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6月中旬から8月末にかけてGoogleが新アルゴリズム導入実施を予告

検索エンジン対策セミナー参加者様のための・・・
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SEO対策サポートニュース 2021年5月28日号
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         発行:一般社団法人 全日本SEO協会
         https://www.web-planners.net
         編集・執筆:鈴木将司
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このニュースはこれまでに一般社団法人 全日本SEO協会 主催の検索エンジン対策
セミナー・商用ホームページ運営セミナーに参加頂いた方、著書、DVDをご購入
頂いた方に無料サポートの一環としてお送りさせて頂いております。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1、6月中旬から8月末にかけてGoogleが新アルゴリズム導入実施を予告
~ 予想される大きな変動に備える ~

2、ページエクスペリエンスシグナルに対応するためのセミナーを開催
~ 6月中旬から8月末にかけて実施される新アルゴリズムへの対策法 ~

3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)

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1、6月中旬から8月末にかけてGoogleが新アルゴリズム導入実施を予告
~ 予想される大きな変動に備える ~

Googleがその公式サイトで新アルゴリズム導入実施を予告しています。
https://developers.google.com/search/blog/2021/04/more-details-page-experience#gradual-rollout
「今年 6 月中旬から段階的に導入
2021 年 6 月中旬より、ランキング システムの一部としてページエクスペリエンス
の使用を開始します。ただし、ページエクスペリエンスは、8 月末までランキング システムの一部として組み込まれる」

この新アルゴリズム導入によりユーザー体験を悪化させる造りのページの順位が下ることが予想されます。

ユーザー体験を改善するには:

Googleが定めた新しい3大基準である「コアウェブバイタル」
https://www.web-planners.net/blog/archives/000362.html
に含まれる

1、読み込みパフォーマンス(ページの表示速度が遅くないか?)

2、インタラクティブ性(ユーザーがページ上で起こしたアクションが即時に反映 されるか?)

3、視覚的安定性 (レイアウトの崩れが一瞬でも起きていないか?)
その他の要因とはGoogleが以前から提唱している:

4、 モバイルフレンドリーであること(=サイト内の全てのページがモバイル対応 していること)

5、 安全なブラウジング(=コンピュータウイルス、マルウェア等の無いページ閲覧)

6、 HTTPS(=URLをhttpsにして暗号化すること)

7、 ユーザー体験を邪魔するインターステシャル(=画面を大きく専有するポップ アップ広告等)が無いこと

があります。

再延期されない限り、後半月で大きな変動が来るか、8月末まで何度も変動が起きる 可能性があります。

少しでも早く上記1つ1つを点検して変動に備えて下さい。

また、このアップデートが起きるタイミングで従来のコアアップデート対策をしてい なかったサイト、対策が十分でなかったサイトの検索順位が落ちることも予想されま すので、合わせてコアアップデート対策(検索意図を満たす内容のページにすること と信頼性(E-A-T)を高める)も徹底してください。

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2、ページエクスペリエンスシグナルに対応するためのセミナーを開催
~ 6月中旬から8月末にかけて実施される新アルゴリズムへの対策法 ~

Googleが予告した新アルゴリズム「ページエクスペリエンスシグナル」の意味と具 体的な対応策が知りたい・・・

最近最も多いSEOに関するご相談が「ページエクスペリエンスシグナル」の対応策が 知りたいというものです。

今年6月から実施するとGoogleが予告した新アルゴリズム「ページエクスペリエン スシグナル」が実施されたときに大きな順位変動が起きることが予想されます。

このセミナーではズバリ、新アルゴリズム「ページエクスペリエンスシグナル」の意 味と具体的な対応策を最新の海外の情報とGoogleが発表している公式情報に基づい て徹底解説します。
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3、セミナー参加者様からのご質問と回答(Q&A)

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
「サイトの滞在時間を長くする」ために、 画像・動画の多数掲載が有効とのことでしたが、 動画掲載ページは Google PageSpeed Insights の点数は低くなってしまいます。

PageSpeed Insights での検証は あまり意味がなくなると考えてよろしいでしょうか。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
(匿名希望)

A>>>これはとても沢山の方からいただくご質問です。

実際にはGPSIの点数が低くなっても、サイト訪問者のユーザーのエンゲージメント優先です。
特に動画はあってあたりまえの時代ですので多数貼り付けて問題ありません。マイナスよりもエンゲージメントが高まるプラスのほうが大きいとお考えください。


Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
モバイルへの対応という観点で、 カテゴリページやサブページに画像等を多数掲載すると、 読み込み時間が長くなる等の理由で離脱率が上がったり、 良くない影響があるのではないかと心配しておりますが、 問題はないでしょうか。
(匿名希望)

A>>>これも1のご質問と同じ理由で問題ありません。

ただし、ロスレス圧縮をして画像は軽量化したほうが良いです。(Tinyjpgなどの無 料サービスがおすすめです)

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
「低品質ページの削除」について、 htmlファイルの削除でなく、

Googleからの検索対象から外すmetaタグを 埋め込む処理(※)で、問題はないでしょうか。
※<meta name="robots" content="noindex"> など。
(匿名希望)

A>>>やむを得ない場合以外、そうしたタグはむやみに使わないほうが良いです。 それをするとGoogleからサーチコンソールの管理者宛に警告のメッセージがくる ようになっています。広告用ページにでしたらそのタグを張っても問題はありませ んが、それ以外は多数貼るのはよくありませんので多くても、2、3ページ程度 に留めておいたほうが良いです。

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
屋号検索したところ、本来1番で出てくるはずのHPが、11番目まで下がってし まいました。今年の2月には1番で出てきていたのですが・・・。考えられる原 因としては、(自分で描いた)手描きのイラストを掲載したことです。素人の手 描きイラストなので見た目が醜かったために、そのようなペナルティを受けたの かな?と考えているのですが、そのようなことはあるのでしょうか?(手描きの イラストはすべて削除しました)

A>>>
状況教えていただきありがとうございました。原因は順位が落ちたタイミングに も依ります。もしも2020年5月4日直後に落ちたのでしたら、原因はコアアップ デートです。
コアアップデートの対策は
https://www.youtube.com/watch?v=PPBgD10LvbY&t=308s
などの動画をご覧下さい。
一方、もしもその日以降に落ちたのでなければおっしゃるようにサイトに手を加え た何かが原因の可能性があります。その場合おっしゃったように少しでも心当たり のあるものを削除してもとに戻すのが定石です。
それと画像は必ずキャラクターが何かをしゃべっているようなものではなく、文中 の概念、メッセージを読者にわかってもらうために必要な概念図、グラフなどが良 いです。つまり関連性が高く、独自性が高い画像です。 そうした点をあたってみれば順位は回復するはずですのでお試し下さい。

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
サイトのページタイトルとメタディスクリプションの文字数に付いてお教えください。

ページタイトルとメタディスクリプションは、Google検索画面では、ある程度の長 さで後ろの部分がカットされて表示されます。

この場合、カットされた部分のテキストはGoogleの評価対象から除外されているの でしょうか?
もしくは検索画面には表示されていないだけで、実際には評価対象になっているので しょうか?

なるべく重要なテキストはカットされないように前部に書くようにしていますが、念 のため確認したいです。
(匿名希望)

A>>>
カットされた部分のテキストはGoogleの評価対象になっています。カットされてい るのはあくまでも検索結果画面の表示上のことだけです。 おっしゃるようになるべく重要なテキストはカットされないように前部に書くのが ベストです。

Q>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
商品紹介のページを作成しております。
その中で詳しい商品の使い方が分かる動画を1分未満で掲載したいと考えています。
自社のWEBサーバーに動画を入れると動作が重くなるため、SNSを利用して、WEB サイトに貼り付けて利用したいと考えております。 YouTube、ツイッター、インスタグラムなど候補があります。 Googleの評価と、SNSからの流入を考えた場合、どのSNSを利用するのがベストで しょうか?
各SNSとも同数程度の少数フォロワーしかないという前提で、 アドバイスを頂けますと幸いです。
対象は30歳~50歳ほどの商品です、 よろしくお願いいたします。

A>>>
どのソーシャルメディアに力を入れるかによりますが、その動画をYouTube、ツイッター、 インスタグラムすべてに投稿し、実際にWebページに貼り付けるのはYouTubeにしたほ うが良いと思います。
その理由は世界第2位の検索エンジンはYouTubeなのでYouTubeからの集客力も強化す べきだからです。そしてYouTubeからの集客力も強化するには良質な動画をYouTubeに 100個以上投稿し、チャンネル登録者数を増やす必要があるからです。
YouTube内で上位表示するための条件は視聴回数を増やすことなので、可能な限り様々 な場所に自社のYouTube動画を貼るつける必要があります。


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