順位の変更」というものがあります。

このGoogleが保有する特許情報によれば、Googleの検索エンジンは、検索結果からウェブサイトをクリックして訪問したユーザーがどれくらいの時間で検索結果ページに戻るかを追跡しています。例として、もしユーザーが検索結果で1位に表示されるサイトをクリックし、30秒で戻ってきたとします。次に、2位のサイトをクリックして60秒後に戻ってくる場合、Googleの検索アルゴリズムは2位のサイトがユーザーにとってより価値があると判断します。なぜなら、ユーザーがそのサイトにより長く滞在していたからです。
逆に、1位のサイトは30秒しか閲覧されなかったため、2位のサイトほどユーザーに好まれていないと考えられます。このようなパターンが繰り返されると、検索エンジンは2位のサイトの方がユーザーにとって有益であると判断し、検索結果での順位を1位のサイトと入れ替えることになるというものです

このようにGoogleは、ユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでの時間(滞在時間)や、サイト内のページをどれだけ閲覧したかなどの情報を記録して、これらの情報をもとに、ユーザーがサイトにどれだけ価値を感じているのかを判断し、検索順位を決めているのです。
この事実は、ウェブサイトを運営する側にとっても重要な示唆を与えます。常に最新の情報を提供し、サイトの更新を怠らないことが、検索エンジンでの上位表示を実現する鍵となるのです。
Googleがいかに古い情報を低く評価し、新しい情報のあるページを上位表示させようとしているかを示す文書がもう一つあります。それはGoogleが毎年発表しているGeneral GuidelinesというGoogleの品質評価スタッフ達が使用するマニュアルです。

その2023年版のp.144にはコンテンツの鮮度に関して次のことが述べられています:
「クエリが最新のコンテンツを要求する場合、現在、最近、または更新されたコンテンツを含むページのみが高いニーズメット評価を取得する必要があります。 これらのクエリには、過去のイベント、古い製品モデルや価格、古い情報などに関するページは役に立ちません。 これらは「古い」とみなされ、低いニーズメット評価が与えられるべきです。 場合によっては、古い結果は役に立たないため、FailsM と評価する必要があります。」
「ニーズメット評価」とは、Googleの検索品質評価ガイドラインには、「Needs Met rating」という評価基準があります。これは、提供される検索結果がユーザーの問いにどれだけ適切に答え、期待を満たしているかを判断するものです。ユーザーが求める情報をどれだけ正確に、有用に提供できているかが鍵を握ります。
検索結果が高いNeeds Met ratingを受けるためには、いくつかのポイントがあります。まず、ユーザーが何を求めているのか、その検索意図を深く理解することが重要です。次に、その意図に沿った価値ある情報を提供する必要があります。また、ユーザーが求める情報にすぐにたどり着けるよう、ウェブサイトの構成にも気を配るべきです。
この評価基準は、単にSEO(検索エンジン最適化)の技術的な面だけでなく、実際にユーザーに価値を提供することの重要性を示しています。Needs Met ratingを高めることで、検索結果の上位表示を目指すとともに、サイト訪問者にとって価値のあるサイトへと成長させることが可能になります。実際にユーザーのニーズに応えることで、サイトの信頼性と訪問率を高めることができるのです。
このようにGoogleは常に最新の情報を求めています。古い情報は上位表示にふさわしくないとされており、2年以上経過した情報、テキストだけでなく画像においても、上位表示できない理由となり得ます。つまり、ウェブページの内容を定期的に更新し、最新の状態に保つことが不可欠だということです。
具体的には、古い画像を最新のものに差し替えるだけでも、上位表示の効果が見込めます。ウェブページの最適化においては、コンテンツの新鮮さを保つことが極めて重要です。この「情報の鮮度」という基準を満たすことで、ウェブサイトはGoogleの検索結果においてより良い位置に表示され、より多くの訪問者を引き付けることが可能になります。
【関連情報】 Googleは新しい情報を上位表示させる!
Googleが2022年5月25日に「May 2022 core update」を実施!アフィリエイトサイトの順位が下がった!?
2022年06月15日

Googleが2022年5月25日に今年初のコアアップデートである「May 2022 core update」を実施しました。


Googleは今年3月18日から20日まで数日間かけて何らかのアップデートを実施して検索順位が大きく変動しましたが、今回は正式にコアアップデートを実施したという発表があり、変動の規模も大きなものです。
例えば、5月25日直後にサイトの1日のGoogleからのアクセス数が1,657だったのが2倍の2,870まで増加。

157だったのが3倍を超える560に増加したという大幅なアクセス増が生じたサイトがありました。

反対に、1日のGoogleからのアクセス数が25,208あったサイトが3割減の16,600にまで減少したケースもありました。

今回の傾向の1つ目は、非常に多くのアフィリエイトサイトの順位が下がったという点です。
どのようなアフィリエイトサイトの順位が大幅に下がったのかというと、サイト運営者の情報がほとんど書かれたおらず、どのような経験や実績のあるアフィリエイターがコンテンツを作ったのかがほとんど見えてこないところです。
アフィリエイターの方は早急に、実名を公開しなくても良いので、プロフィールページを充実させる必要があります。
そこには、自分がどれだけサイト上で取り扱っているテーマについて熟知しているのかをこれまでの経験や実績を文章だけでなく、画像なども多用して証明すべきです。
さらに、コンテンツに何か問題があったときにユーザーがサイト運営者に連絡が取れるようにお問合せフォームや連絡先をしっかりと記載することも信用アップに貢献します。
サイトやブログ上で一方的に情報を発信するだけでユーザーからの声には一切耳を傾けないという無責任な態度では信用は出来ません。
こうしたことを継続的に改善する努力をしてきたアフィリエイターのサイトは今回のアップデート後も順位は下がっていません。
現在のGoogleが最も重視するのがサイト運営者の信用性、コンテンツの著者の信用性です。そうすることによってGoogleは自らが信用性が高い検索エンジンになろうとしているのです。
今回のコアアップデートの2つ目の傾向は、地方自治体のバナー広告や、その他広告料金を払うことによりリンクを張ってもらっていたところの順位が落ちた、または順位が改善されなかったことです。
Googleはもともと金銭を払ってリンク広告を購入することを禁じていましたが、今回のコアアップデートにより他の要因の重要性が増したため、相対的にそうしたリンク広告の効果が低下したものだと考えられます。
被リンクをGoogleは何故、検索順位を決めるときに参考にしているのかというと、そのサイトが社会的にどれだけ信用されているかを調べるためと、そのWebページがインターネットのコミュニティーにどれだけ信頼され、推奨されているかを調べるためです。
ですので、それらの命題を無視して、単に物理的に他のドメインのサイトからリンクを張ってもらっても、もはや何の効果もないのです。
以上がこれまでにクライアント企業のサイトで順位が上がったサイトと下がったサイトの特徴を調べて見えてきた今回のアップデートの傾向と対策です。
私達サイト運営者はこれまで以上に、サイトの信用性、著者としての信用性を高めるための活動に力を入れることが求められます。
【関連情報】 2022年第一弾!5月コアアップデート緊急対策セミナー
2022年2月と3月にGoogleが実施した大きなアップデートとは?
2022年04月24日

Googleは2月と3月に比較的大きなアップデートを実施しました。
コアアップデート的なアルゴリズムアップデート
1つは2022年2月23日に実施されたPC版のページエクスペリエンスアップデート、2つ目は3月18日に実施されたアップデートです。
今回のはこの2ヶ月連続で実施された2つのアップデートについて解説します。
まずは直近の3月18日に実施されたアップデートについてです。
Googleは3月18日から20日まで数日間かけて何らかのアップデートを実施して検索順位が大きく変動したことがわかりました。
米国のSEOプロフェッショナルで有名なBarry Schwartz氏がGoogle検索の広報担当のDanny Sullivan氏にTwitterで質問したところ、Googleとしては特に発表することは無いという回答が返ってきただけでした。

私のクライアントの例では・・・
「医療用ウィッグ」 26位 → 11位
「電話代行」 17位 → 9位
「不用品回収 埼玉」 50位 → 8位
「のれん」 12位 → 7位
等の上昇例がありました。
これら順位が上がったサイト運営者はこれまで主に:
1、検索ユーザーがどのようなコンテンツを見たいのかを競合サイトの内容を観察して推測し、コンテンツを編集した
2、低品質なページを改善してサイト内から低品質なページを減らした
3、独自性の高い画像をページ内に増やした
4、コンテンツの信頼性を高めるために情報の根拠となる外部サイトへのリンクを追加し、著者名を記事冒頭に記載し、著者プロフィールページにリンクを張った
というような検索意図を満たす内容への変更、品質の改善、信頼性を高める対策を地道に実施してきました。実際に対策を始めたのは今回のアップデートが実施される1年くらい前からですので、結果が出るまでに1年近くの長い時間がかかりました。これらの対策はまさにコアアップデート対策の基本です。
ですので、今回の大規模なアップデートをGoogleはコアアップデートとは呼びませんでしが、内容的にはコアアップデートとそっくりな内容だと思われます。恐らく、前回の2021年11月のコアアップデートで見逃されてしまったサイトにアップデートの影響が及んだものだと考えられます。
PC版のページエクスペリエンスアップデート
次にGoogleが2月23日に実施したPC版のページエクスペリエンスアップデートについての報告です。
ページエクスペリエンスアップデートというのはGoogleが2021年6月中旬より、モバイル版Googleのランキングシステムの一部として導入したアルゴリズムです。
今回は、モバイル版だけでなくPC版のGoogleの検索順位を決める時に、私達が運営するPCサイトがどれだけページエクスペリエンスが良好かを評価するというものです。
ページエクスペリエンスシグナルには以前は7つのポイントがありましたが、現在では1つ減り、以下の6つのポイントになりました:
1、LCP
→ 最初にページに描画されるオブジェクトが表示されるまでの待ち時間
2、FID
→ ポップアップメニューなどの特殊効果が描画されるまでの待ち時間
3、CLS
→ レイアウトの垂直方向のズレ
4、モバイルフレンドリー
→ 全ページがモバイル対応しているか?
5、SSL
→ 全ページがSSL対応をして、URLがhttpsになっているか?
6、煩わしいインターステシャルを無くす
→ ページのフッターや左右に物体が表示されコンテンツの上にかぶさってユーザーのコンテンツ閲覧を邪魔していないか?
これらのうち、1から5まではサーチコンソールにある「ページエクスペリエンス」という画面で自サイトの対応状況をチェックすることが出来ます。
《サーチコンソール内のページ エクスペリエンスの概要》

《サーチコンソール内のウェブに関する主な指標》

《サーチコンソール内のモバイル ユーザビリティ》

そして、さらに1つ1つのページに対応状況や改善方法を詳しく知るにはPageSpeed Insights
https://pagespeed.web.dev
を使うようにしましょう。

以上が、2月と3月に連続して実施されたGoogleのアップデートについてです。
次に予想されるアップデートはより大規模なコアアップデートですが、予想では2022年6月から7月に実施される可能性が高いです。
【関連情報】 2021年11月コアアップデートへの4つの対策
Web集客で地図検索の重要性が明らかに増している5つの理由
2022年03月31日

最近、地図検索を取り巻く環境が大きく変化してきています。
スマートフォン、タブレット、PC等のデバイスを使って地図検索をするユーザーが増えるにつれてWeb集客における地図検索の重要性が明らかに増しているようです。
そう思わされる理由は少なくとも5つあります。
1、自然検索の順位が悪くなっても顧客からの問い合わせ、申込みが減らないケースが増えている

通常、自然検索の順位が下がるとサイトからの問い合わせや申込みの件数が減ることがほとんどです。しかし、Googleの検索結果ページの自然検索欄の上には地図枠があり、地図枠で上位表示をしていればその影響がほとんど無いというケースが増えてきます。
これはGoogleの検索結果ページの後半に表示されている1位から10位までの自然検索欄からリンクが張られているWebサイトを見ないで、その上に表示されている地図枠にある店舗名、住所、電話番号、営業時間等の基本的なビジネス情報を見るだけでアクションを起こすGoogleユーザーが増えているからだと思います。
このことは特に、PCではなく、モバイル版のGoogleで検索するスマートフォンユーザーに言えることです。私達も普段スマホでGoogle検索をしてお店を探す時は、時間に余裕があればWebサイトを見てそこからそのお店の情報を読み取ろうとするでしょうが、時間が無くて急いでいる時は店舗名と住所、電話番号、営業時間を見るだけですぐに電話をすることがあるはずです。そしてその傾向は以前と比べて年々増えているのではないでしょうか?
2、Googleマップにネガティブなレビューが投稿されると急に顧客からの問い合わせ、申込みが減るという報告がある

これも最近会員さんやクライアントさんから聞くことですが、自社のGoogleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)に厳しい内容の悪い口コミが投稿された時や、ネガティブな口コミが複数投稿された途端にお客さんからの問い合わせや申込みの件数が激減するという報告、相談があります。
どんなに内容が素晴らしいWebサイトを作っても、Webサイトが表示される自然検索枠の上に表示される地図枠にある自社の口コミの内容が非常に悪い場合、見込み客が敬遠してしまうということが考えられます。
3、これまでSEOの営業電話を多数受けていたが、最近はMEOの営業電話のほうが多くなっているという報告がある

昔からSEO対策の代行会社からの営業電話が多いというのは有名な話です。しかし最近は減少傾向にあり、代わりに地図検索での上位表示を代行するというMEO(Map Engine Optimization)代行会社からの営業電話が増えているということが多数報告されています。これはMEO対策に対する需要が高まっていることを示しているはずです。
4、Yahoo!JAPAN、Microsoft Bing、AppleがGoogleマップのような地図検索サービスに力を入れるようになってきている
Googleが開拓した地図検索ビジネスの魅力を感じ取ったのか、他の検索エンジン運営企業も地図検索ビジネスに力を入れ始めました。
@Yahoo! JAPAN

Yahoo! JAPANの地図部分の情報は独自に収集し順位を決定している。 2019年12月からYahoo! JAPANは独自にYahoo!プレイスというサービスを提供開始しました。
その時からYahoo!検索の地図部分で上位表示をするにはYahoo!プレイスに自社の情報を登録すると上位表示効果が出るようになりました。これはGoogleが提供しているGoogleビジネスプロフィール(旧称:Googleマイビジネス)と似たサービスでYahoo!プレイスという事業が自分で自社の情報を管理できるシステムです。Yahoo!プレイスに登録することにより、Yahoo!検索だけでなく、Yahoo! MAP、Yahoo!ロコ等、Yahoo! JAPANの各種サービスに連携して自社の情報を投稿することが出来るようになりました。
Yahoo!検索の地図部分で上位表示をするにはGoogleビジネスプロフィールと同様にYahoo!プレイス内の自社の情報を充実させ、口コミを増やしそれらにオーナーとして返信を書くことが効果があるということがわかっています。
A Microsoft Bing

検索エンジンのMicrosoft Bing(旧称:Bing)を運営するMicrosoftも近年になりBing Places for Businessというツールを提供開始して自社のビジネス情報の追加や管理が出来るようになりました。
これによりMicrosoft Bing検索の地図部分で上位表示を目指すMEOがスタートしたと言えます。口コミ情報は独自に運営せずに、提携している国内外のポータルサイトの口コミが表示される仕様になっています。
B Appleマップ

国内でスマートフォン市場の過半数を超えるAppleも以前から地図アプリを提供しています。そのAppleが2021年6月からGoogleマップと比べて人気が劣るAppleマップにテコ入れをするために、iOS 15アップグレードでより詳細な地図、交通機関ナビ、ARビューなどを提供するようになりました。
これら巨大企業3社の本格参入により、地図検索ビジネスは戦国時代の様相を呈するようになりました。
5、Googleが地図ビジネスに本腰を入れるためにGoogleマイビジネスという名称をGoogleビジネスプロフィールに変更した

これら巨大企業3社を迎え撃つGoogleは、2021年11月4日にGoogleマイビジネスの名称を「Googleビジネスプロフィール」に変更することを発表しました。
この変更により、Google検索やGoogleマップアプリから直接ビジネス情報を申請することができるようになり、ビジネスの管理が簡単にできるようになりました。
名称を変更した理由は発表されていませんが、地図ビジネスにより力を入れるためであることの他は、これまで以上に地図検索、自然検索、リスティング広告での企業の情報やユーザーの行動履歴という情報資産をまとめて評価しようという意図が透けて見えます。これによりGoogleは益々世界中の企業の情報を一元管理、一元評価する体制を築くことが予想されます。
Googleによるこうした企業情報の一元管理がさらに進めば、これまで以上にGoogle地図検索の成績と自然検索での成績が連動することになるでしょう。その先にあるのは自然検索で上位表示を目指すいかなる企業も、Google地図検索での自社情報のパフォーマンスを無視出来なくなる時代が来ることです。
こうした時代に対応するためには、地図検索の仕組みの理解と日々のMEOへの取り組みと地図検索アルゴリズムのアップデートの動向から目を離さないことです。そして何よりも、他人にMEOを丸投げするのではなく、自社が主体的にMEO対策を会社の運営ルーティーンの中に取り込み実施することが必要です。
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