Q: ヤフーのビジネスエクスプレスに登録済みのサイトからリンクしてもらうのと、そうでないサイトからリンクされるのでは、やはりわずかながらでも効果は異なりますか?
2015年04月15日
A: はい。効果に差は出ます。ヤフーのビジネスエクスプレスに登録されているサイトのほうがそうでないサイトに比べるとトラフィック(アクセス)が多い傾向があるので、トラフィックが多いサイトからのリンクの方が効果があるからです。昨年2014年11月に開催された福岡のSEOカンファレンスの会員様の方が非常に優秀な方が参加者の皆さんの前でプレゼンをしてくれました。
その方のプレゼンの内容はまさにヤフーカテゴリに登録されているサイトを見つけて、それらのサイトの管理者に相互リンク依頼をしていった結果、検索順位が劇的にアップしてアクセスが劇的に増えていったというものです。
私は今でも忘れらませんが、その方がGoogleアナリティクスの訪問者数のグラフを見せてくれましたが、見たこともないくらいの右肩上がりのアクセスの伸びで角度は40度くらいの右肩上がりの伸びでした。
正直感動しました。
その方のお話だとやったことは3つで:
(1)Googleキーワードプランナーで見込み客が検索しそうな複合キーワードをたくさん見つける
(2)見つけたキーワードをテーマにした新規ページを800文字以上で書き、サイトにアップする
(3)相互リンク依頼をヤフーカテゴリに登録されたサイトだけに継続的に依頼する
というステップをひたすら繰り返したそうです。
他の会場でのSEOカンファレンスでも会員様より似た事例を2回ばかり見せてもらったことがあります。
検索順位アップ、アクセスアップはこのようなシンプルだけど少し面倒なことを継続的に行うという時代が来たことを実感しました。
問題は何故、ヤフーカテゴリに登録されているサイトとの相互リンクがそんなに効果があるかですが、考えられる理由は:
(1)ヤフーカテゴリに登録することが昔はやっていたので現在登録されているサイトのほとんどが古いサイトであり更新を長年やってきた優良サイトである
(2)ヤフーカテゴリに登録するためには一定の基準をクリアしないとならないので、コンテンツの質が最低限の条件をクリアした安心出来るサイトなのでサイトが検索ユーザーによって閲覧されているトラフィックの発生しているサイトである
という2つの理由です。
2010年以前は、ヤフーカテゴリに登録すること自体が検索順位アップに貢献していました。
今日ではそうしたことはありません。
しかし、コンテンツの質という面で意外な形でヤフーカテゴリ登録という命題はまたSEO対策に影響を及ぼしているようです。
以上ですが、出来れば自社のサイトはヤフーカテゴリに登録をしたほうが良いです。
しかし、審査料金は安くないですし、審査基準は相変わらず高いです。
ですので、自社サイトの登録が無理な場合は、少なくとも登録されているサイトからリンクを張ってもらうように相互リンクの依頼、または登録を募集しているサイトなら登録依頼をするようにしてください。
ちなみにヤフーカテゴリ以外に登録すべき効果があり安全な大手ディレクトリサービスは2015年4月時点ではクロスレコメンド、クロスメディアディレクトリがあります。
これらは審査基準はヤフージャパンのビジネスエクスプレス(カテゴリ登録有料審査サービス)よりも甘いですし、審査料金も安めです。
鈴木将司の最新作品
プロフィール
フォローしてSEOを学ぼう!
<< 2015年 04月 >> | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
最新記事
- Googleは不正な方法で獲得した被リンクに対してペナルティーを与える
- E-E-A-Tとは何か?この基準を満たさないサイトは上位表示が出来ない!?
- 複数のサイトを運営する時の注意点とSEO対策
- サブドメインがSEOに与える影響とは?複数サイト運営時に注意すべきポイント
- 検索順位を上げるためのキーワード戦略とページ構造の最適化
- Google検索での「AIよる概要」の表示がもたらす影響と今後の集客戦略
- Googleの視点から見た「ウェブページの質」とは?ページの質を高めるための重要なポイント
- SEOは外注すべきか?それとも内製すべきか?メリットとデメリットを考える
- URLとは何か?SEOとURLの関係
- Googleが評価するウェブサイトの品質とは?
アーカイブ
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年09月
- 2024年08月
- 2024年07月
- 2024年06月
- 2024年05月
- 2024年04月
- 2024年03月
- 2024年02月
- 2024年01月
- 2022年06月
- 2022年04月
- 2022年03月
- 2022年01月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年09月
- 2021年08月
- 2021年07月
- 2021年06月
- 2021年04月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年09月
- 2020年08月
- 2020年07月
- 2020年06月
- 2020年05月
- 2020年03月
- 2020年02月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年09月
- 2019年08月
- 2019年07月
- 2019年06月
- 2019年05月
- 2019年04月
- 2019年03月
- 2019年02月
- 2019年01月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年09月
- 2018年08月
- 2018年07月
- 2018年06月
- 2018年05月
- 2018年04月
- 2018年03月
- 2018年02月
- 2018年01月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年09月
- 2017年08月
- 2017年07月
- 2017年06月
- 2017年05月
- 2017年04月
- 2017年03月
- 2017年02月
- 2017年01月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年09月
- 2016年08月
- 2016年07月
- 2016年06月
- 2016年05月
- 2016年04月
- 2016年03月
- 2016年02月
- 2016年01月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年09月
- 2015年08月
- 2015年07月
- 2015年06月
- 2015年05月
- 2015年04月
- 2015年03月
- 2015年02月
- 2015年01月
カテゴリー
- パンダアップデート(20)
- ペンギンアップデート(5)
- スマートフォン集客・モバイルSEO(42)
- Google検索順位変動(5)
- Youtube動画マーケティング(7)
- コンテンツマーケティング(13)
- Web業界の動向(19)
- デジタルマーケティング(14)
- ソーシャルメディア(10)
- 成約率アップ(7)
- SEOセミナー(4)
- 認定SEOコンサルタント養成スクール(2)
- 上位表示のヒント(136)
- ビジネスモデル開発(5)
- Bing上位表示対策(1)
- SEOツール(16)
- ヴェニスアップデート(1)
- スマートフォンSEO対策(19)
- アップルの動向(3)
- 人材問題(4)
- Googleの動向(20)
- 生成AIと人工知能(12)
- ローカルSEOとGoogleビジネスプロフィール(20)
- ドメイン名とSEO(6)
- アルゴリズムアップデート(45)
- Webの規制問題(7)
リンク集