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2016年01月14日

Googleからの集客に成功している全米トップクラスのサイトから学べることは?

2016年01月14日
今回は前回に引き続き米国のSEO会社「MOZ」が発表した2015年米国Googleで最も検索結果に表示されたサイトTOP10に登場したサイトの特徴の分析と私達がそれをどう自社サイト運営に取り入れることが出来るかを考えて見たいとお思います。

ランキング3位から10位は次のサイトです。

3位:facebook
4位:YouTube
5位:Yelp
6位:WebMD
7位:ウォルマート
8位:トリップアッドバイザー
9位:フードネットワーク
10位:オールレシピ


先ず7位のウォルマートですが、これは全米各地に出店しているNo.1の小売店です。

リアルでは力のあるウォルマートは最近までWebでの集客が得意ではありませんでしたが、今回のトップ10にかろうじてランクインするようになりました。

ウォルマートはネットで注文した商品を実店舗で受け取ることが出来るなどいわゆるオムニチャンネル(ネットと実店舗の相互展開・融合)にたくさんの投資をしてきました。

日本でもセブングループがオムニチャンネルを本格化していますが、イオンやその他大手小売店も追随してきています。

これは何を意味するかというと・・・

(1)日本でも米国のウォルマートのように途中様々な困難に遭遇してもそれらを克服してリアルでの存在感の高い大手小売店がGoogle等を活用してWebでの集客に成功するという未来が来るということです。

(2)これまでWebをあまり活用してこなかったリアルの小売店も自分なりのオムニチャンネルをすれば一定の成果が期待できる

(3)大手小売店が実店舗で売っているようなものは小さなお店では売れなくなる(大手の方が仕入れ力・物流力等の体力があるから)

という事です。

次に今回ランクインしてる企業では

3位:facebook
4位:YouTube
5位:Yelp
6位:WebMD
8位:トリップアッドバイザー
9位:フードネットワーク
10位:オールレシピ


の7つのサイトに共通点があります。それは・・・

(1)ユーザー参加型のサイトでありユーザーがコンテンツを作る
いわゆるUGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)というものでユーザーがコンテンツを増やす仕組みが出来ている

(2)そのコンテンツに対して評価をすることが出来る
自分の意見や作品、情報を他人に認めてもらいたいという承認欲求を満たすための仕掛けがある(いいねボタンの数、閲覧数の表示)

(3)そのコンテンツはシェア出来るもの、あるいはしたくなるものである
少しでも役に立つ情報、あるいは面白い情報でないと良い評価を得ることが出来ないのでユーザーは競ってそうしたコンテンツを作り投稿する。そしてそれはそのまま他人にも見せたくなるようなコンテンツであり、かつシェア(共有化)が簡単に出来る機能がある

という3つです。

以上が、2015年米国Googleで最も検索結果に表示されたサイトTOP10に登場したサイトの特徴ですが、これらの特徴は私達が自社のアクセスを増やそうとする時に参考にすべき点であり、少しでも実現できそうなものがあったら早めに取り組むべきポイントのはずです。

恐らく今年のWebの世界も様々な変化が訪れ私達のビジネスに影響を及ぼすと思いますが、くれぐれも昨年までのルーティーンの繰り返しではなく、必ず新しいチャレンジをいくつもするべきです。そうすることにより初めて売上は維持できるでしょうし、売上を増やすという望みを持つ資格を得ることが出来るはずです。

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