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2015年04月

Googleがスマホ版Googleの検索結果を変更開始!!

2015年04月27日
Googleが2015年2月27日に予告した通りに、4月21日から徐々にスマホ版Googleの検索結果がPC版のGoogleの検索結果と違うものになりつつあります。

Googleの公式発表によると4月21日から一週間くらいかけて徐々に差をつけるということです。

スマホ対応しているサイトはスマホ版Googleの検索結果で順位アップして、対応していないサイトの検索順位は落とすようになりました。

4月25日にいくつかのキーワードでPC版Googleとスマホ版Googleで検索して見比べた所徐々に差がついていることがわかりました。

4月21日直後は両者の差はほとんどありませんでしたが、だんだんと差がつくようになりました。

下の図をご覧下さい。

これは「医療用ウィッグ」という検索キーワードでPC版Googleの順位(左)とスマホ版Googleの順位(右)を比較した表です。



1位〜9位は全く同じ順位ですが、10位以下の順位がPC版とスマホ版では異なっています。

ご覧のようにほとんどの場合、スマホ対応をしているサイトは検索順位が上がっており、反対にスマホ対応をしていないサイトは検索順位が下がっています。(赤色のサイトはPC版Googleの順位よりもスマホ版Googleの順位の低い順位ダウンしたサイトで、その他の色のサイトは反対にPC版Googleの順位よりもスマホ版Googleの順位のほうが高いサイトです)


しかも、複数のサイトの検索順位が極端に変動しています。

「医療用ウィッグ」の検索順位は今のところは1位から9位までは同じ順位ですが、今後はそれらの順位も変動するはずです。

今すべきことはとにかく出来るだけ多くの御社のPCサイトのページをスマホ対応することです。

GoogleはPCサイトの一部のページだけをスマホ対応するのではなく、全てのページをスマホ対応するべきだと発表しています。

全てのページを一気にスマホ対応出来ない状況の方は、少なくとも主要なページだけでもスマホ対応するようにしてください。

何が主要かをどうやって判断するかは、御社のアクセス解析ログを見て、どのページのページビューが多いのかを確認してページビューが多いページからスマホ対応すれば順位ダウンの被害は少なくてすむはずです。

しかしそれは一定期間だけのことであり、最終的には全ページをスマホ対応する必要があります。

すぐにアクションを起こして下さい。

全日本SEO協会ではこうした社内でスマホ化の作業をするために2つの解決策を提供しています。

1つはPCサイトの全ページをスマホ対応するためのレスポンシブWebデザインという技術をたった2日間で修得する集中講座です。

https://www.web-planners.net/nintei/responsivewebdesign_school.html

講師は2012年からレスポンシブWebデザインを教えて多くの卒業生を輩出している中村義和先生です。2日間の講座の後は1ヶ月の無料サポートがついていますのでわからない事は質問が出来ます。

2つ目の解決策はレスポンシブWebデザインのテンプレート集30種類です。
https://www.ajsa-members.com/seo-tool/webdesign/
全日本SEO協会のCコースの会員として入会
https://www.zennihon-seo.org/annai/ippan.html
していただくとこれら30種類全てがダウンロード出来ます。

好きなデザインをダウンロードしたらテキストや画像をテンプレートにコピーして
調整すれば自分の力で全ページをスマホ対応することが出来ます。

Q:パソコンでスマホ版Googleの検索順位を調べる方法を教えて下さい。

2015年04月28日
A:パソコンでスマホ版Googleの検索順位を調べるにはGoogleのクロームブラウザを使って次の手順の通りにして下さい。

1、クロームブラウザを起動する


2、クロームブラウザのメニューの上から3番目の「新しいシークレット ウインドウ」をクリックする


3、クロームブラウザのシークレットモードが開きます


4、クロームブラウザの画面右上のメニューボタンを押してメニューの一番下の「その他のツール」を選択し「デベロッパーツール」を押す


5、「デベロッパーツール」が表示されます


6、画面の上の方にあるスマホのアイコンを押す


7、画面左上の「Select model」を押す


8、画面左上のDevice の設定を「iphone6」または他のスマートフォン機種にする


9、URL入力欄にwww.google.co.jpと入れてEnterボタンを押す


10、スマホ版Googleが表示されます


11、検索キーワードを入れて検索します


12、スマホ版Googleの検索結果が表示されます


これでパソコンでもスマホ版Googleの検索順位を調べることが出来ます。

パソコンでスマホ版Googleの検索順位を調べる際に注意しなくてはいけない点が2つあります。

1、通常モードではなく、シークレットモードにして検索する
シークレットモードで検索しないと過去の検索履歴が検索順位に影響を及ぼし自分が頻繁に見ているサイトの検索順位が上がってしまい正確な検索結果が表示されません。必ずシークレットモードにするようにしてください。

2、スマホ版Google、PC版Googleともに検索ユーザーが検索する場所での検索結果になります
例えば、検索ユーザーが東京都港区で上のやり方で調べた場合スマホ版Google、PC版Googleともに東京都港区にいるユーザー向けの検索結果が表示されます。これは2014年12月24日からGoogleが日本でもヴェニスアップデートという地域ごとに異なった検索結果を表示するようになったからです。
全国共通の検索結果というのはその時点で無くなりました。検索結果ページはスマホ版Google、PC版Googleともにユーザーが検索する場所により異なるようになりましたので注意して下さい。

Q:スマートフォンでスマホ版Googleの正確な検索順位を調べる方法を教えて下さい。

2015年04月29日
A:スマートフォンのブラウザでは自分が頻繁に見るサイトが上位表示してしまって正確な検索結果を見ることが出来ません。
対策としては、過去の検索履歴が反映されないシークレットモード、プライベートモードなどで検索をすることです。

ここではiPhoneにインストールしているクロームブラウザとサファリブラウザでスマホ版Googleの正確な検索順位を調べる方法を説明させていただきます。

【クロームブラウザ】

1、クロームブラウザをタップします



2、クロームブラウザが立ち上がります



3、画面右上のメニューボタンをタップして上から2番目の「新しいシークレットタブ」をタップします



4、シークレットモードが立ち上がります



5、画面上の入力欄に検索キーワードを入れて画面右下の「開く」をタップします



6、過去の検索履歴が反映されていない正確なスマホ版Googleの検索結果が表示されます。




【サファリブラウザ】

1、サファリブラウザをタップします



2、サファリブラウザが立ち上がります



3、画面下右端のボタンをタップします。



4、画面下左端の「プライベート」をタップします



5、画面中央をタップするとプライベートモードが立ち上がります



6、画面上の入力欄に検索キーワードを入れて画面右下の「開く」をタップします



7、過去の検索履歴が反映されていない正確なスマホ版Googleの検索結果が表示されます。



以上がスマートフォンでスマホ版Googleの正確な検索順位を調べる方法です。

注意点としては、スマホ版Google、PC版Googleともに検索ユーザーが検索する場所での検索結果になります。

例えば、検索ユーザーが東京都港区で上のやり方で調べた場合スマホ版Google、PC版Googleともに東京都港区にいるユーザー向けの検索結果が表示されます。

これは2014年12月24日からGoogleが日本でもヴェニスアップデートという地域ごとに異なった検索結果を表示するようになったからです。

全国共通の検索結果というのはその時点で無くなりました。検索結果ページはスマホ版Google、PC版Googleともにユーザーが検索する場所により異なるようになりましたので注意して下さい。

出来れば出張先、旅行先、自宅、事務所など複数の場所で時々検索してご自分がいる場所によってどの程度検索順位が違うのか調べるようにして下さい。

スマホ対応をしていないとスマホ版Googleの検索順位が落ちるだけではなく、直帰率が高まるのでPC版Googleの検索順位も落ちる?!

2015年04月30日
ユーザーが検索結果ページに直帰する9個目の理由として考えられるのが・・・

【9】スマホ対応をしていない

という理由です。

2015年4月21日から全ページがスマホ対応していないとスマホ版Googleでの順位が落ちるとGoogleは発表したばかりです。

すでに先日
https://www.web-planners.net/blog/archives/000055.html
でもご報告したようにスマホ対応していないサイトはスマホ版Googleでの検索順位を下げられています。

通常、今のサイトをスマホ化しようとするとかなりのコストがかかります。

そのためPCサイトの一部だけをスマホ化している企業が多いです。

しかし、Googleがウェブマスター向けブログで発表しているとおり、PCサイトの一部をスマホ化するのでは不十分なのです。

理由は検索ユーザーはトップページから来るだけではなく、サイト内のどのページに突然検索エンジンから来るか予想できないからです。

PCサイトの一部だけを御社が独断でスマホ化したとしても、必ずしもそれらはユーザーが見たいページとは限らないのです。

下の図は米国のShari Thurow氏のプレゼン資料です。そこには「検索エンジンから検索ユーザーが1つのウェブサイトに辿り着いた時、サイト内の深い階層のページに大抵辿り着く」と書かれています。



御社が予期していないページに検索ユーザーが検索エンジンから来た時にそのページがスマホ対応してなければスマートフォンで見た時に「見づらいウェブページだ」と思われてしまったら検索エンジンに戻られてしまい直帰率が高まりサイト滞在時間が減ります。その結果、御社のサイトの評価がGoogleによって下げられてしまいスマホ版Googleでの検索順位が落ちてゆくのです。

そしてそれはドメイン全体の評価を落とすことになり、同じドメインにあるPCサイトの検索順位も徐々に下げられることになります。

今するべきことはPCサイトの全てのページをとにかくスマホ対応することです。

これを御社のウェブ集客における最優先の仕事として取り組んで下さい。

以上、当ブログでは9回にわたって直帰率を下げるための対策について提案させていただきました。

新しいSEO対策のルールの1つは直帰率を下げてサイト滞在時間を伸ばすことです。

出来るところから実施してGoogleによる御社のサイトの評価を上げて、検索順位アップを達成して下さい。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

 鈴木将司

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