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福岡のSEOセミナーで頂いたご質問「過去にSEO目的で集めたリンクは削除したほうが良いのか?」

2015年03月15日
本日、福岡で2つのSEO対策セミナー:

上位表示を実現するキーワードの書き方セミナー
https://www.web-planners.net/keywordkakikata.html

ゼロから学べる最新! Google上位表示12の絶対法則セミナー
https://www.web-planners.net/webplanners_semi_housoku.html
を開催しました。

それらのセミナーが終わった後、重要なご質問を受講者の方からいただきました。

それは「過去にSEO目的で集めたリンクは削除したほうが良いのか?」というご質問です。

リンク対策に対するGoogleの監視が強まるなかで最近何度も頂くのがこのご質問です。

私がその方にお伝えしたことは・・・・

1、現在の検索順位が良い場合はそのままにしておく。
理由は、それらのリンクのおかげで順位が上がっている可能性があるので、それらのリンクを削除すれば数ヶ月から半年くらいにかけて徐々に検索順位が落ちてしまう可能性があるからです。

2、現在の検索順位が以前に比べて7位から40位くらいの範囲で落ちている場合は、それらのSEO目的のために集めたリンクのせいで検索順位が落ちている可能性があります。

その場合は先ず自社サイトにキーワードを書きすぎていないか、あるいは類似コンテンツがたくさんないかを確認して少しでもそうしたことが見つかったら早急に修正することを先ず行う。

そして1ヶ月から3ヶ月経過しても順位が回復しなかったらサイトの内部に問題が無いので、他に考えられるのは外部の要因である過去に行ってきたリンク対策が原因の可能性が高くなります。

その場合は、過去に行ってきたSEO目的のリンクを削除してもらう必要があります。

自分が作った他のドメイン名のサイトからリンクを張っている場合はそれらのリンクを自分ですぐに削除するべきです。
ただし、SEO目的のために作ったサイトからのリンクではなく、ネットユーザーにきちんと見てもらっているノーマルなサイトからのリンクは外す必要はありません。

ただし、ノーマルなサイトからのリンクは通常問題はありませんが、そのリンクの張り方がSEO目的だと思わせるようなリンクだとそれは悪質なリンクとGoogleに判断される事があります。つまりリンクを張るときのテキストリンクが例えば「インプラント 横浜」だとか、「交通事故 弁護士 福岡」というわざとらしい単語の羅列による文言でリンクを張ると、いくらノーマルなサイトからのリンクでもGoogleはSEO目的のリンクだと判断して、リンクを張られているサイトに対してペナルティーを与えて検索順位を落とすことが有りえます。

次に他人のサイトからリンクを張ってもらっている時ですが、それもSEO目的のリンク(ノーマルなサイトからのリンクではない。またはわざとらしい単語の羅列による文言でのリンクのいずれかあるいは両方)だと思ったらそれらはリンク削除依頼をしてリンクを削除してもらって下さい。

ただし、その時に間違えてSEO目的ではないノーマルなリンクも削除してもらったら検索順位にマイナスになってしまうので、くれぐれもSEO目的のリンクだけを削除してもらってください。

このように過去に獲得したリンクを削除するべきかどうかの判断は:

1、現在の検索順位が良い場合はそのままにしておく。

2、現在の検索順位が以前に比べて7位から40位くらいの範囲で落ちている場合は、それらのSEO目的のために集めたリンクのせいで検索順位が落ちている可能性があるのでノーマルなサイトからノーマルな形でリンクを張ってもらっているかどうかを確認する

という2つのステップで判断、対処するようにしてください。

そして問題はその後どうするかです。

悪いリンクを削除してそのままにしている方が最近増えています。

それでは検索順位が一時的に改善したとしても、その後検索順位は上がりづらくなり、むしろ徐々に落ちていってしまいます。

何故なら今でも「安全で効果のあるリンク」は獲得しなくてはいけないからです。

それでは「安全で効果のあるリンク」とは何でしょうか?

それはそのリンクをクリックして自社サイトに来てもらえるリンクを張ってもらう事です。

つまりただ機械的にリンクを張ってもらうだけではダメなのです。

リンクを張る人が「このリンクをクリックしてもらいリンク先のウェブページを訪問して欲しい」という願いを込めてリンクを張ることが必要なのです。

そうすることによりネットユーザーがそのリンクをクリックしてリンク先のサイトを訪問したということをGoogleはクッキー技術によって把握するからです。(ただし全てのアクセスをGoogleは把握することは出来ませんが全体的傾向を把握して検索順位算定にそうしたネットユーザーの行動を加味していることが発表されています)

ということで今必要なリンク対策というのは紹介をするためのリンク、送客するためのリンクなのです。

ではどうすればそうした高品質なリンクを獲得することが出来るのでしょうか?

その答えは「紹介してもらえるようなコンテンツを自社サイトにアップする」というコンテンツの問題に帰結します。

私がこれまで出会った人たちの中でSEO対策で非常に大きな成果を上げている人たちがいますが、彼らは表面的にはリンク対策が上手で検索順位を上げているように見えたのですが、実はそれ以上にコンテンツを作ることが上手な人達でした。

リンク集めが上手な人 = コンテンツ作りが上手な人

なのです。

折にふれて私は彼らの事を思い出します。

彼ら優秀なコンテンツ職人達のことを。




こうしたリンク対策について解説したセミナー動画があります。
安全なリンクと危険なリンクの見分け方、そして安全なリンクの具体的な集め方を詳しく解説しています。

予告編がこちらにあります ↓




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https://www.web-planners.net/video/link.html
で販売しています。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

 鈴木将司

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