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アレクサの順位が競合より下なら御社のサイトは危ない!
2015年07月15日
ウェブページの人気度を推し量る3つの指標の1つは・・・(1)アレクサランキング
です。
これはアマゾンの子会社であるアレクサ・インターネットが提供してる世界中のウェブサイトのアクセスランキングを発表しているサイトです。
自分の運営しているサイトのURLをアレクサのヘッダー部分にある入力欄に入力してボタンをクリックするとそのサイトが世界で何番目にアクセスが多いかがわかります。
下の図は私が運営しているSEO対策セミナーというサイトの調査結果ページです。
日本でも何年もサイトを運営していてネット集客にある程度力を入れているサイトは世界ランキングだけではなく、日本国内のアクセス順位も日の丸の国旗の右横に表示されます。
以前アマゾンの創業者のジェフ・ベゾス氏の伝記を読んだ時にアマゾンは独自検索エンジンのリリースを検討していたと書かれていました。結局その野望は捨ててベゾス氏はGoogleが起業したばかりの時にGoogleの将来性に着目して多くの資金を投資して株主になったそうです。
Googleのようなウェブ検索エンジンの道を諦めて、現在では今流行のインテリジェンスサービスを提供するようになりました。
インテリジェンスサービスとはずばり諜報サービスのことです。競合他社のサイトのアクセス状況をスパイするサービスを販売しています。
無料では深い情報は知ることが出来ないようになっており、月額料金を9.99ドル、49ドル、149ドルというようにより高額な料金を払えば払うほど競合他社のアクセス状況を知ることが出来るようになっています。
どのような事がわかるのかというと競合他社や自社サイトのアクセスランキングの他には検索エンジンからの流入キーワード、流入元(アクセス元サイトのURL)、ソーシャルメディアの活用状況など通常アクセス解析ログで見れるような重要データです。
これを使えばあたかも競合他社のアクセス解析ログのパスワードをハッキングして覗き見をするようなスパイになったような気分になれるソフトです。
私が初めてアレクサランキングを知ったのは今から7,8年前くらいですが、当時はGoogleのページランク全盛期だったのでページランクばかりに注目していてアレクサランキングには関心を抱いていませんでした。
しかし、2011年ころ、ページランクの重要性が徐々に低下し始めた頃に認定SEOコンサルタントで中川木材産業の代表中川勝弘さんに認定コンサルタント会議で、Googleのページランクの高さとアレクサランキングのランキングの順位がほとんど正比例しているという比較表を見せてもらい驚いたことを覚えています。
中川さんはインターネットが日本で始まったばかりの頃からウェブサイトを運営している文字通り日本のウェブマスターのパイオニアです。情報が無かった時代から自力で情報を収集して自社サイトを始め数えきれないほどの優れたコンテンツのあるサイトを運営してきた方です。
そうした人物が熱をもって「Googleのページランクの高さとアレクサランキングのランキングの順位がほとんど正比例している!!」とおっしゃっていたのでこれはとても重要なことなのだろうと強い印象に残りました。
その印象は数年後現実化しました。
何故なら2013年くらいからアクセスが多いサイトの検索順位が本当に高くなっているという事実を世界のウェブマスター達がGoogleのアルゴリズムの変更により認識するようになったからです。
アレクサランキングは私達にいかにアクセス数がSEO対策にダイレクトに影響するかを教えて下さい。
サイトの人気度の指標の一つとして私達は活用すべきでしょう。自社サイトのURLを入れても何もデータが出てこなかったらそのサイトは未だ世界のウェブでの存在感が薄いということです。存在感を増すためにアクセスしてもらえるコンテンツを増やし、それをより多くの人達に知ってもらうためのアクセスUP活動が必要です。
また、自社のランキングが競合よりも低かったらそれは自社サイトにたくさんの改善余地があるという事ですので何が必要かを考え、ユーザーに与えられる事を考え提供して下さい。
次回はウェブページの人気度を推し量る3つの手段のうち2つ目の・・・
(2)シミラーウェブ無料版
の使い方を説明させていただきます。
Q: リンクされるところは、ページランクが付いている、付いていないでは効果は全く異なりますか?
2015年07月13日
A: はい。何故ならページランクがついているページは人が見に来ているアクセスが発生しているページなので、その人達が御社のサイトへのリンクをクリックして訪問してくれる可能性があるからです。訪問されるページの検索順位が上がるのがトラフィックSEO(アクセス数が多ければ多いほど検索順位が上がるようになる)です。
しかし昨年2014年後半にGoogle の John Mueller氏は「今後はページランクは更新をしないだろう」と発言をしました。Googleは今後ページランクの最新値を公表しないことが予想されます。
今見ることが出来るのは最後に更新されたページランクの数値でしかありません。
しかし、このことはページランクがなくなったという意味ではありません。
これはGoogleは実際には各ウェブページのページランクを計算して順位算定に活用していますが、その数字を世間に公表しなくなったというだけです。
今でもページランクは生きています。
しかし、何故Googleがページランクの最新値を公表しなくなったか、その理由ですが考えられる理由は・・・
(1)ページランクを公表するとこれまでのようなリンク獲得競争に火を注ぐことになりリンクSEOが終わらなくなるから
(2)ページランクを公表するとページランクの高さを売りにするオールドメイン販売がいつまでたっても終わらないから
などの理由が考えられます。
ページランクは0〜10までの十段回評価のとてもわかりやすい世界中のウェブページの偏差値のようなものです。
(ページランクが現在見れない方はGoogleで「ページランクの調べ方」で検索すると様々なプラグインやツールがダウンロード出来ますのでお試し下さい。私はその中のOpen SEO Statsというプラグインをクロームブラウザに設置してページランクを見ています)
それが今後更新されないとなるとウェブページの人気度を知ることが難しくなります。
では今後はどうやってウェブページの人気度を推し量れば良いのでしょうか?
次の3つの方法である程度わかります。
1、アレクサランキング
2、シミラーウェブ無料版
3、Googleの関連ページ検索
です。
次回はこれら3つの手段のうち1つ目の・・・
1、アレクサランキング
の使い方を説明させていただきます。
Q: アクセスが重要だとお聞きします。これは同じ人が何度もサイトを見てくださるアクセスでも意味がありますか?
2015年04月10日
また、自分のサイトを自分で見たらどうなのでしょうか?A: Googleはこのことについて特に発表はしていないので、推測になりますが、同じ人が何度もサイトを見にきたとしてもそれはアクセス(トラフィック)になるはずです。
しかし、検索順位アップのためだけに同じ日に同じ人が何度も訪れても大きく評価されることは無いはずです。
検索順位のアップのためだけにサイトを頻繁に見に来ても、グーグルはそうした行為を予測しておりますので、大きなSEO効果は出ないはずです。
このような時に参考になるのがGoogleアナリティクスです。
Googleアナリティクスを使うメリットの1つはGoogleがどのようなデータを検索順位算定に用いているのか、つまり私達ウェブマスターに何を要求しているかのヒントを得ることが出来ます。
下の図はGoogleアナリティクスの画面ですが、ここに重要な指標がいくつかあります:
(1)セッション
(2)ユーザー
(3)ページビュー数
(4)ページ/セッション
(5)平均セッション時間
(6)直帰率
(7)新規セッション率
ここで重要なのはセッションという項目です。BIZトレンドによると:
「Webサイトを訪れたユーザがサイト内で行なう一連の行動をまとめて1セッションといい、同一のユーザが短時間の間に何ページ読み込もうと、セッションは1である。 グーグルでは30分以上操作を行なわなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションとみなされる」
とあります。
この情報が正確ならばGoogleは30分以内に何回御社のサイトをユーザーが見てもそれは1セッションとしてカウントされます。
30分を過ぎてからもう一度御社のサイトを同じ人が見に来たらそれは1つのセッションとしてカウントされるので、合計2セッションになります。
GoogleがGoogleアナリティクスで表示している7つのデータのうち1番上にセッションを持ってきていることから確かにセッション数は非常に重要な検索順位決定要因になっているはずです。
しかし、その他ユーザー数〜新規セッション率までの6つのデータも表示しているので、これら7つのデータを総合的に判断して、つまりズルが無いかをチェックして検索順位決定要因として使っているはずです。
今後はこうした7つの指標を改善する取り組みをして下さい。
こうしたログ解析の重要ポイントの解説と具体的な改善についてはこちらのセミナー動画予告編をご覧下さい ↓
このセミナー動画のオンライン版・DVD版は
https://www.web-planners.net/video/logkaiseki.html
で販売しています。
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