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2015年04月17日

Q:どうすれば直帰率を下げることが出来るのでしょうか?

2015年04月17日
A:直帰率を下げることは非常に重要です。
直帰率が高いということはそのページは検索キーワードと関連性が低いと判断してGoogleが検索順位を下げるからです。
実際にGoogleが提供しているアクセス解析ログのGoogleアナリティクスにログインをすると真っ先に直帰率が表示されます。



Googleアナリティクスに表示される様々なデータはGoogleがどのように検索順位を決定しているかを知る上での重要なヒントがたくさんあります。その中に真っ先に直帰率が表示されるという意味は決して小さいものではありません。

今日からこのブログで何回かに分けて直帰率を下げるための工夫を提案させていただきます。

直帰というのはそもそもGoogleやヤフー等の検索エンジンから訪問者が御社のサイトに来たのに、他のページを見ずに1ページだけ見て帰ってしまうことです。

何故そうしたことが起きるのでしょうか?

考えられる理由は:

【1】関連性が感じられない

というものが1つあります。

これはどういうことかというと、ユーザーがGoogle上で検索したキーワードとは関連性が低いと思われるページに行った時に生じる問題です。

ユーザーがGoogleでキーワードを入力して検索する時には、そのキーワードをテーマにしたページを見たがるものです。

例えば、ユーザーがGoogleで「ノートパソコン 激安」で検索した時は、激安のノートパソコンの情報が掲載されたウェブページを期待するはずです。



しかし次のような場合はどうでしょうか?

(1)検索キーワードがスクロール無しの初期画面に見当たらない
Googleで「ノートパソコン 激安」で検索して検索結果1位のページを見たとします。
その時に見るページにノートパソコンという言葉が書かれておらずパソコンという言葉が大きく書かれていたら「違うところに来てしまった」と思い即座にブラウザーの戻るボタンを押して検索結果ページに直帰される可能性が高まります。

(2)タイトルタグやメタディスクリプションに書かれている事が真実では無い
あるいは、激安なノートパソコンを探しているのにもかかわらずページに来たら高額なノートパソコンばかりで激安という言葉も全く書かれていなかったら「騙された」という感覚を抱き、そのまま検索結果ページに直帰される可能性が高まります。

このような問題を避けるためには、予想される検索キーワードをランディングページ(検索結果ページからユーザーが訪れる最初のページ)の上のほうにはっきりと目立つように検索キーワードが含まれたフレーズを書くことが重要です。

もう一つの対策は、タイトルタグやメタディスクリプションには嘘を書かない、大げさなことは書かないという事です。

御社のサイトのウェブページのタイトルタグやメタディスクリプションはある意味「検索ユーザーへの約束」なのです。

その約束を裏切らないに気をつけてください。

次回のブログでは

【2】連続性の欠如

という2つ目の原因と対策について提案させていただきます。
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